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ミスディレクションを習得したいあなたが最初に読むべき必読書(ワンコイン講座)

「ミスディレクション」
観客の注意を別の場所に逸らす為の手法

全マジシャンが一度は憧れ極めたくなる
テクニックの一つです。

19歳の頃の私も例外なく、
ミスディレクションに魅せられ
極めようとしてきた民の1人。笑

より強力にミスディレクションを起こそうと
あれこれ試行錯誤を続け、

確かにウケはするものの、

「どうしても”無理矢理感”が拭えない・・・」

とモヤモヤを抱える日々。

そんな人も少なくないと思います。


ミスディレクションのコツは、

「とにかく経験を積むこと」

とよく言われますが、
これは間違いではありません。


実際に私も何の知識もないまま、
現場での実践で鍛えられた身です。

何度もトライ&エラーを繰り返したおかげで
多くの知見やコツを得ることができました。

最終的には、

サインカードを丁寧に2つ折りにして
名札に中に綺麗に収めて
胸元にクリップで装着

なんていう10秒ほどかかる
「絶対にバレるっしょ」っていうムーブも
なぜかバレない。

なんならそのムーブの最中に
観客と目が合ってるのになぜかバレない。

というレベルまではなんとか
出来るようになりました。


今ではあまりミスディレクション系の
手品を進んでやることはありませんが、

それでも

  • 「もう一回やって」と言われた時のリセット時

  • トラブルを忘れさせたい時

  • 彼女の横で鼻くそをほじる時

ふとした瞬間にミスディレクションが
役に立っています。


ですが、

それだけの知識を前もって知っていたら
どれだけ楽だったことか
・・・

と未だに悔しさを感じることがあります。

当時の自分に知識さえあれば
現在の自分よりも少なくとも3年は
先を行っていた
ことでしょう。

当時から周りと大きな差をつけて
圧倒的なリアクションを引き出す
ことが
できていたはずです。

5年もの長い間「ド底辺マジシャン人生」を
送らなくてよかったかもしれません。



知識というのは残酷ですね。笑


ということで、
今からミスディレクションを極めて
コッソリ鼻くそをほじりたいあなたのために

本講座を通して
ミスディレクション上達の手助け
ができたらと思います。

・今よりもミスディレクションを極めたい!
・もっと無理矢理感のないミスディレクションがしたい!
・そもそもミスディレクションができるようになりたい!

という人は、
この講座を読み終わった頃には
最小限のトライ&エラーで
習得できるようになっている
はずです。

(全11,276文字)





1.ミスディレクションが”違和感満載”になる理由


こういう”違和感満載”なミスディレクションを
見たことがありませんか?

  • スプレッドする瞬間に急激に体が速く大きく動く

  • トランプを口に咥えた瞬間から急に黙り込む

  • なんか1人だけ手や腕をペタペタと触っている

マジシャンが見ていれば
ミスディレクションの瞬間が
普通にわかりますし、

マジシャンじゃなくても
流石にこのゴリゴリの違和感
気づかない人の方が少ないでしょう。

そしてこんな違和感があとで
「あ、このタイミングでやったな。」
とタネに直結してしまいます。

皆さんも、

  • 「え〜!いつの間に置いたの?!」

  • 「わ〜!くっつけたの気づかなかった!!」

  • 「全然置かれた感覚なかったわ!」

というリアクションを耳しにしたことが
あると思います。



「いやいやタネバレてるやん?!🥺」

というのが私の素直な意見です。

数ヶ月に一回のペースで
「種明かし論争」が繰り広げられる
この業界においては、

例え意図的でないにしろ
観客にタネを知らせるのは
タブーであるはずです。

ですが、こういう違和感満載の
タネに直結するミスディレクションを

「ウケているから」

というたった1つの理由で

マジシャンとして絶対にあってはいけないはずの
「タネが分かる」という現実を見なかったことにしている人

が一定数存在する。

これが近年の
テーブルホッピング界隈の現状です。

私はミスディレクションに限らず、
こういう脳筋タイプの技法のことを

「技法がテカってる」

と表現しています。

拭いきれない「あからさま感」
とでも言いますか・・・

ChocoZAPにゴールドジムばりの
ゴリゴリのマッチョがいる感じです。

  • 違和感半端ないし

  • むしろ目を背けたくなるし

  • 色々勘ぐっちゃいます。

そんな”テカってる”ミスディレクションが
蔓延しているのは紛れもない事実
です。


本来のミスディレクションは、
時にはタネを知っているマジシャンでさえ
華麗に騙されてしまうほどの

・自然さ
・強烈な威力

を兼ね備えています。

タネがバレるなんてこともあり得ません。


では、なぜ違和感満載になるのでしょう?

それは、



・ミスディレクションに関する理解不足
・ミスディレクションに関する大きな”勘違い”

この2つが大きく影響しています。


まず、ミスディレクションに関して

  • 知識がない人

  • 正しく理解できてない人

は何を原材料にして実践しているのか?

それは

「なんとなく」と「勢い」

です。

見るからに危ないやつです。笑

だから勢い任せのミスディレクションになって、
観客に一瞬でタネがバレてしまうんです。

なので、本教材では

ミスディレクションというものを
正しく理解して
多くのマジシャンが抱いている
勘違いを修正することで

「ごく自然かつ強力な」

ミスディレクションを習得する
手助けをしていきます。


さぁ
ミスディレクションの”本来の力”

を存分に引き出していきましょう




ということで、
まずは多くのマジシャンが抱いている
”勘違い”
について解説していきます。

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