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【ギター解説】実はコスパ最強!?Gibsonカスタムショップ 1958 Les Paul Standard Reissueのススメ!メリットとデメリット、59、60との違いを解説!

ずんだもん 「こんにちは。ずんだもんなのだ。」
四国めたん 「こんにちは。四国めたんです。」

ずんだもん 「今回の動画は前回の動画でも告知した通り1000人突破、収益化記念なのだ。」




四国めたん 「ご視聴頂いている皆様。重ねてありがとうございます。
それで具体的には何をするのかしら?」

ずんだもん 「ここはギター関係のうんちくを話すチャンネルなのだ。」
ずんだもん 「だから、もちろんギターに関することなのだ。」

ずんだもん 「今回はタキタロウの機材。メインギターであるギブソンカスタムショップのヒスコレ1958レスポールについて解説していくのだ。」



ずんだもん 「カスタムショップ…特にヒスコレの中でも1958レスポールは1番おススメできるモデルだと思っているのだ。」


ずんだもん 「そんな1958レスポールが何故おススメできるのか?そのメリット、デメリットというか購入したい場合気を付ける点について解説していくのだ。」


ずんだもん 「この動画を最後までみればギブソンカスタムショップ、ヒスコレ、1958レスポールについて、楽器屋の店員さん並みに詳しくなれると思うのだ。」

四国めたん 「カスタムショップ製のギターはすべて高額で販売されているから、これから新品、中古問わず購入を考えている人の参考になりそうね。」

四国めたん 「その通りなのだ。タキタロウが購入するとき知りたかった知識を今回の動画には詰め込んだのだ。是非購入時の参考にして欲しいのだ。」

ずんだもん 「動画の後半にはタキタロウが試奏するので音が気になる人はそちらもチェックしてみてほしいのだ。」

ずんだもん 「それでは本編スタートです!」
四国めたん 「それでは本編スタートです!」

■ギブソンカスタムショップって?



ずんだもん 「まずはギブソンカスタムショップについて、解説していくのだ。」

四国めたん 「まず、GibsonCustomShopってどんなところなのかしら?」

ずんだもん 「GibsonCustomShopは、ギターの中でも最高品質のものを作るために設立された特別な部門なのだ。1993年に始まって、ヴィンテージギターの復刻版やカスタムオーダーのギターを手掛けているのだ。」


