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夏旅2023 1日目

2023年8月6日(日)
こんにちは。
日曜日は朝6:20に起きた。目覚ましも使わずに目が覚めた。まだキャリーバッグに詰めきれていない荷物があるので半分急ぎめ半分のんびり支度をし始めた。ベランダに干している洗濯物を取り込むときに朝日を浴びたが、やはり夏、まぶしくて暑かった。とはいえこんな早い時間に起きるのも久しぶりなので夏の早朝は気持ち良かった。しかし前日2:30まで起きていたために起きはしたものの非常に眠たく、ウキウキ感が僕を起こしているだけで一度横になったら寝てしまうだろうなと思っていた。取り込んだ洗濯物を畳み一軍の服々をキャリーバッグに詰め、残りはカーテンレールでお留守番させておく。準備を整え髪をセットしいざ外へ出ると、キャリーバッグの一つの車輪が剥けた。ポロポロと剥がれ落ちた。朽ちていた。タヌキが化けていたのかと思うくらい無惨に車輪がなくなった。三輪のキャリーバッグで3日間過ごすことが確定した。

Oくんと一緒に行くことになった。ものすごく近くに住んでいるのに前日まで一緒に行くかどうか決めてなくて、なんか勝手に別々に行くもんだと思っていたけどこの直前で一緒に行くことになった。2人で京都駅まで向かった。早朝とはいえ重い荷物を持って歩くと結構暑かった。電車はもう停まっており、わりとギリギリで乗った。7:15くらいの電車。早すぎるが、僕は早すぎるくらいが好きかもしれない。席は別々に座ってしばらく電車に揺られた。女子中学生の団体が持っていたデカいスヌーピーのぬいぐるみに何度か攻撃されたが女子中学生だしスヌーピーだし怒る(いかる)理由がなかった。途中雨がポツポツ降っていたが草津に着くと雨は降っていなかった。コンビニに寄りたかったけどかなり混んでいたので合流してから寄ってもらうことにして改札を出た。

草津駅のロータリーにイカツい車が一台止まっていた。運転席にUくん、助手席にIくんが座っていて、後ろのスペースにキャリーバッグを乗せて僕らも乗った。いざ出発。今年の夏は、明石海峡大橋、鳴門大橋、瀬戸大橋を通る、徳島香川旅行なのだ。

まずはコンビニに寄って軽い朝食をとった。Iくんが「僕アーモンド苦手やねん」と言いながらアーモンドチョコを買っていて意味がわからなかった。理由を聞いたけど「これやったらシェアできるから」と言ってたけどそれにしてもわざわざ自分が苦手なものを買う必要はないし、夏の車内に放置されて午後にはそのチョコは溶けていた。僕はおにぎりと魚肉ソーセージを食べた。車内ではサラダみたいにさまざまなジャンルの音楽がかかっており、常に誰かが歌っている。歌わなくてもいいし、いつ歌ってもいい。僕も真顔でソーセージを食べたり知らない曲を適当に歌いながら後部座席から高速道路を眺めていた。

淡路島に着いた。着いたといっても通り過ぎただけなのだけど、淡路島は思ったより大きかった(ライブハウスは思ったより狭かった(majority blues/チャットモンチー))。明石海峡大橋といえば難破船がぶつかりかけたときにサッカーボールをパンパンに膨らませてしのぐことで有名だけど、クジラは跳ねなかった。車はそのまま鳴門大橋を渡りきって、その勢いで鳴門大橋を見学できる施設に突っこんだ。

チケットを買って鳴門大橋の内部を歩いた。海風が気持ち良かった。

ほねぐみ

時折ガラスの床が仕掛けられており毎回新鮮に怖かったが、あまり高いところを歩いてるという感覚はなかった。海から45メートルらしいので、怖がってもいいくらいには高い。ぐるっと廻って、橋の上から見えていた浜辺のような場所に降りた。波が打ち寄せられていてフナムシがウロウロしていた。オリーブの木も茂っており、見上げると鳴門大橋がどっしりと座っていた。

