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【0045】 自虐も時には

先日、姫路セントラルパークに行ってきた。

姫センという愛称で知られ、関西では知らない人はいないのではないかというほどの認知度。

しかしその一方で、姫センに、西日本最大級の広さを誇る屋外プールがあることは意外と知られていない(らしい。姫セン談)

そして、年間来場者数が約50万人と公開しており、どうもこれが決して大きな数字ではないらしく、with コロナのレジャーとして、いいんでないの?ということに、2021年になって気づいたらしい(そういうストーリーになっている)

そこで、だ。今日の本題の自虐である。

姫センは「姫センGO!GO!」という圧倒的にキャッチーなフレーズに甘え、施設名の浸透には大成功をおさめたものの、施設名一本槍のコマーシャル活動をその後も展開。その代償として、パークの内容が、顧客にまったく届いていないことに気づいた(らしい)

そこへきてのこのコロナ禍。

経営的にはもちろん大変であったろうが、この時代の要請に自分たちがたいそうフィットしていることに気づく。

そこで、ホームページやSNSを中心にした、セルフネガティブキャンペーン、つまり自虐コマーシャルを展開し出しているのだ。

僕は元来、芸人などの自虐ネタはあまり好きではないのだが、姫センの自虐は、なんというか、絶妙な角度で、いい感じなのだ。面白さと必死さと、「内容を伝える」という広告としての本懐の遂げ具合がなんとも心地よい。

一見の価値はある。

てゆか、行ったげて。みんな。



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