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未開封

2024年5月30日(木)
昨日靴を買ったのに昨日も今日もその靴を履いていない。僕は往々にしてそういうことをする。漫画を買ってもすぐに読まない。一年どころか数年経ってから開封して読むこともあるし、今この部屋のどこかには5年以上前に買ったポケスペ3巻と4巻が封を開けられずに眠っている。高3の頃買ったゲームを受験が終わるまで我慢と決めたら受験が終わっても特にやりたくならなくて結局大学2回生くらいに思い出して開封した。「いつでも手の届く状態」に置くだけで満足している。そうしてしまえばいつ読んでもいいしいつプレイしてもいいし、いつ履いてもいい。その状態のものが家にあるだけでワクワクする。むしろそれらを開封してしまうと、家にいつでも開けられるプレゼントがなくなった状態になり、今自分は満たされてないんだと思ってしまう。マイクラでいうと、シルクタッチでダイヤ鉱石を持って帰ってある状態であり、それはクラフトできないが「いつでもクラフトできる状態」は「クラフトできる状態」と僕の中ではイコールであり、さらにはこれからダイヤモンドになる前駆体がチェストに入ってあるワクワク状態でもあるのだ。漫画に戻ると、読んでなくても読んだ後の満足と同じ満足を僕は感じることができ、さらに新巻が手元にあるワクワクという2つの状態が重なっており、逆に言うとその高い幸福感のせいで開封をためらっているのだと思う。

知らないことが多いほうがワクワクしていられる時間が長いので、みんなが読んだことある漫画とか、見たことあるアニメとか映画とか、そういった作品は読みたい見たいという気持ちはあれど、一気に消費すると全部知ってしまうことになり、「あの漫画ってどんな話なんだろう」というワクワクがなくなってしまうので中々読んだり見たりすることがない。日常という漫画がとても好きで全巻読んだのだが、全巻読むともう日常に知らない部分がないことになってしまったので急に興味が薄れた(これも買ったまま読まずに5年以上放置した上でこないだ読み切った)。知らないことが残っている方が人生のモチベーションになるのでむやみやたらに調べたりすることしない。誰かとご飯に行って何かの話題になったとき、その厳密な何かをちゃんとスマホで調べてくれる人がいるけど僕はあまりそれが好きではない。僕はふわっとしたままでいいし、確かな知識をそこで身につけるよりも「何だっけ」会話で適当に進んでいきたい。そもそも人とご飯に行ってスマホ触る時間なんていらない。

5月26日に久しぶりにツイキャスをした。話題は吉原のグラビアのこと。買ったFRIDAYを読み、そこについてたメイキング動画の一部を見るという内容。僕の配信史上一番盛り上がった!と思ってて、みんなたくさんコメントしてくれて嬉しかった。今日シャープくんのキャスに挨拶したら、たきざきのこないだのキャスずるかったと言われた。絶対面白くなるフォーマットだからずるいということなのであればそれは嬉しいね。断言するけど僕は吉原のこと好きじゃないし、かと言って嫌いなわけでもない。でもなんか気になるし鼻につくし腹立つし、この気持ちが何なのかを知るためにこれからも吉原のことをみんなと一緒に考えていきたい。また吉原のトピックが見つかれば配信しますのでコメントしに来てね。

新しいバイトを始めてちょうど1ヶ月経った。ホールやったりキッチンやったり結構色んなことをやらせてもらってるのでどれも中途半端にしかできてないみたいな状態。メモ帳はもうなくなりそうだし、詰め込んで詰め込んでなんか乗りきっている。だから仕事に慣れた?と聞かれても自信を持って慣れましたと答えられないし、確かに行く時緊張しなくなったけど、それは仕事に慣れたというより環境に慣れたという方が適切だ。仕事自体は弱肉体労働が延々続くという感じで、前のコンビニみたいな精神的な疲労が全くない代わりに肉体疲労と頭を使った後の疲れが現れている。そのせいかイライラは全くないのにご飯はめちゃくちゃ食べるし、家帰ってから夜寝るまでに一回昼寝をしている。従業員は女の人ばっかりで、なんか陰口とか愚痴とかを聞かされまくってなんか微妙に空気も悪かったりするけど僕に当たったりサボったりする人はいないし、お客さんも良い人ばっかりだしコンビニで働いていた時間が本当に無駄!だと思うくらいには今のところが楽しい。女の人とか関係ないだろ!男も言う人は言うだろ!みたいなところにも気を遣わないといけないのかもしれないが、実はその主張は間違っていて、女の人は知らないと思うけど男は陰口をほぼ言いません。しかも一緒に働いてる人のなんて言いません。野球とかゲームの話してる方が楽しいのでそもそも誰それに何それされたとか一々気にしてません。人の悪口言うな!

バナー画像してるのは、2月くらいに友達の車で滋賀とか三重の田舎をドライブした時に行ったカフェの写真。このあと吹雪の中キャッチボールして、銭湯行って、トンカツを食べた。その頃は働いてなかったから何を食べるにも何にお金払うにもすごい罪悪感あって、とんかつ食べながら「こんな贅沢していいわけない」と漏らしたくらい後ろめたくて、楽しかったけど100パーセント全力で楽しめてなかったからまた行きたい。今ならトンカツにミニうどんとかつける!

たきざきでした。また来ます。

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