ずんだもん 「カスタムショップのギターはナッシュビルの工場で経験豊富な職人によって手作業で製造されるのだ。これにより、非常に高い品質と精度が保証されているのだ」





四国めたん 「GibsonUSA…レギュラーラインとは工場が違うのかしら?」

ずんだもん 「その通りなのだ。完全に別工場というのは結構珍しいのだ。」

ずんだもん 「ちなみに、少し前まで、メンフィス工場というセミアコを専門に製造する工場もあったんだけど、2018年に惜しまれつつも閉鎖されてしまったのだ。」

ずんだもん 「タキタロウはそんな今は亡きメンフィス工場のES-335も愛用しているので、どこかのタイミングでまた紹介するのだ。」


四国めたん 「調べたらFenderのカスタムショップは同じ敷地にあるのね。」

ずんだもん 「そうなのだ。USA製のものはすべてコロナ工場で製造されているのだ。」

ずんだもん 「話をGibsonCustomShopに戻すのだ。」

ずんだもん 「素材についても最高品質の木材やパーツが使用されるのだ。」

ずんだもん 「例えば、トップには厳選されたフレームメイプルが使用され、
ボディとネックには高品質なマホガニーが使用されているのだ。」

ずんだもん 「CustomShopでは、カスタムオーダーにも対応しており、顧客の要望に応じた特別なギターを製作することが可能なのだ。」

■ヒストリクックコレクションについて


ずんだもん 「そして、そんなカスタムショップのラインナップの中に
ヒストリックコレクション、通常ヒスコレが存在するのだ。」

四国めたん 「ヒスコレ、ヒスコレって確かによく聞くけど詳しく教えてもらえるかしら?」

ずんだもん 「もちろん!ヒストリックコレクションは、1950年代と1960年代のギブソンの伝説的なヴィンテージギターを忠実に再現したラインなのだ。」

ずんだもん 「具体的にはLesPaul、SG、ES-335なんかがあるのだ。」




四国めたん 「へぇ、それって具体的にはどんなギターを再現してるの?」

ずんだもん 「例えば、LesPaulStandardの1958年、1959年、1960年モデルがあるのだ。それぞれの年の特徴を再現しているのだ。」

ずんだもん 「1958年は太めのネック、1959年は少しスリムなネック、
1960年はさらにスリムなネックプロファイル
になってるのだ。」

四国めたん 「そうなんだ!それってどうやって再現してるの?」

ずんだもん 「うん、まずは木材からだね。LesPaulの場合、ボディには1ピースのマホガニーを使って、その上にメイプルトップを貼ってるのだ。トップには美しいフィギュアドメイプルが使われることもあるのだ。」

四国めたん 「木材にもこだわってるの。ネックやフィンガーボードはどうなの?」
ずんだもん 「ネックは1ピースのマホガニーを使って、フィンガーボードの多くはローズウッド、レスポールカスタムにはエボニーが使用されているのだ。」

四国めたん 「ピックアップも特別なのよね?」

ずんだもん 「そうなのだ!ピックアップにはBurstBuckerやCustomBuckerが使われてるのだ。BurstBuckerには1、2、3のバリエーションがあって、それぞれ出力とトーンが少しずつ違うのだ。」

四国めたん 「それぞれどんな違いがあるのかしら?」



ずんだもん 「BurstBucker1は低出力で、ヴィンテージに最も近いトーン。BurstBucker2は中程度の出力で、バランスの取れたトーン。

ずんだもん 「BurstBucker3は高出力で、より攻撃的なトーンなのだ。これらはPAFピックアップを再現するために設計されているのだ。」

四国めたん 「ハードウェアもオリジナルに近いのかしら?」

ずんだもん 「そうなのだ!ヴィンテージスタイルのブリッジ、テイルピース、チューニングペグを使ってるんだ。ブリッジはABR-1Tune-O-Matic、テイルピースはアルミニウムのストップバー、チューニングマシンはKlusonDeluxeだよ。」


四国めたん 「フィニッシュ…塗装も特別なんだって聞いたけど?」

ずんだもん 「フィニッシュにはニトロセルロースラッカーが使われてるのだ。これがオリジナルのヴィンテージギターと同じ外観と感触を提供してくれるのだ。しかも、ハンドエイジド仕上げもあって、自然な経年変化を再現してるのだ。」

四国めたん 「コレクターズアイテムとしても価値が高そうね?」

ずんだもん 「その通り!ヒストリックコレクションのギターは、高い精度でヴィンテージモデルを再現してるから、多くのギタリストやコレクターにとってとても価値があるのだ。製造時の技術や素材、職人の技によって、これらのギターは高い評価を受けているのだ。」

四国めたん 「演奏性や一番重要な音質も気になるわ。」

ずんだもん 「これらのギターはヴィンテージトーンを追求しつつ、現代の演奏者にも対応できるように設計されてるのだ。だから、ヴィンテージサウンドと現代的な演奏性を兼ね備えているのだ。」

ずんだもん 「例えば、カスタムショップのギターにはハンドワイアリングの回路やヴィンテージスタイルのポット、コンデンサーが使われてるのだ。」

■タキタロウ愛用  Gibson CustomShop 1958LesPaulStandardReissue



ずんだもん 「そして今回のメイン1958レスポールについて解説していくのだ。」




ずんだもん 「1958年のLesPaulは、ギターの歴史において重要な年なのだ。この年のモデルは、太くて豊かな音色と美しいサンバーストフィニッシュが特徴なのだ。」

ずんだもん 「カスタムショップで製造されているのはそのReissue。正式名称、1958LesPaulStandardReissueなのだ。」


四国めたん 「この動画のはじめでも話してたけど、1958レスポールのおススメできるところを教えてもらえるかしら?」

ずんだもん 「了解したのだ。大きなメリットは2つ。個人的に気に入っている部分が更に2つあるので順番に紹介していくのだ。」

■58リイシューのメリット ずばり安い!



