組曲「サロメの悲劇」(フローラン・シュミット)

いらっしゃいませ。

"本日のオススメ"は、フローラン・シュミットの組曲「サロメの悲劇」です。(名曲解説全集-第6巻P137)


2日目にして、早くも初めましての作曲家が登場。

我ながら、まだまだです。。


ということで、フローラン・シュミットさん。

1870-1958年のフランスの作曲家。

レハールと同じ年の生まれ。時代的には、フランス六人組と同じ時期のようです。

1900年には、なんとローマ大賞受賞。

ストラヴィンスキーに影響を与えたらしい。


「サロメ」といえば、R.シュトラウスが思い出されますが、R.シュトラウスの作品はオスカー・ワイルドの戯曲に基づいていて、本日のこの作品はロベール・デュミエールの台本が下敷きになっており、デュミエールは、新約聖書だけではなく、旧約聖書からも引っ張ってきている、と。


確かに、構成感はだいぶ違いますね。

第1部:1序曲、2真珠の踊り

第2部:1海上の誘惑、2稲妻の踊り、3恐怖の踊り


黙劇のために作られた曲で、作品自体の初演は1907年。オーケストラ用の組曲は、1911年に初演。


音源を持っていないため、早くもYouTube先生のお力を。

思っているものが出てこない…

吹奏楽版が多く出てきますね。

あとは、R.シュトラウス先生の「7つのヴェールの踊り」


「バレエ音楽」としては出てきて、セントラル愛知交響楽団さんのチャンネルで視聴できました。松尾葉子先生指揮。大変勉強になりました。

その音源でバレエ音楽全体を聞く限りは、六人組のフランス感はあまり感じないですね。むしろ寄りはドイツ寄り??


乱数ツール使用ならではの出会い。

次回は何が出るやら。

それではまた。

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