考察その2〜第11の使徒

まさかのシンエヴァがアマプラで配信となりました。

円盤が発売前の異例の配信。

これは円盤特典に空白の14年が収録されていると期待してもいいのではないでしょうか。

収録されていないにしても恐らくはQの時と同じくオリジナルサウンドトラックは特典として付属するのではないかと思います。

意外と発売済みのSiro Sagisu Music from Evangelion と劇中使用BGMでは大きく差異があるので今から楽しみであります。


前置きはここまでにして、今回のテーマは結局ロストナンバーとなってしまった第11の使徒です。

エヴァ破にて第10の使徒が現れ、ニアサードインパクトが発生した後14年後に第12の使徒が発生した間に出現したであろう、しかし最後まで言及がなかった第11の使徒。

その正体とは?


結論から言いますと第10の使徒から救い上げた綾波レイそのものです。


このnoteを読んでいる方はすでにシンエヴァをご覧になっていることを前提とし、ネタバレ全開で行きますが、所謂ロング綾波ですね。


では、その根拠は?

それはAAAヴンダーの光輪の数です。


エヴァの世界において光輪を発生させるのは2種類に限られます。

1つは覚醒されたエヴァ。

破の終盤で擬似シン化した初号機に発生したものが代表的ですね。


もう1つは使徒。

第4の使徒が浮遊した際に発生したものや、Qにて第12の使徒が再起動した際にも発生しています。

(第12の使徒及びエヴァMark.6に関しては少し別の事情もあるので次回以降に解説します)


で、AAAヴンダーの光輪の数を確認したところ、光輪の数は2つなんですね。


他のアダムスの器たるエヴァオップファータイプ搭載型のAAAヴンダーと同型艦の光輪の数はどれも1つ。

違和感を覚えませんか?


1つの可能性として、本来Mark.9を主機として運用するはずだったBußeとしての光輪と初号機を主機としたヴンダーが混ざっているという考え方もあるのですが、そう考えたとしてもMark.9不在で光輪が発生するのはどうも違和感があります。

シンエヴァでは初号機内ではシンジのシンクロ率を限りなくゼロに抑える(「碇君がエヴァに乗らなくていいようにする」)ために所謂ロング綾波が留まっていた事が明らかになりました。

また、破の終盤シンジが覚醒し、第10の使徒から綾波を救い上げた際、第10の使徒が巨大な赤い綾波と化しました。

その姿こそ、使徒のコアを受け継ぎ、次なる使徒と化した綾波レイだったのではないでしょうか。


つまり、AAAヴンダーが起動した際、発生した光輪2つの内訳は


覚醒した初号機の光輪



初号機内でずっと留まっていた、第10の使徒から救い上げられ使徒化した綾波レイ


だったと筆者は睨んでおります。


次の考察はサードインパクトを取り扱いたいと思います。

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