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勝ったとき泣けるくらい本気でやる

6月26日

大阪日本橋のin→dependent theatre 1stという劇場にて演劇の本番があった。一人芝居15分のルールで8組が出場し、観客投票で上位組が次の審査へと進む。僕らは45分の一人芝居で過去に輝かしい!賞を受賞したことがあるのだが、当時はばっちりコ/ロ/ナ/禍で、多くの人にLIVEで劇を観てもらえなかったし、こういうコンペは会場が用意されているので自分たちで公演を打つよりも資金がかからないのでなんとエントリー締め切り前日(!)に演出家と相談して出ることになったのである。稽古はギリギリまで公園でやり、一週間前あたりから施設を借りてやった。お金がないのである。と同時に、結構力抜いて参加したので、体力含むリソースをあまりそっちに割こうとしていなかった。本番2日前の稽古は自分でも腹が立つくらいボロボロで、完全に頭が回っておらず、やる意味があまりなかった。それで焦るのはナンセンスなのでまあなんとかなるやろという演劇人が全員持つことになっている武器みたいなおまじないがあって、稽古はうそをつかないじゃないけど、一回できてるんだから大丈夫という安心感もあった。シンプルに体力不足というか、僕がカフェインに頼りすぎない人間なので睡眠が不足すると比例して体力(頭の体力も含む)も落ちる。特にバイトが本当に忙しいお店で、稽古までに頭の体力はほぼ使い切ってるのもあって、バイト終わりの稽古はあんまりやる意味がないってことが今回分かった。僕が大学を卒業するときに演出の子に「正社員になったら僕は演劇できひんと思う」と言っていたらしい。僕は自分のことをえらくよくわかっているようで、なんとバイトですら両立できていない(僕は完ぺき主義なのでできてるっちゃできてるが両方の完成度が満足いくラインを超えていない)ことがわかった。コンビニでバイトしてた時はできていたが、今のお店に変わってからはちょっと無理かもしれない。それが歳なのか、仕事のキツさなのか、対照実験ができないので何とも言えないが、とにかく演劇をやるのは自分の自由時間か完成度の妥協か何かをあきらめないと続けていくのは難しそうだ。で、結果なんだけど、観客投票5位でギリギリ勝ち残ることができた。嬉しくもあり、5位という悔しさもあった。全然関係ないんだけど同じ日にどくさいスイッチ企画さんも出場していて大喜利の話とかして結構仲良くなれた(と勝手に思っている)。一緒に写真も撮らせてもらって、本当はアップロードしたいんだけど、「友達に自慢してもいいですか」の許可しかもらってないからむやみに上げるのは控えようと思う。どくさいさんはトップバッターにもかかわらず(?)1位で通過していた。次7月30日に同じ場所で三次審査があるのでもし良ければ観に来てください!どくさいさんも出るよ。僕らは出場者の中ではビリで上がって来てるから怖いもんなしというか、ここで大逆転して最終選考(2組)に残ったらめっちゃかっこいいと思うし、ちゃんとそこを狙っていかないとなと思う。予約始まってまして、ぜひページをのぞいてみてください。ぼくはゆとりユーティリティのきたにしてつやです。

