見出し画像

【ガールズバンドクライ】桃香のギターについて熱く語る!Fender?いやいやPSYCHEDERHYTHM(サイケデリズム)です!価格は?


お疲れ様です。タキタロウです。
今回は今話題の「ガールズバンドクライ」に関する記事となります。



「ガールズバンドクライ」は2024年4月6日から放送開始した
東映アニメーション制作によるアニメ。


その中でもこの記事でピックアップしたいのはサムネイルでも使用した
このギターについて深堀していきます。



主人公が所属するバンドである「トゲナシトゲアリ」のギター担当、河原木桃香が持っているこちらのギター。
一見、只のジャズマスターと思いきや、制作陣のこだわりが
垣間見えるものになっています。

こののnoteではギターや音楽を軸に時にはアニメやゲームを絡めながら
マニアックな内容を語っていく記事を配信しています。


気に入って頂けましたら、フォロー、スキ!よろしくお願いします。
それでは本編スタートです!


■ガールズバンドクライとは?


まずは桃香のギターを深堀する前に「ガールズバンドクライ」について少しだけ紹介していきます。

改めて、「ガールズバンドクライ」は2024年4月6日から放送開始した
東映アニメーション制作によるアニメです。

・あらすじ


17歳の井芹仁菜は、親との衝突を経て高校を中退し、
上京して大学進学を目指していました。


そんな中、彼女の人生に変革をもたらす出会いがありました。
仁菜は、ストリートで演奏するミュージシャン、河原木桃香と偶然出会います。


桃香は仁菜の歌唱力と世間に対する反骨精神に惹かれ、一緒にバンドを組むことを提案します。当初は勉強を優先しようと断る仁菜でしたが、
徐々に音楽の魅力に魅了されていきます。


やがて,更に個性豊かな女性メンバーが集まり、
彼女たちは5人組のバンド「トゲナシトゲアリ」を結成します。

・モデルとなっている舞台(聖地)



『ガールズバンドクライ』の舞台となっているのは、神奈川県川崎市となります。

作中、ラゾーナ川崎やラ チッタデッラ、工場群の夜景など、実際の町並みが登場します。


川崎市を舞台に選んだ理由を、東映アニメーションの平山理志プロデューサーは「地方から上京する少女たちにとって地に足がついた暮らしができる、
東京近郊の街を探した」と説明しています。


・制作スタッフ陣


音楽はアーティストのAimerも所属しているagehasprings。
監督には「ラブライブ!サンシャイン!!」で監督経験のある酒井和男氏を起用。プロデューサーは「ラブライブ!」シリーズを生み出した平山理志氏が参加しています。


このメンツからも楽曲やライブシーンに力を入れていることが伺えます。
以上が『ガールズバンドクライ』の概要となります。

ぼっち・ざ・ろっく!のヒットが記憶に新しいですが、個人的にはぼざろは日常系の延長にバンド要素がある作品。ガルクラは全体的にキャラクターの境遇からか
緊張感が感じられつつ、バンド要素がすべての中心にある作品という印象です。



■桃香のギターについて深堀!


さて、お待たせしました。
そんな、『ガールズバンドクライ』に登場する河原木桃香のギター
について深堀していきましょう。


まずはジャズマスタータイプであることが分かります。
ジャスマスターは元々1958年からフェンダー社から発売されたギターとなります。



その名の通りジャズプレイヤーを狙って世に送り出されたモデルだったのですが、あまり使用されず、当時は芯のある太いサウンドから、
サーフロックで使用され大人気となりました。

90年代以降はシューゲイザーやオルタナ、グランジでも使用され、その後も
多彩なサウンドを必要とする現代の音楽にも対応できることで、ジャズマスターならではの、芯のある太いサウンドが若いギターリスト層にも支持を集めています。

特にここ数年の人気は凄いですね。


更に見ていきましょう。ローズ指板、ネックバインディングは無し。ドットポジション。ブリッジはオリジナルを意識したヴィンテージ仕様。
Fenderのものと比べるとボリュームとノブが特徴的なものに交換されています。
また、オリジナルモデルにはあるプリセットスイッチが削除されています。
マッチングヘッドで、カラーはフェンダー社に準ずるなら、レイクプラシッドブルー。


