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【無料の音声講義】宅建ビギニング『何かやりたいんだけど宅建ってなに』

宅建試験ってどんなんだろう。
私にもできるかしら。

・・・と、そんな皆さんのために、宅建ダイナマイト合格スクールの受験講座『大人女子宅建』では

無料の音声講義
1.いつ聞いてもOKビギニング
『モチベーション宅建(全30回)』

という音声コンテンツをご用意しております。
ご興味ありましたら、こちらから。

全30回の『いつ聞いてもOKビギニング』の第1回。
『何かやりたいんだけど宅建ってなに』
をstand.fmでも配信してみました。
こちらです。
もしよろしければ。


1.ネットで誤情報が多い理由

どうも宅地建物取引士(以下「宅建士」と省略します)というと、弁護士とか司法書士とか、その手の『士業』と思われがちだ。

ちなみに玄人筋は、『士業』を「サムライ業」と言ったりしている。
なんかかっこいいだろ(←だろ・笑)。

でね。
『士業』とは、カンタンにいうと『●●士でなければできない仕事(独占業務)があって、それをするには●●士でなければならない』という根拠法(例:弁護士法、行政書士法)があって、それに基づくものなんだよね。
なので『独立開業』というような謳い文句もOKだ。

宅建士は宅地建物取引業法で規定されている資格で、宅地建物取引士法(根拠法)というのはないんだよね。
なので早く制定してもらいたい。
そして名実ともに独立開業ができる資格になってもらいたい。

あと、宅建士=不動産業だと思っている面々もいるみたいだ。

面々というのは、まぁ具体的にいえばWebライター稼業の皆さんで、彼ら彼女らが『有望資格だ食える資格だ人気資格だ』と書き散らかしているネット記事に、以下のようなコピーやフレーズが多い。

  • 宅建士になって独立開業しよう。

  • 宅地建物取引士(以下「宅建士」)の資格を取れば不動産業ができる。

  • 不動産業を開業するには宅建合格。

あとはそうだな、「営業職には宅建資格が必要だ」みたいな類か。

  • 不動産営業をするには宅建の資格をもってなければならない。

  • 宅建士じゃないと不動産の営業ができない。

なので、宅建ダイナマイト合格スクール『大人女子宅建』では、まず最初に受講生のみなさんに「これぜんぶ勘違いです」というところからはじめています。

正確にはこうです。

不動産業(正式には「宅地建物取引業」)を営もうとする者(個人でも法人でも)は、宅地建物取引業(以下「宅建業」と省略します)の免許を受けなればなりません。

そんでね。
宅建業の「免許」を受けるための条件の1つとして「従業者の5人に1人以上となるように宅建士(試験に受かったプロ)を雇っておかなければならない」というのがあります。

社長などの役員を含めて5人に1人以上は宅建士とせい! という規定です。

なので、「経営者は無資格者でもいいけど、宅建士をきちんと雇っておいてね」という話になる。

2.個人的には誤解するのも無理はないと思う

だってこう思うよね。

不動産の取引に携わる場合、契約では民法、建築規制では都市計画法や建築基準法、あとは不動産に関する税制その他もろもろ『高度な専門的知識』が必要で、そういったことも世間の皆さんも薄々は知っているから、こう思う。

不動産業を経営する人や、不動産取引の営業職の人たちは、全員が不動産取引の知識があるプロなんだろうな。
イコール、専門的な試験(宅建試験)に合格している人なんだろうな。

もう一度、言おう。
誰だってそう思うよね。
いや、そう思いたいよね。
もっというと、そうあるべきなんじゃないか。

つまり、世の中の多くの人が誤解しているほうが「本当の姿」なのだ。

・・・5人に1人。経営者も無資格者。

そうじゃないところに悲喜劇がある。
かの夏原武先生原案の『正直不動産』にも、そういったことが随所に散りばめられている。

どうしてそうじゃないのか。
では、なぜそうなったのか。

と、そんな話をしたかったのが今回のビギニング宅建『何かやりたいんだけど宅建ってなに』です。
お時間ありましたらご聴講ください。

3.では宅建士はどんな仕事をやる人なのか。

当たり前だけど、宅建士は「ただそこの会社で遊んでいればいい」ということもなくて、やはり不動産取引のプロとしての重大な任務がある。

それは「宅地建物の売買や貸借の契約が成立するまでの間に、お客さんに対し、その不動産の良い面も悪い面も含んだ『重要事項』を包み隠さず説明する」ということです。

これを『重要事項の説明』と言いまして、説明にあたり、まぁほんとガチにやべーくらいの不動産取引に関連する法的知識が必要となる。

なので、『まぁほんとガチにやべーくらいの不動産取引に関連する法的知識』があるかどうか。

それが宅建試験に出るわけだ。
試験に受かってないと(知識がないと)仕事になんないしな。

逆にいうと、宅建を勉強していれば、消費者として不動産取引で失敗しない。
そんなことも背景にあって、ほら、なんだかんだいっても世間の皆さんの関心もやはり『不動産』にあったりするでしょ、だからこうして、いまだに“一番人気”の公的資格となっているわけです。

4.『宅建試験』受験ガイダンス〜試験概要とホンネ座談会〜

宅建ダイナマイト合格スクールは、なにか新しいことにチャレンジする皆さんを応援します。

人生はダイナマイトだ。
“正しさ”をぶっとばせ。

ここでいう“正しさ”とは、「自分で自分の自由を奪っている何か」です。

とりあえず宅建に合格すると“世界の見え方”がちがってっくるぜ!!

そんな皆さんを応援すべく、これから随時、宅建受験ガイダンスを開催していきますので、お時間ご都合ご興味ありましたらどうぞいらしてください。

開催日時などは追ってまた。
こんな内容でやってみます。

【1】宅建とは(試験概要)

(1)そもそも『宅地建物取引士』とはなにか
・不動産会社(宅建業者)と宅建士の関係
・なぜ経営者は無資格でいいのか?
・宅建を持っていない営業マン・ウーマンの立ち振るまい

(2)試験概要
・実施日時と時間
・受験者数
・合格者数

(3)出題範囲
・出題法令とその理由

(4)合格するための勉強時間
・300時間の理由
・向いている人と向いてない人

【2】宅建はお得か(ホンネ座談会)

・コスパとタイパ
・取ってどうする活用法
・そもそも不動産会社の数
・不動産会社の平均従業員数
・この世に宅建士は何人いるのか

ご都合いいときありましたらお会いしましょう。
今後ともお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。


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