ずんだもん 「大きなメリットの1個目はずばり、値段が安い!のだ。」

ずんだもん 「レスポールには58年から60年に製造されたバーストと呼ばれるヴィンテージギターの中でも最も人気のある個体があるんだけど、今回紹介する58、それ以外に59、60をヒスコレではそれぞれ復刻しているんだけど…」

ずんだもん 「58年リイシューの個体は59年、60年と比べてかなり安いのだ。」


58年モデルの相場


ずんだもん 「2024年7月現在大体だけど中古価格は58年は大体50万円から60万円に対して、59年、60年の個体は80万から100万円程度するのだ。」


59年モデルの相場



四国めたん 「平気で数十万円以上差があるのね……。いや、58年でも十分高いんだけど。」

四国めたん 「でも、そこまで値段が違うってことは違いがあるんじゃないの?」

■58リイシューのメリット2 安くてもクオリティは59と遜色無い!


ずんだもん 「もちろんなのだ。僕はギターを選ぶ際、1番に音、2番目に見た目を優先して選ぶんだけど、58年と最も人気のある59年モデルと比べたんだけど音時には正直遜色は無いと感じたのだ。」

ずんだもん 「どちらも、メッチャ良いのは変わりはないんだけど。だから、これが2個目のメリット安くても他モデルと音的に遜色が無いなのだ!」

四国めたん 「※個人の感想です。」

ずんだもん 「でも、レギュラーラインと比べると間違いなくカスタムショップ、ヒスコレのクオリティの違いを感じてもらえるのは間違いないと思うのだ。」

四国めたん 「じゃあ、何が価格差につながっているのかしら?」

ずんだもん 「そう思うのも当然なのだ。そこが個人的に気に入っているところにも繋がってくるのだ。」

■58年と59年や60年モデルとの違いは?


■58年はプレーンメイプル



ずんだもん 「58年と59年、60年との違いはまず見た目なのだ。」

四国めたん 「見た目?」

ずんだもん 「そうなのだ。ボディのトップに貼られたメイプルに違いがあるのだ。」


58年リイシュー


59年リイシュー



ずんだもん 「58年は基本的には杢目が無いプレーントップなのに対し、特に59年モデルはフィギャードトップと呼ばれる美しい杢目のメイプルがトップ材に使われているのだ。」


四国めたん 「なるほど、これは確かに違うわね。」

ずんだもん 「タキタロウ的にはバリバリの虎目のギターより、プレーントップの方が好きだからこちらを選んだというのも大きいとのことなのだ。」

四国めたん 「基本的に人気があるのは59年や60年に使用されているような杢目なのに何故かしら?

ずんだもん 「タキタロウ曰く、もちろん、値段のこともあるんだけど。あんまり派手な見た目だとライブの時、完全にギターに負けて自分のしょぼさが全面に出そうと思ったことや、部屋に飾ってても浮く感じがしたから、とのことなのだ。」

ずんだもん 「これを見てくれている人の中でもプレーンの方が好きな人も結構いると思うのだ。」

四国めたん 「なるほど。Youtubeとかやってるのに小心者な所があるのが、タキタロウっぽいわね。ちなみに、他に違いはあるのかしら?」

ずんだもん 「もちろんあるのだ。」

■58年モデルは重い



ずんだもん 「次に紹介する大きな違いはずばり重さなのだ。ここは賛否あるかと思うのだ。」





ずんだもん 「これは分かりやすくて、例えば59年モデルにはスペック上、ライトウェイトマホガニーと記載されているのだ。」

ずんだもん 「基本的に軽い木材が重宝されている流れがあるのだ。」

ずんだもん 「そのため59年、60年モデルは4キロ以下のモデルが大半となるのだ。」
ずんだもん 「それに対して58年モデルは4キロ~4.3キロぐらいのものが多いのだ。」

ずんだもん 「たまに、58年モデルでも4キロ以下の個体もあるのでもし、見つけたら狙い目かもしれないのだ。」

ずんだもん 「とは言え重いギターが悪いとは一概には言えないのだ。
例えばレスポールカスタムは重いギターが率先して使われているイメージがあるし、タキタロウが所持してる58年モデルは4.2キロだけどバランスが良くてそこまで重さを感じないのだ。」

■58年モデルはネックが太め



ずんだもん 「まだあるのだ。これは動画の冒頭でも話したんだけど、ネックの太さが違うのだ。」

ずんだもん 「繰り返しになるけど、1958年は太めのネック、1959年は少しスリムなネック、1960年はさらにスリムなネックプロファイルになってるのだ。」

ずんだもん 「ここは正直好みが分かれると思うのだ。タキタロウは成人男性としては手が小さめなんだけど逆に太いネックがしっくり来たというのも58年モデルを選んだ理由の一つなのだ。」

