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就活中に出会った、こっちが求めてないアドバイスしてくるVPoEの話

はじめに

この記事では、
「求めてないアドバイスをされるのが苦手な人間@TaKO8Ki」が
「こちらが求めてないアドバイスをしてくるVPoE」と出会って思ったことを書いています。あくまで思ったことであり、批判する意図はありません。

すごく共感できるツイートをで見つけたので、貼っておきます。


今回の経緯

2020年4月:とある医療系企業(以下ではM社と呼びます。Mに特に意味はありません。)のインターンに応募し、書類選考落ち

2020年8月:話だけでも聞きたかったので、カジュアル面談に応募するが、「以前の応募から半年経ってからにしてね」と言われる(引用1参考)

2020年11月:2020年4月から半年以上経ったので改めてカジュアル面談に応募し、VPoE(以下ではV氏と呼びます。)と実際に面談する → 今回の話

引用1 カジュアル面談に応募し、やりとりをしている中で受け取ったメール本文の一部

○○ さん

お世話になっております。M社の○○と申します。 この度はカジュアル面談へご応募いただき、ありがとうございました。 連絡が遅くなりまして、誠に申し訳ございません。

確認したところ、今年の4月に弊社インターン選考へ応募いただいております。 今回はカジュアル面談へ応募いただきましたが、再応募につきましては 半年以降から受付けておりますので、今回は選考を見送らせていただきます。

今回話すのは最後のカジュアル面談の時のことについてです。

いざカジュアル面談へ


ついに面談までこぎつけた!


と言いたいところなんですが、実はこの面談、

「君の技術力は基準に達してないから当分応募してこないでね」

ということを伝えるための面談だということが後々分かります。

以降は会話の内容を時系列に沿って見ていきます。


〜 カジュアル面談開始 〜


前半はよくあるこちらからの質問タイムだったので省略します。
その後からが本題です。

VPoE

就活の状況はどんな感じですか?

A社には内定を貰っていて、今度B社の最終面接を受ける予定です。

VPoE

じゃあ、A社に行けばよくない?w
以前も何度かうちに応募してくれてるけど、なぜ何度も応募するの?
時間の無駄じゃない?

まぁつまり、「内定もらってる企業があるならそこにいけばよくない?」
ということだと思うのですが、予想外の発言だったためちょっとフリーズしてしまいました。

また、時間の無駄とはどういうことでしょうか?
僕はGitHubアカウントのURLなどを貼り付けて提出するだけなので、
正直5分もかけずに応募できるのですが。。
「私(V氏)の時間を無駄に奪うなよ」ということでしょうか?


M社には以前から興味があり、話を聞いてみたいと思ったからです。

VPoE

えーと、以前の応募の時にNG出してると思うんだけど。。

そうことでいうと、今はプログラミングを始めて2年半ということもあり、数ヶ月単位で自分の技術スタックや技術レベルが結構変わるので、自分の成長が実感できた段階で応募しています。

これは同じくらいの歴の方なら理解してくれる方が多い気がします。
また、一度落ちた他社のインターンに再応募して通ったことがあったので、 そういった経験に基づいて出た言葉です。



VPoE

まあでも応募の際に提出してもらうGitHubのアカウントやポートフォリオを見て、"将来的な成長度合い"まで考慮した上でNG出してるからね。

「現在のGitHubアカウントにあるリポジトリやインターン経歴などを見ただけで"将来的な成長度合い"が把握できる」

なんていうことは今まで受けた選考でも言われたことなかったので非常に驚きました。そんなすごい技術があるなら是非教えて欲しいです。

もちろん単に"今"のスキルでは採用基準に達していないということなら理解できるのですが。。

また、先ほども述べたように「半年後であれば再応募可能である」ということは確認した上で再度応募しているので、そこの整合性を図るべきじゃないかな感じました。

気を取り直して続きを見ていきましょう。



そうなんですね。分かりました。(いや全然分からん)

VPoE

君の感じだとA社は合ってそうだけどね。
B社はちょっと合ってなさそうかなー。しかもCTOにちょっとクセがあるからw

出ました。こっちが求めてないアドバイスをしてくるやつ。

特に採用に関わる仕事をしている人は、こういった個人(特に学生)の企業選びに影響を与える発言には細心の注意を払う必要があると思いますし、合う・合わないを勝手に判断するなよと思うのですが。。(もちろんこちらから就活相談を持ちかけ、助言を求めている場合は別です。)

後、「CTOにちょっとクセがある」は余計だと思います。



は、はあ。(うわあ。。勝手にアドバイスしてきた。)

VPoE

うちの会社には、ありがたいことにたくさん応募が来るから、正直手が回らないほどで、 強い人をこちらが選ぶっていうことができるんだけど、多分A社やB社は今そういう状態じゃないだろうしね。
後、うちに入るとちゃんと頑張らないといけないから結構辛いよw
周りにいるのがマッキンゼー出身とかばっかりだし。

(いや、知らんわ)

「最近忙しくて寝れてなくてさw」と同じ辛い自慢ですね。
「周りの優秀な社員から刺激をもらえるから楽しいよ」とかなら分かるのですが、 なぜわざわざ辛いことを強調するんでしょうか?

ここで面談時間残り5分になったのでラストスパートです。

VPoE

もうそろそろ時間だけど、何か質問ありますか?

この辺りまで会話が進んだ段階でなんとなく、この方は僕の最新の経歴に目を通してない(つまり、2020年11月より前の僕の情報で止まっている。もしくは、そもそも情報を全く持っていない)気がしたので、一つ質問してみました。

じゃあ、最後に「今の僕に何が足りなくてNGを出されているか」分かる範囲で教えていただいていいですか?



VPoE

うーん。コード書き始めて間もないにしては筋はいい方だと思うんだけど、まだまだって感じかなー

といったように誰でも言えるうっすい回答を貰ってカジュアル面談は終わりを迎えました。

最後に

以上、思ったことを書いてみました。

正直一言で言うと「就活ですごく相性の悪い人と出会った」だけだと思うのですが、少なくとも僕はこの方がVPoEというポジションにいる企業に入社したいとは思わないです。

ここまで読んだ上で、「NGされてるのになんでそんなに偉そうなの?」と思う方もいるかもしれませんが、それとこれとは別だと思っています。僕のスキルが足りないことは自覚した上で思ったことを述べています。

では、引き続き人生を頑張っていきたいと思います。

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※ちなみに、M社とは、WEB系の中でも強いプログラマ達が集うあの企業です。

追記1 筆者の情報があった方が記事の内容をイメージしやすいと思ったのでTwitterアカウントのリンクを追加しました。(2021/1/17 1:10)

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