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「相手を引き出す」攻め方はたった一つの”ある”ポイント


こんばんは!
たっく―です!

特別講座9日目を始めます!
今回お伝えする内容は「相手を引き出す攻め方」です!

昇段審査での合格・地稽古で相手から「参った」と言われるのためには
”出ばな技”を打てるようになることが何より重要です。

だからこそ、自分から仕掛けて相手を引き出すことが必須であり、相手を引き出させる「攻め方」を身に付ける必要があるのです。

なので、今回はあなたの攻めで相手を引き出させるために必要なポイント、実際に引き出すための手順をステップを用いてお伝えします!

相手を引き出すために必要なポイント

「ジリジリ攻める」→「グッと勢いよく攻める」
この2つの攻めを使い分ける必要があります!


例えば、返し胴を決めた時にどんな攻め方をしていたのか説明すると…

ジリジリ攻めているときの相手の反応は特にこれと言ってありません

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こちら側が「一進一退」の攻めでスッと小さく間合いに入っても
相手視点で考えると「この選手はどんな事ことをしてくるんだろう?」とこちらの様子を伺うだけで特に大きな変化はありません。


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ジリジリと攻めていた中で
急に「グッと」竹刀で中心を取りながら間合いに入ってみると…


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分かりやすく相手は
反応して自分から打ってきます!


そして簡単に…

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相手の打ってきたところを返して、
1本を取ることができます。


この時の相手の心理としては
「この選手は何をしてくるのか!?」
「急になんだ!」
「やばい!打たれるかも!?」

といった
打たれる「恐怖心」から思わず飛び出してきます。

ただ、レベルの高い選手になってくると「動いた瞬間」を狙ってわざと打ってくる選手も中にはいます。

しかし、それは本当にレベルの高い選手で、そのような打突で「1本」にすることは難しいです

同じように「相手を引き出す」ために
「ジリジリ」と「グッ」の攻め方を実践している試合の様子を紹介します


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(ここまでは変わりません…)

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(ここで右側の選手がグッと入りながら攻めると…)
相手の手元が勝手に上がりました!

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(この瞬間をすかさずコテ)

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というように

「ジリジリ」と「グッ」と攻める2つの種類を使い分けるだけで
相手を引き出すことが分かったと思います。

「でも、強い選手しかできないんでしょ?」
「実力が無くてできる自信がありません」

こう感じた人もいると思いますが、

正直、誰でもできます

というのもこの「ジリジリ」「グッと」攻めるというのは
テンションが0の状態から一気に100まで持って行く感覚と似ているので

グッと攻めるときに「打ってやる!!」という気持ちを相手に見せるだけで大きく変わります

なので、
「左足の引き付けが遅い」
「打たれるか不安」
「できるか分からない」

という気持ちが多少あったとしても
「まずはやってみる。」という部分を重要視して行動に移しましょう!

なので今すぐ竹刀をもって

1.普通に構える

2.「地稽古をしているイメージで」じりじり攻める

3.目をガっと見開きながら「打つぞ!」という気持ちでグッと攻める

4.(イメージで)相手がメンを打ってきた場面・手元を上げた場面を想像して出ばな技を打つ

まずは今すぐできる
上記のステップを踏みながら実践していきましょう!!

やるかやらないかはあなたの判断です

やればやるだけ結果につながり、やらなければやらないだけ結果から遠ざかります。

今回の特別講座は以上です!

最後まで見て頂き、ありがとうございました😊