6月24日

ボケクエ7の話です。なんかいろいろあって大喜利名人維新がボケクエ7をもって閉鎖することになった。そのことに関していろいろ思うことはあるけど、何を言ってもなんかいい方向にならない気がするのでこの件に関してはずっと黙ってると思う。喪失感でぼんやり過ごしていたら突然(僕の中では)参加登録が始まった。チーム戦で誘いたい人は何人もいて、今回その人たちに声をかけることも考えたけど、今回が最後のボケクエ、最後の名人維新の企画っていう修飾があまりにも強くてずっと悩んでいた。タイムラインはボケクエ募集ポストであふれているが、僕はまだ名人維新がなくなるショックから立ち直れてなくてみんな切り替えが早くて尊敬した。徐々に徐々に最後の大会なんだから全力で楽しんで盛り上げていきたいと思えるようになってきたが、それもこれを書いてる今とか最近になってだ。そんで、出ないことも考えたけど、最後のお祭りにいないのは寂しいし、かと言って初めましての人と出るのもなんか違う気がしていた。そうやって自分の気持ちを整理して整理して、納得できる結論が出た。それは、ボケクエ6で共にしたマジカルハットのメンバーで出たい、全員集まらなかったら出るのは諦める、だった。実はボケクエ6が終わってからマジカルハットを再結成する気は全くなかったのだけど(嫌とかじゃなくて勝てなかったチームでもう一回やるのって勝つためには違うことしたほうがいいと思ってるから)、いざ最後のボケクエとなると、マジカルハットのメンバーで出ること以外考えられなくなってしまった。ボケクエってそれほど特別な大会で、高3の文化祭誰と回るかくらい大切なのだ。この例えが別に大切じゃない人もいるかもしれないけど、高3の文化祭誰と回るかは、最後のボケクエ誰と出るかくらい大切なの!それくらいボケクエ6が青春だった。最初にえすわいに声をかけた。えすわいもnoteに書いてたけど、勝つためには僕とえすわいは組まないほうがいいと思うってちゃんと言ったし、えすわいもそう思ってたし、ぴゅあさんとランターンさんは完全にとばっちりなんだけど、それくらい僕らの意見が合わなくて会議溶かしたし、もう組むことはないと思っていた。だけど、ボケクエ6以降細々と大喜利をやっていく中で考え方も変わっていったし、あの頃ほど頭が固くないちょっと丸くなった僕があって、ちょうど、今やったら別に組んでもあんなことにはならないんじゃないかと思い始めてた頃にボケクエ7が始まった。ボケクエ6の頃に比べたらえすわいの回答を面白いと思うことは減ったけど(!)、この人らと組めなかったらわざわざちゃう人探してまで出なくてもいいかなと思えるくらい仲間かもしれん。えすわいの話しかしてへんけどぴゅあランターンも大切な仲間だし一人でも欠けてたらチャラにしようと思ってたから返事もらえて本気で嬉しかったしもう泣きそうだった。この人ら前のボケクエ終わってから大喜利してた?してたらごめんやけどしてへんかったらまたこの2人を大喜利に引きずり戻すことができて嬉しい。面白いから、回答が見たいし、今の丸くなった僕なら、このチームで本気で勝てると思うし!まずは組めてよかった~。6の時はプロローグと題してチーム紹介でもない自分語り記事上げて、実は恥ずかしくてもうそれ読めないんだけど、なんかちょっとイタいくらいが楽しいかもしれないね。みんなはどうか知らないけど、僕がネット大喜利を知るようになったのはボケクエだし、ボケクエに出て恥かかないために他のサイトで練習してたのがはじまりだし、ボケクエなかったらあんまネット大喜利やる意味ないんだけど、今は大喜利自体楽しいし、大喜利を通してできた友達と大喜利じゃないことまで喋るの楽しいし、大喜利で勝つ!みたいな情熱は少し冷め気味かもしれないけど大喜利を通して人とつながれるのは素敵なことだし、大切にしていきたいんだけど、それでもやっぱりボケクエが一つの大きい目標だったからこれで終わるの寂しいし、だからこのメンバーで出たいし、もちろん一つでも多く回答を残したいし、気分は引退試合、みんな三年生。勝っても負けても泣きそうな気がするけど笑って終わりたいね!最後のお祭りみんなで盛り上げていこうぜ~。

6月29日

京都にお笑い&バー1UPというバーがあるのはご存じでしょうか。関西の大喜利の人なら知ってる人も多いと思うし、利用してる人もいるかと思いますが、実は僕もその一人で、ユーティリティボーイズっていうトリオでライブに出させてもらってます。コントばっかりやってるんですけど、この日に「京極」っていうドロップスのなるみさんが主催されてるライブがあって、そこで優勝しました!7月28日に京極を優勝した人らしか出れない「暁」っていういわばチャンピオン大会みたいなのがあって、第一回暁出場者は、この日の優勝者までが出ることになってました。今まで予選にあたる京極には2回出てて、いずれも負けているのでこれがラストチャンスです。暁は今後も続くようですが、僕の中では第一回暁に出てないとあんま意味なくて。だからどうしても勝ちたくて臨んだので本当に嬉しかったです。

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これをご覧ください。第一回京極から随時名前が埋まっていき、今回の京極が始まるまで一番左の枠が空いてたんです。どうしてもそこに入りたかった。入れました。本当に嬉しくて。ここはそもそもバーなので、終わった後何杯か飲んで帰るんですが、一回帰りかけた後、「このまま帰れへんな」と思って引き返して一杯だけ飲みに戻りました。それくらい嬉しかった。知らん人からしたら聞いたことないライブで知らん人らの中で勝ってもねえと思われるでしょうけど、それで全然良くて、知ってる人からしたらこの第一期暁のメンバー見たらここに居とかなあかんというのに共感してもらえると思う。他の名前、京都の学生芸人といえば、で思いつく面白い人らばっかりなんですよ。そこには負けてられない。1UPに出る人はみんな優しくていい人ばっかりなんだけど仲間でもあり敵でもあるから、特にバトルライブは勝ち負けをめっちゃ気にする。若い芽は、摘む。一歩一歩、勝っていきたい。初めて勝ちましたバトルライブで。それ言ってなかった。だからこそなおのこと嬉しくて。一個ずつ成功体験増やしていって場数踏んでどんどん有名になるよ!!7月28日良かったら遊びに来てください、僕らももちろん面白いコント持っていくけど、単純に面白い人らばっかりが出るからライブとしてめっちゃ楽しいと思います。予約の際はユーティリティボーイズって書いてもらえたらとても嬉しいです~。こちらからどうぞよろしくです。

よろしくね

最近の活動日記でした。

たきざきでした。また来ます。


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