衣食住×RPA
こんにちは。
RPAエンジニアのこぼりんです。
前回はRPAとは何か?という内容で投稿させていただきました。
今回は、人の生活に最低限必要おと言われる「衣食住」とRPAの関係性について書こうと思います。
1.「衣食住」とは
そもそも衣食住とは何なのでしょう?
「それくらい知っている」という人も多いでしょう。
しかし、なぜ「衣食住」という「順番」なのか、知っている人は少ないのではないでしょうか?
諸説あるのですが、「衣食住」は「人間が必要とする順番」と言われています。
つまり、「衣」が最も必要であり、「住」は3つ目に必要とされる、ということです。
私は赤ん坊の例えがしっくり来ました。
赤ん坊は生まれてすぐ、体温調節のため、清潔な布で包まれます。母親はお腹が空いて泣く赤ん坊にお乳をあげ、揺り籠に寝かせてあげます。
ここで言う清潔な布、お乳、揺り籠がそれぞれ「衣食住」というわけです。
あくまでこれは一説なので定かではありませんが、昔は必要不可欠な「衣食住」にも優先順位がありました。
2.衣食住×RPA
現代ではどうでしょう?衣食住に優先順位をつけたことはありますか?
今の時代では体温調節や最低限の栄養、雨風を凌ぐ、という考えよりは、
おしゃれや健康面など、最低限のものに加え、より自由に人の好みが満たされるようなものが当たり前になっていると思います。
そうです。昔の「衣>食>住」はなくなり、「衣=食=住」となっているのです。
それほど、技術が高まり、+αが重要視されるようになったのです。
では、現在の「衣食住」を「RPA」の観点から見ていきましょう!
2.1アパレル業界
現在、アパレル業界は人手不足問題に陥っています。
主な原因としては、扱う商品の年齢層に合わせた販売員が必要になるため、人の入れ替わりが激しいことが考えられます。
主に実店舗で接客を行う販売員は、ブランドの年齢層に合わせた販売員が必要になるため、人の入れ替わりが激しく、今まで培ってきたノウハウが引き継がれず、ブラックボックス化してしまう傾向にあります。
いわゆる属人化というやつです。
RPAの活用方法には、以下のものが挙げられます。
・在庫管理システムとRPAを連携させることで、人が行っていた管理を自動化
・商品の発注や、メルマガ等、定型化したメール処理をRPAで自動化
・売り上げ報告書や、スタッフのシフト等の申請書作成もRPAで自動化
衣の種類は柄や大きさ、時代によって膨大な数になっています。
膨大な業務をRPAが行うことで、お客様の服選びをお手伝いすることができるのです。
2.2飲食業界
飲食業界でもRPAは活躍しています!
データの管理はRPAの得意分野ですが、飲食に限っては全国の100ヶ所以上ある支店のデータをダウンロード・加工する必要があります。
RPAを用いることで、年間1,200時間の余剰時間を創出し、データ分析作業に専念できるようになりました。
今までは、食という膨大なデータを集めるのに時間がかかっていましたが、分析ができなければ宝の持ち腐れです。
今までのデータを次に生かす、RPAが行うことで業界全体の進歩に繋がります。
2.3不動産業界
不動産業界には、以下のような点があります。
・長時間労働
不動産業界に未だ宅配はありません。衣食住の中で最も時間の都合が付きにくい業界と言えます。
言い換えれば、この誰もが情報化社会に属し、忙しい現代において最も忙しい人に合わせて忙しくしている業界なのです。
加えて、結果が求められることも多いため、必然的に時間を多く要してしまいます。
結果に見合った業界であるからこそ、残業もやむを得ないかもしれません。
・膨大な業務量
不動産業務には以下のような業務があります。
└顧客対応(接客・連絡)
└物件情報の管理(登録・更新)
└広告(製作、更新)
└書類管理(契約書、説明書)
・・・
他にも多く業務をこなさなければなりません。
加えて、営業マンの自身の管理(管理や報告書類)など、接客に限らず多くのでデスクワークをこなさなければなりません。
・アナログ作業が多い
物件の入力を手で打ち込んだり、作成した書類をプリントアウトして紙で保存をしたり、などデジタル化が進み、媒体が良くなっても効率が悪い点が多々見られるのが不動産業界です。
昔に比べれば進歩していますが、衣食住の中で法律や経済に大きくかかわる業界なだけにデジタル化が遅れていると言えます。
RPAで多くの解決策が見出せます!
└作業工数の削減
アナログな作業を減らすことで、余剰な時間を生み出し、接客に専念、従業員の負担を減らすことに繋がります。
└ヒューマンエラーをなくす
膨大な物件の入力に一つでも間違いが見つかれば、命とりです。
営業停止にもつながりかねません。
RPAはとにかくある情報を取り入れます。これだけ正直で正しく頼もしい仲間なのです・
└情報の更新速度の上昇
物件情報は新鮮さが命です。物件を探すときにネットの物件をそのまま契約できた人がどれだけいるでしょうか?
大抵の方は該当の不動産会社まで足を運んだことでしょう。
RPAは常に新しい情報を取り入れます。何も不動産会社だけでを救うわけではありません。
安心して物件を探せるようにエンドユーザーをも幸せにできるのがRPAなのです。
3.RPA
RPAは単純な作業に向いています。
数字を拾う、同じ文面を送る、人間がやっていた仕事を代わりにやってくれます。
衣食住という人の生活に大きくかかわる業界にも深くかかわるRPA。
RPAは確かに単純な作業をこなす優れものですが、我々人間も負けてられません。
余剰な時間を無為に過ごすのではなく、業界の進歩を推し進めていきましょう。
RPAという技術がより多くの人の幸せにつながることを祈ります。
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