エヴァ新劇場版をとりとめなく考察してみる〜初めに

そろそろ100億ヒットか、それとも期限切れで100億届かずかで揺れ動くシンエヴァ。

筆者も累計4回も劇場に赴き、序から数えて24回は劇場でその碇シンジの物語を追い続けました。

足掛け14年、まさに主人公碇シンジが眠っている間と同じ時間を我らは今か今かと待ち続け、コロナ禍という試練を乗り越えてようやく完結へと至りました。

当然筆者も放映当時から追い続けたいわゆる「エヴァの呪縛」に囚われた1人。

97年、旧劇完結時に「これで終わりか…」と肩を落とし、07年リビルドされるとアナウンスがあった際には「今更エヴァか」と鼻で笑うも劇場で実際に観た時に以前と同じ様にのめり込み、そして旧劇を超える、納得した終わりを待ち望んだ1人です。

そしてそれから14年、公開されたシン・エヴァンゲリオン劇場版:||は考察の余地を残しながらも24年間エヴァを追い続けた我々を納得させるに足り得る十分な出来と言うに値するものでした。

最後の最後、宇多田ヒカルの「ONE LAST KISS」が流れる中、「あぁ、終わったんだ」と立ち上がる気力もなくそれでいて充足感に満ちていて、その日は何もする気力が沸かない所謂「エヴァロス」に囚えられてしまい自分はこのまま成仏するのではないかと思うほどでした。

しかし、そこはやはりエヴァ。

我々に未だ考察の余地を残し、全ての答えを未だ提示されておりません。

世の中、あーでもないこーでもないと考察が溢れかえり所謂エヴァ考察本も出ている現状。

まるで旧劇が終わった後に近しいこの状況、筆者も死んだように虚脱していてはエヴァファンとしてはいけないと、素人ながらに考察してみようと慣れないことを思い立ちました。

残された謎と、その考察。

いつかはその答えが公式から示され、「アホな考察をしたなー」と笑える日に思いを馳せ思いついた、気付いた考察を取り留めなく記していこうと思います。

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