![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122096320/rectangle_large_type_2_a473ff404e7955ca9c8a2a4483ed895c.jpeg?width=800)
【連載中】「散歩の達人」Webサイト『宅建デートは突然に!』のいきさつ
連載はこちらです。
当初の【あらすじ】
宅建士の「オレ(35歳・独身)」は、カネがないけど彼女がほしい。
夜のデートはカネがかかるので、安上がりに済ますため、昼間の散歩デートを目論んだ。そんなオレは「アイスコーヒーエルボースマッシュ事件」で知り合ったエルボー嬢(33歳)に狙いを定め、散歩デートに誘い出す。
果たして「オレ」の欲望&野望やいかに。
最近の【あらすじ】
「街を歩こう、散歩しよう、宅建ネタは街のいろんな所にある!」そんなモットーを持つフリー宅建士のオレ(35歳・独身)は、カネがないけど彼女がほしい。
夜のデートはカネがかかるので、とりあえず昼間の散歩デートを目論んだ。仲良くなったエルボー(33歳)に狙いを定め、散歩デートに誘い出す。
果たして「オレ」の欲望&野望やいかに……。
散歩の達人MOOK本『東京散歩地図』に準拠した「オレのデートコース」、散歩(と宅建)の参考になれば。
一貫している“設定”は「カネはないけど彼女がほしい」だ。
あはは〜\(^o^)/
な、実感が伴っているだろ!!
『宅建デートは突然に!』のデートコースのネタ元はこれ。
1.あの夏。2021年(令和3年)の宅建ダイナマイト。
思い起こせば、まだ初夏でしたね。
いつものことだが、オレたちはある日、突然、思い立った。
正確にいうと、コンテンツプロデューサーのひのきPに「なにか」が舞い降りたらしく、いつものことだが思慮浅く、彼女は言った。
「校長って法令上の制限の神じゃないですか。てか街歩き好きですよね?」
・・・かみ?
「校長の書く文章、意外と好きなんですよね。へんにおもしろいし」
・・・は?
「大好きな雑誌があるんでダメ元で話聞いてもらえないか頼んでみていいですか?」
・・・ん?
関係者のみなさん、ここに、ひのきPの発想の秘密ががあります。
そうなんです。
最初、なんのことか、わからない。
![](https://assets.st-note.com/img/1700359126508-3tMtTDDc2K.jpg?width=800)
だがしかし。
これが時代の変わり目に現れた“突破屋”としての彼女の真骨頂なのだ。
かくして。
さっそくわれわれは、ひのきPの行動力というか決断力というか、後先を考えない勢いにそのままに、散歩の達人を発刊している交通新聞社さんの編集部を訪ねたのでありました。
そして彼女は言った。
いきなりね。
連載させてもらえますか?
まぁそんなこんなで、編集部さんとも仲良くなり、というか、ひのきPの強力な売り込み&マネージメントがあり、小心者のオレがオタオタするうちに、「まずは書いてみてください」というようなことになった。
2.そうなったらそうなったで「どーしよー!!!!」
編集部からオレたちのサテライトオフィス(最近は『サンマルクカフェ』も多いかな)に戻り、ひのきPと差し向かいに座る。
座らざるを得ない、が正しい。
小心者のオレは、あらためて、 再び、しっかりとオタオタしていたら、「あのね、いいからさ、せっかくのチャンスなんだから、ウダウダしてないで、まず、書いちゃいましょうね。」と。
とても心温まるやりとりだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1700359440490-phTgidYKWp.jpg?width=800)
「その後どうするかは考えておいてあげるから」と彼女がいうので、じゃあ、まず、街を歩きにいこう。
『宅建デートは突然に!』のはじまりだ。
東京散歩地図に準拠させるので、第1回は『上野アメ横』界隈になった。
![](https://assets.st-note.com/img/1700359655264-Im1HbAp48d.jpg?width=800)
3.路上で原稿を書く。上野の夏。ヤブ蚊との戦い。
取材後、さて書くか。
あとで書くわ、と言ったら、いま書いてよ、というので、路上で書く。
ヤブ蚊を追い払いつつ、だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1700360699405-TifJ4VczVE.jpg?width=800)
仁王立ちしている人が「おもいっきり書いて」というので、「そんじゃ」と思いつつまま書いてみたのを、編集部さんに送ってみたら・・・
「ここがエロすぎるので、こうしましょう」というようなニュアンスで校閲をちゃんとしてくれまして、
おーさわ注:この第1稿は雑誌『エロトピア』への連載みたいだった。結果、第1稿はスーパーお蔵入りとなり、あえなく奥深く、竜のアギトで眠ることになった。
で、それを踏まえて(笑)、もうちょっと追加で書こうかと思って、「あのぉー、字数はどうしましょう」と相談したら「まず書いてみてくだい」というので、いちおう2,800〜3,500字くらいという話だったんだけど、書いたら8,000字になって、「どーしましょうー」と泣きついたら、上手に直してもらったり、した。
ここでワタクシの処世訓を。
自分に起きた問題は、他人に解決してもらう。
と、そんなアレコレが多々ありましたが、とりあえずいまのところ、連載が続いております。
あ、そうそう。
ひのきPから、ひとことどうぞ。
![](https://assets.st-note.com/img/1700360924184-pbjinlGutt.jpg?width=800)
みなさん、校長の授業っておもしろいじゃないですか。で、校長がいちばんいきいきと話をしているのって、法令上の制限。
とくに街の話ですよね。
そのおもしろさをみなさんにお伝えしたくて、それと、実際の街歩きにも使える宅建知識をギュギュっと詰め込んだコンテンツを作ってみようと思いました。
校長のアイデアとわたしのアイデアを盛り込んで、2人でなんとか連載を続けています。
掲載メディアは「散歩の達人」さんのサイトです。
宅建を知らない人にも、もちろん宅建を知ってる人にも、いっしょに楽しめる内容をめざしています。
4.『オレ』と『エルボー』との出会いのシーン
オレとエルボーとの出会いのシーンはこうしました。
以下、転載。
さて。
オレが朝メシがてら、毎日(のように)行っているカフェで、出会ったというか、思いっきりアイスコーヒーをぶっかけてしまったのが、彼女だ。
彼女にアイスコーヒーをぶっかけてしまった理由はですね、おしゃれにカフェで仕事をしている感を出そうと思ってノートパソコンをひらこうと思った瞬間、ヒジがテーブルの上のアイスコーヒーのLサイズのプラカップをふっとばしたのだ。
エルボースマッシュっすね。
飛んでいったオレのLサイズのプラカップは、彼女に命中したとたん、中身を派手にぶちまけた。
やばっ!!!!!!!!!
ブチ切れた彼女にどやされるのを覚悟していたが、彼女はギャハギャハ笑っている。
これはこれでやべー。
ちなみに彼女は翌日も店にいて、オレの顔を見るなり思い出して大爆笑しはじめた。
そこから少し話をするようになってきて、ま、きょうこうして初デートとなったわけです。
そろそろ次回作がアップされると思いますので、そしたらみなさん、ぜひぜひお読みくだされ〜\(^o^)/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?