20210918 / 風CAMP2021

今日は久々に夢を覚えていて起きてすぐ妻に話したら断片的にしか覚えていないことにしゃべりはじめて気づいた。『風CAMP2021』という小山田壮平が主催するオンラインのフェスがあることを昨夜知ってチケットを買っていた。13時半からでそれまで小説の続きを書いたり昨日の日記を書いたりしていた。冷凍していたしらすとセロリでペペロンチーノを作って食べた。完成してからベーコンを入れるのを忘れたことに気づき最後に焼いたベーコンを油ごとパスタにかけることになった。美味しかったけれどおそらくベーコンも初めから一緒に絡めた方が馴染んで美味いに決まっている。パソコンをテレビに繋いでフェスを見始めた。初めは小山田壮平の弾き語り。andymori時代の曲をたくさんやっていてオッと静かに盛り上がっていた。高い音を地声で力強く出す独特な声質に懐かしく聴き入ってしまった。続く工藤祐次郎はSpotifyで聞いてはいたものの歌う姿を見るのは初めてだった。低く落ち着いた声で喋るように歌われる歌はとても心地よい。この感じでヘタウマにならないのがすごいなと妻と話していた。その後すぐにスーパーオオゼキに今週の買い物をしに出るのだが頭の中はゴーゴー魚釣りがずっと流れていた。今日のオオゼキはスムーズで肉も野菜もそれなりのものが獲得できた気がする。買ってきたスペアリブはすぐに一昨日のお弁当になっていた台湾風煮込み(五香粉や八角やらが入っている最高な煮込み)の余りのタレに追加された。この間は鶏肉だったのが今度は豚の塊で、タレに溶け出した二種類の肉の油のことを考えるとそれだけで涎が口の中を泳いでいる。今夜のための切り落としのマグロは醤油につけられ、漬けマグロになる準備がされていた。疲れて寝た。ぶんは私がベッドに横になるとすぐに駆け寄ってきて腹に乗る。重たいしあついと思いながらも柔らかくて気持ちよく、そのまま一緒に寝てしまう。最近は頭ではなくお尻を私の顔に向けて寝るのがぶんのブームらしく、臭くはないんだけれど反射的に顔を避けてしまうからやめてほしい。折坂悠太が18時50分から始まるからと起きて、カニカマを卵でとじて中華風のあんかけをかけたらちょうど折坂は始まった。弾き語りってここまでできるんですか?圧倒的にカッコよかった。音楽が聞こえるだけでなく場所や空間自体がそこにできあがるバンドやアーティストが好きで、折坂悠太は紛れもなくそうだった。インスタライブや新木場でのライブからアレンジも進化していて、だから何度でも折坂悠太を見ることをやめられない。最後は小山田壮平のバンドセットだ。andymori時代の曲はよく聞いていたし好きでよく口ずさむけれど、LIVEは見たことがなかった。MCの声が小さくて誰の何のことを話しているのかわからず、それでも曲が始まると視線は中央で歌う男に向く。喋りや仕草は弱々しくてもやはりバンドのフロントマンが似合う人だと思った。1984という曲で締め括られたフェスはオンラインであれ満たされた。シャワーを浴びた後洗い物をしたり、ハイボールを作って飲んだりしていたら23時、岸正彦さんの特集がEテレで始まって見た。東京の生活史、これは買わなければならない。

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