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なにしゃべってるの

この前友人に

「どうだい、ゲーム実況なんてやってみたら面白いんじゃないかい」と言われ、「ええやんええやんガハハハハ」と調子に乗った僕は早速作ってみようとしたわけである。

キャプチャーボードだの編集ソフトだのよく分からんコードだの様々なデジタルめんどくさい奴らと戦いつつようやく設定完了。

ゲームはとりあえずまったく知識のない「スーパーマリオRPG」をやってみることにした。


ほどほどに緩そうでいいチョイスだな〜と思ったがだいぶボリューミーな内容なのでシリーズ物にしなければならないことを後から思い知る。編集、飽きないといいな。

1人で喋るのは若干心細かったので、わが愛抱き枕のしろたん(20年もの)を眼前に置き、話しかけるように実況を行うことにした。

もはや白とはいえない色合いのしろたん


準備万端。早速スタートだ。

30分ほどやってみた。中々よく喋れてたんじゃないだろうか。さっそく録音した音声を聞いてみよう。再生スタート。


うん、うん、うん。

なんだこの聞き苦しい喋り方は。

こんなボタボタした出来損ないのグロンギみたいな喋り方で30年近く人間社会を生きていたというのか。よく淘汰されなかったな。
僕はなんだかんだ人間社会を立派に生きているなあと思っていたが、世間の優しさに生かされていただけであることがよく分かった。

お隣さんに響くと良くないから声のボリュームを抑え気味であったとはいえ、人に聞かせようという配慮が足りていなかったかもしれない。ごめんよしろたん。そんなに眉間に皺を寄せないでおくれ。

普段の会話ももう少しハキハキ喋るようにしよう、そう心に決めたのであった。

とりあえず撮っちゃったものはしょうがないので一本作成した。その動画がこちらです。

part2は酒パワーを注入したので少し声が聞きやすくなったかもしれない。なったのか?
※右下の白いのは僕のアバターのマダコ。

いやしかし実況動画を作ってみて改めて実感したが、ゲーム実況が面白くできる人はすごいや。

聞き心地の良い喋り、面白要素を見つけ出す観察力、編集技術(これは外注してることもあるかもしれない)などなど凄い点がいっぱいだ。
ふだん「あのー」「えー」「んほほww」の語彙で人と会話している(つもりの)人間には中々大変だぞこれは。

そういえば最近「ももこのしゃべりことば」という、さくらももこ先生がオールナイトニッポンで喋った内容をまとめた議事録のような本を読んだのだが、これもまた凄かった。

活字からでも伝わるマシンガントーク。しかし情報量に溺れることはない。話の順序と主観がとても分かりやすく並べ立てられているから、すーっと頭に入ってくるのだ。まるで己がさくらももことして体験したような錯覚さえ覚える。

え、これが口から発せられた言葉なの? 1週間くらい熟慮して文字に起こしたものを台本として読んだやつじゃないの? どんな出力機能を持っているのだろうか。思いついたことが5mくらい離れたところからゆっっっくりやってきてくれないとこのトークは無理な気がする。

(さくらももこは小学校の頃の同学年全員の名前とクラス配置を大人になってからも覚えているらしく、映像記憶能力が尋常じゃないのかもしれない。僕は隣の席の人の苗字すら1週間は覚えられなかった)

現実的に考えられるさくらももこ先生の図

トーク力を鍛え上げてこなかった己の怠慢を呪いつつ、せめてマリオRPGクリアまでは続けていきたいものである。

ていうかマリオRPGめちゃくちゃ面白いなこれ。もう実況の義務感とか関係なくシンプルに早く進めたい。マロ可愛い。

なにかんがえてるの


おまけ

ビジュアル公開された「わんだふるぷりきゅあ」 可愛すぎるなこれは。
ひろプリはカッコよかったが、わんぷりは可愛い。これが小動物の力か。

『「わん だふる」だしロゴが犬っぽいし犬が変身するんじゃないか〜?』と面白半分の想像をしていたら本当に犬が変身するんだから己の想像力などまだまだチミっこいものである。

しかもまさかのパピヨンだという。おお確かにこのデカい耳はパピヨン。放っておくと耳の根本の毛玉がえらいことになるので定期的にほぐしてやらねばならないパピヨン。2年前に亡くなったわが生涯の愛犬と同じ犬種だ。あまりにも個人的な理由により、わんぷりのクリティカルヒットっぷりが止まらない。

飼い犬と飼い主がヒーローに変身して共闘するというロマン溢れるシチュエーション、見ないわけにはいかないよ。

そんなわけで今年もよろしくお願いします。

あとまだ発表されてないけど、まず間違いなくこの猫も変身するので猫派の方もみんなまとめてわんだふるしようぜ。

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