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おそるべし!人工芝

仕事で大和西大寺の駅前のスタバに長時間滞在。ここは、道路空間に人工芝が敷いてある。はっきり言って、ただ敷いてあるだけで、目の前のスタバのテーブルはそこから外れているし、人工芝以外の設えや仕掛けは一切ない。なんも考えもなしに敷いてからにー、と思うくらい。
ところがどっこい、昼過ぎになり、高校生たちが帰ってくると、寝転んでいちゃつく男子、車座になって楽しそうに喋る女子、歩き始めの子どもとか、どんどん発生していく。驚きだ。しかもしばらく見ているとある法則?に気づく。大人はほとんどいない。20代前半くらいまでばかり。これはすごい。
そういえば、昔仕事でただの道路空間に人工芝を実験で敷いたとき、敷いたそばから高校生たちが寝転びだした。あるいは、ちょうど昨日ある現場で人工芝を敷いていたら、テントウムシとか鳥とかが集まって、鳥が人工芝をついばんでいた。国交省も絶賛する芝生効果だけど、人工芝でもすごいのだ。
高齢化が進み、どこを見ても暇を弄ぶジジババであふれる街でも、人工芝を敷いておけば、若者たちがくつろぐシーンが作れる。そうすると、街並みが変わってくると思うのだ。
試してみたい。おそるべし!


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