このことからフェンダーがCBS傘下になる65年以前の仕様を踏襲しつつも、各所にモダンな要素を散りばめたギターであることが分かります。

そして、ヘッドに刻まれた「Psychederhythm」の文字。

・Psychederhythm(サイケデリズム)について

この「Psychederhythm」ですが実は実在するブランドとなります。

東京恵比寿に店舗を構える同名の楽器店が展開しているブランドで、
もともとヴィンテージギターなどプレミアムギターを中心に
扱販しながらリペアも請け負う楽器店としてスタートしました。

プロミュージシャンなどシビアなセッティングを必要とする人々が
新品のギターを調整に持ち込んでくる現状から、
新品でそのまま現場に持っていくことができるギターをコンセプトに開発を開始。
生産数は多くありませんが、現場の道具として頼れるサウンドは次第に話題となり、スタジオ・ミュージシャンからバンドマンに至る数々のプロミュージシャンやサウンドエンジニアなど、音楽業界の関係者を中心とした人づてに愛用者が広がっています。

キャラの立ったルックスと現代のポピュラーミュージックにマッチしたプレイアビリティ、豊かに響くサスティン、プレイヤー次第で千変万化する柔軟なサウンドを持ち味としています。

新品で購入した場合、恐らく30万円程度と予想されます。


いつから桃香がこのギターを所持しているのかわかりませんが、高校を中退しバイトとバンド活動をやりながらこのギターを20歳前後の女の子が購入するのはかなりの覚悟がいっただろうなと感じました。



それでも、下手なヴィンテージではなくプロの現場でも通用する
実用的な楽器を使用している点から彼女の芯があるというか音楽に対する真摯さが垣間見えた気がしました。

桃香の持っているようなジャズマスタータイプは試奏したことは無いのですが以前、たまたまテレキャスタータイプを弾いたことがあるので、感想を少し共有します。

写真はPsychederhythm Standard-T というモデル


元々、ボディ材がマホガニーというテレキャスとしても
変わった仕様だったのを覚えています。弾き心地や音の良し悪しは
主観となってしまうのですが前述とした通りFenderやGibsonにあるようなクセはなく、道具としてきっちりしていると
いった印象を受けました。

本来、ギターという楽器は得意・不得意な分野を結構感じてしまう
(良いところでもある)のですが、Psychederhythmのギターには
あまりそれが感じられませんでした。

もちろん、一般的なテレキャスらしさは残しつつもノイズが少なかったり、
リードプレイにも使えるようなサステインの長さや太い音も内包しているという意味です。

さて、ここまでご覧いただきましてありがとうございました。
今回は「トゲナシトゲアリ」のギター担当、河原木 桃香
が持っているギターについて解説して来ました。

■最後に仁菜が持ってるテレキャスは?

素朴な疑問なのですが、主人公の仁菜はいつギターを手にするのでしょうか?



こちらも一見フェンダー、テレキャスターですがよく見ると
G&Lという一捻り効いたチョイスになっています。

余談ですがタキタロウも国産G&Lのテレキャスタイプを愛用しているので、
初めて見たとき少しドキッとしていました。

それではタキタロウでした!
バイバイ!

■初心者でも安心!後悔しない!失敗しない!中古エレキギター選びに必要な知識とは?


新しいギターが欲しい! 
でもどんなギターを買えばよいのかよく分からない……
ましてや中古なんて安いけど怖くて手が出ない……

そんな悩みを持つ人にとって

・お目当てのギターの限りなく正確な状態を知るための知識
・コストパフォーマンスに優れた1本、掘り出し物の1本を探し求める知識
・そして長年愛用できる1本を探すための知識

みたいな情報源があればめちゃくちゃ助かりますよね?

そこで今回、紆余曲折あってギターを手に取って今年で20年。
これまで、友人、後輩、同僚、ネットでもギターの購入の相談にものってきて、自身も累計400万円ぐらいはギターに使ってきてた人間の知識を詰め込みました。

詳細はこちらからご確認ください(^^)/

ギターの選び方ノウハウは、あなたが今後ギターを続けていく限り
ほぼ一生腐ることが無い知識となります。

良いギター、後悔しない納得の一本を見つけて、練習すると
上達も早いですし何より楽しい時間が過ごせると
思いますので、いかがでしょうか?

■コピーライト&引用元

©東映アニメーション
© プロジェクトラブライブ!
(C)はまじあき/芳文社・アニプレックス

・Fender American Professional II Jazzmaster https://www.fender.com/ja-JP/american-professional-ii-jazzmaster/0113970700.html ・島村楽器オンラインストア https://www.shimamura.co.jp/shop/koube/product/20210808/19866


いいなと思ったら応援しよう!