ずんだもん 「ちなみに58年モデルと銘打ってても日本限定とかで58年モデルだけど杢目バリバリ、4キロ以下、でも59年モデルより安いみたいな個体も存在するので探してみるのも面白いのだ。」

ずんだもん 「ここまでが基本的な58年レスポールリイシューの説明なのだ。」

■1958LesPaulStandardReissueの特徴まとめ



ずんだもん 「まとめると」

ずんだもん 「1958LesPaulStandardReissueの特徴は」

ずんだもん 「・価格が59年、60年Reissueより30万円から50万円安い

ずんだもん 「・でも、音は遜色は無いと思う。

ずんだもん 「・トップ材のメイプルがプレーン。一部限定モデル等例外あり。

ずんだもん 「・59年、60年モデルと比べると重い。4キロから4.3キロぐらい

ずんだもん 「・59年、60年モデルと比べるとネックが太い

ずんだもん 「・重くても、ネック太くてもそこまで気にならない演奏性の高さがある。人によってはマイナスポイントかも

四国めたん 「なるほど。ありがとう。分かりやすいわ。」

■タキタロウの58年リイシューを紹介




ずんだもん 「ここで改めてタキタロウのギターを見ていくのだ。」

ずんだもん 「タキタロウのギターは2012年製。」




ずんだもん 「カラーはウォッシュドチェリーサンバースト。ピックアップはバーストバッカー1と2」

ずんだもん 「重さは約4.2キロ。改造&交換している場所はフレットをステンレス製のミディアムジャンボに。ナットも併せて交換。」

ずんだもん 「当時35万円ぐらいで購入。」


ずんだもん 「ウェザーチェックやクラックが出始めてなかなか貫禄が出てきているのだ。」

四国めたん 「そういえば、何でオッサンはこのギターを買おうと思ったのかしら?」

ずんだもん 「なんか、ある日急に思い当ったらしいのだ。買うなら今だと。」

ずんだもん 「しかも、東京から大阪の楽器屋まで買いに行ったとのこと。」

四国めたん 「前回の動画でちょっと話したタイに釣りに行く下りだったり、妙な行動力があるわね…」

■試奏パート



ずんだもん 「さて、お待たせしたのだ。ここから試奏パートなのだ。」

ずんだもん 「クリーン、クランチ、ドライブと適当にピックアップを切り替えながら弾いてみるのだ。」

https://youtube.com/shorts/XwPi2GL9A-k

https://youtube.com/shorts/LEhcbnK2GiA


四国めたん 「どうだったかしら?」

ずんだもん 「全体的に音の輪郭がくっきりしつつも、太くて豊かで、特にミッドレンジが充実しているのだ。ブルース、ロック、ジャズなど、さまざまなジャンルに対応できると思うのだ。」

ずんだもん 「参考にしてもらえると嬉しいのだ。」

四国めたん 「さて、ここまでご視聴頂きましてありがとうございました。」

ずんだもん 「今回の動画は1000人突破、収益化記念としてタキタロウの機材。メインギターであるギブソンカスタムショップのヒスコレ1958レスポールについて解説してきたのだ。」

四国めたん 「このチャンネルではこれからも、ギターや音楽を軸に時にはアニメやゲームを絡めながら
マニアックな内容を語っていく動画を配信しています。」

四国めたん 「気に入って頂けましたら、チャンネル登録、高評価よろしくお願いします。」

ずんだもん 「それでは」

四国めたん 「それでは」

ずんだもん 「バイバイ~」

四国めたん 「バイバイ~」



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思いますので、いかがでしょうか?

■コピーライト&引用元

■参考&引用リンク

https://fiveiron.exblog.jp/16668279/

https://www.digimart.net/magazine/article/2016032501902.html

https://gibson.jp/electric/1958-les-paul-standard-bourbon-burst-ultra-light-aged https://gibson.jp/electric/1964-es-335-sixties-cherry-ultra-light-aged

https://gibson.jp/gear/burstbucker-type-3-double-black-nickel-cover-2-conductor-unpotted-alnico-ii-8-7k


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