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2020/6/4

気がついたときには6月になっていた。
仕事はゆっくりと再開の目処がたってきたが、それでもほんの少しだけ。今はまだ家にいる日の方が圧倒的に多い。
でも、美術館が再開するので、観に行くリストだけが山積みだ。予約制だったりするから、密を避けつつ、行けるうちに足を運んでおきたいと思う。

自粛期間中に開催されない展示をチェックし、どうしても行きたかったものは全て図録は買うことにした。図録が届いたものはゆっくり読んだり、眺めてはいるものの、やはりその場で見たときに得られる情報量との差や、体感・理解できるものの差は大きい。
またいつの日か、展示をやる日まで…と諦めていたが、あちこち再開するのを丁寧に調べていたら、中止になっていた展示が会期を延長するものがいくつもあることに気づいた。作品を借りたり、別の場所で展示をしたりするから延長されないと思っていたので、めちゃめちゃ嬉しい。ありがとうございます。
特に嬉しかったのはピーター・ドイグ展と、久門 剛史の『らせんの練習』。
ピータ・ドイグは私はとってもは詳しくないのだが、油画を専攻している友人らが皆大好きなのと、日本に来ることがないのもあり気になっていた。絵画は筆跡など、図録を見ただけでは知ることのできない情報が圧倒的に多いと思っているので、観に行くのが今から楽しみだ。
また、久門 剛史の展示は豊田市美術館で少し遠出になるのだが、以前作品を観ていてとても好きだったことを覚えている。個展だということで気になっていたが、今回コロナで行けないと思い図録だけ購入。図録の作りがとても素晴らしく、より好きになった。インスタレーションの作品なので、やっぱりその作品を一つ一つ体感したいな、残念だなと思っていたら延長されたことを知り、飛び上がってしまった。まだ県を跨いでの移動は控えたいので先になると思うが、行ける日が待ち遠しい。

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