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2020/6/22

この前の土日は久々にのんびりと、休日らしい休日を過ごした二日間だった。
やはり、なんとなく家から出たくなくやり過ごしていたが、久々に街に出て好きなお店をふらふらと覗くのはとても楽しかった。
お店で日用品を色々と見るのは物欲がほどよく刺激され、手に取るとしっくりこずに見送ったり、いつか欲しいものリストに心の中で追加されていく。
ネットショッピングは簡単だし、目的のものに直結できるが、あれこれお店で探したり、思いがけず欲しかったものにであえる、また触って確かめることができるのとできないのはかなり違う。
それは本屋さんも同じで、買いたいものはすぐにネットで買えるし、Kindleで買ったりもするのだが、好きな系統に近そうな別の作品に出会えるのはいつだって本屋さんの書棚である。いくらおすすめをネットショップでされても、そそられないのだ。

というわけで、漫画や本をちょこちょこ買い、マグカップを買い、団扇を買った。この団扇は、竹の骨組みでとても美しい。そして、仰ぐと風がふわふわ心地よい。
ここ数年、竹の骨組みで、大きい団扇を探していた。というのも、実家で壊れるまで使っていた団扇が一番気持ちよくお気に入りだったのだ。それは、浅草の駒形どぜうで7月に配られる団扇なのだが、竹の骨組みで少し細長く大きめで軽く、とても良かった。私が子供の頃から使われていたから、かなり長持ちもしていたと思う。
道端で夏に配られるプラスチックのうちわも仰げるしいいのだが、なんだかしっくり来ず、とはいえ、どぜう鍋を団扇もらいたさに食べに行くのもなぁとなっていた。
久々に好きな雑貨やさんを覗いたら、いい竹のうちわが並んでいて思わずお迎えしたというわけ。
今年の夏はいい風を浴びれそうである。
浴衣を着て団扇を差して寄席を見に行く、くらいもできたらいいのだけれども。

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