FINAL4 2023
今年も出揃いました。
FINAL4に残ったのはフロリダアトランティック大、UConnことコネチカット大、サンディエゴ州立大、フットボールの名門マイアミ大の4チーム。
この4校で過去にFINAL4進出とNCAAタイトルを獲得しているのはUConnのみ。
そのUConnも当時とはヘッドコーチが変わっており実質初進出みたいなもの。
サンディエゴ州立大はチームとしても所属するマウンテンウエストでも初の進出。
カンザス、デューク、ケンタッキー、UNCとかいつもの顔がいない非常に新鮮な顔触れかなと思います。
そしてFINAL4まで今年も荒れに荒れました…
第1シードのパデュー大学が第16シードのフェアリー・ディキンソン大に敗れ。
プリンストン大に第2シードのアリゾナ大が第15シードのプリンストン大に1stラウンドで負けるという波乱。
第1シードがElite8に進出できずに全滅したのは史上初。
荒れるにもほどがある笑
今年は絶対的なチームがなかったとの見方が多いですね。
FINAL4の下馬評としてはUConnが有利・・・とありますがあてになりません。ここまできたら。
この4校ともNBAのドラフトに上位指名されそうな選手はいませんがチーム力で勝ち上がってきた印象です。
ここ数年、メジャーカンファレンスのメジャー校がリクルートは変わらず充実していますがチームとして力を発揮してない印象。
one and down の流れで入れ替わりが激しかったりSNSの発信が溢れる時代、注目を集める選手が実際にはそれほどでもなかったりとか…
あとはアメリカという国がいいバスケ選手を輩出する力がなんだかんだで凄い。と感じてます。
今大会、注目していた
マーキス・ノーウェル
敗れましたがカンザス州立大をELITE8まで導いた活躍は素晴らしかった。
今大会ではSweet16で名門ミシガン州立大相手にトーナメント記録となる19アシストを記録。
ELITE8でも30得点しチームを牽引しました。
175cmと小柄。実力のわりになかなかいいオファーがなかったそうですがリトルロックを経てカンザス州立大へ。
カレッジバスケのベストPGに贈られるボブ・クージーアワードのファイナリストにもノミネート。シンデレラボーイですね。
あのレジェンド、アイザイア・トーマスも絶賛。
彼を見ているとビーコルの河村選手も十分やれるなと思ったりもします。
小柄な日本人(最近の選手は大型化してますが)のお手本になりそうですし見ていて楽しい選手です。
おそらく、サイズ的にNBAドラフトでは指名されないかと思いますがサイズではなくハートでプレーする彼の今後にも注目です。
また女子トーナメントも佳境を迎えており今野選手が在籍するルイビル大がElite8に残ってます。八村選手以来の日本人2人目のFINAL4出場なるか。こちらも注目。
March Madnessもまもなくクライマックス、最後の最後まで楽しみです。
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