鳴門大橋

しばらくここに滞在したいくらいにはいい景色だったけど、とにかく暑すぎて足早に移動した。鳴門!みたいな文字が刻まれた石がででんと置いてあり、橋をバックに写真を撮っていたら陽気すぎる外国人観光客が写真を撮ってくれと言ってきた。はじめに歌舞伎の見得のときみたいなポーズで撮った後(撮る時「アー!」と叫んでいた)、Iくんが提案したロングブレスダイエットの終盤みたいなポーズで撮っていた(撮らせた)。「ああやって生きたいな」とその場にいるみんなが思った。坂を登ると売店がちらほら建っており、涼む目的で入ったところびっくりするくらい涼しくない上に、やかましいダブルおばさんに全国6位をウリにしてるすだちサイダーを買わされてしまった。美味しかったけどおばさんの圧力のせいで渋かった。Oくんは、ひさしの下ですだちサイダーを飲む僕らを横目に近くの自販機でファンタを買い、直射日光があたるベンチで飲んでいた。ファンタしか飲んでないくせに立ち去る時に売店に向かって「美味しかったです!」と言ってて「ああやって生きたいな」とその場にいる僕が思った。さらに坂の上に資料館のような施設もあった。VRで鳴門大橋を眺められるコーナーがあり、しばらく堪能した。そんでラルスという鳥のキャラクターに渦潮ができるメカニズムを教えてもらい、何かお礼をと思ったがこちらが言うまでにラルスに断られた。渦潮は満潮と干潮のあたりに観測できるらしいのだが、あいにく僕らが見学した時間はそこから外れており、生で見ることはできなかった。鳴門大橋を支えているワイヤーの構造も解説されていた。何かの金属が何本束になってるかとか書いてあったのだけどそれは覚えておらず、とにかくすごいなーとは思っていた。橋を一通り楽しんだあと、昼ご飯を食べに移動した。

徳島ラーメンのお店に入った。

ラーメンセット

京都駅にラーメン東大という徳島のラーメン屋さんがあるのだけど、このお店も同様にすき焼き風のスープに豚バラ肉、そんで生卵を落として食べるというスタイルで、ラーメン東大がそうなんじゃなくて徳島ラーメンがそうなんだとそこではじめて理解した。にしても美味しかった。もっと世の中に進出していいのに。ラーメンを待ってる間、お店に阿波の方言タオルが飾ってあったが、徳島では仲の良い友達のことを「ちんちん」というらしい。

ちんちん

ちんちんのことを仲の良い友達だと思ってるのか、お前のことはちんちんくらい仲良いぜという気持ちの表れなのかわからないが、阿波国ではちんちんという言葉が普及する前に仲の良い友達を指す言葉があったんだと思うしかなかった。ちんちんが先に普及しているにもかかわらず仲の良い友達をちんちんと呼ぶことにしたわけがないから。

道の駅に向かった。くるくるなるとという名前だったはず。道中、おそらく鳴門金時と思しき畑がブワーーーーっと広がっておりすごかった。行ったことないけど北海道の田んぼってこんなんなんやろなと思った。道の駅にソフトクリームが売られていたので長蛇の列に並んだところ、30分くらいかかった。バニラのアイスの周りを芋のモンブランみたいなやつが覆っていて、上に大学芋みたいなやつが乗っていた。

なると

暑かったので芋モンブランを飲み込むのが苦しかった。近くにJAがあったので見に行った。さすがJAなラインナップで、一番驚いたのはヘラクレスオオカブトが売られていたことだ。詳細な値段は覚えてないけど、1万円以上はしてて驚いた。ミヤマクワガタは300円だった。

徳島県を出、香川県に移動した。宿に着いてしばらく自由時間というか、風呂入るなり散策するなりみんなバラバラに行動した。僕もかなり汗かいたから風呂入ろうと思ったけど何回も着替えるのめんどくさいなあとか思ってたら寝てしまった。なんと寝てしまった!なんてもったいない時間。起きてもまだみんなもぞもぞしてたから良かったけど、これで朝まで寝てたらと思うとなんてもったいない。そんで宿から歩いて居酒屋に入った。にぼしをウリにしてるお店で、なんと箸置きがにぼしだった。ハイボールを飲み続ければ3杯目から180円という「どん安」というメニューでハイボール5杯くらい飲んだ。締めに煮干しラーメンを頼んだけどこれが本当に本当に美味しかった。

しみる〜

感動した。煮干しって小学校お腹が減ったらかじってたくらいには身近だったけど、こんなに美味しいとは思ってなかった。出汁が美味しいと感じるようになったのは大人になってからかなあ。それにしても最高のお店だった。きちんと飲み食いして一人4,000円できちんと安い。また香川に行ったらここに行きたい。

気持ちよく酔ったので帰り道はあまり覚えてない。酔ったままお風呂に行って、潜ったりした。そういえば僕は大浴場で潜ったりしていた。Uくんと僕しかいなかったとはいえ、潜ったのか。Uくんはサウナに入っていたっぽい。あんま覚えてない。お風呂上がったあと麻雀をした。牌は僕が持っていった。やっと麻雀できた!みんなで麻雀やろうと思って買ってから数ヶ月経ってしまったけど、麻雀できて嬉しかった。誰も点数計算ができないから適当にやったんだけど、やっぱ点数計算できた方が絶対面白いからルール覚えようと思った。親を一周してみんな布団に入った。当たり前にみんな眠くて、電気つけたまま寝てた。

続きは明日の日記で。
たきざきでした。また来ます。

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