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J開幕まであと2週間

Jリーグ開幕まであと2週間。今年のセレッソは優勝をめざしているのもあり、チームもファミリーも気合十分だ。
チームは恒例のタイキャンプを経て、現在は宮崎キャンプへ。タイキャンプ最終日に戦った初の実戦、パトゥム戦では2−3で敗れたものの、新加入選手を含め、ポジティブな内容だった。田中駿汰のボランチでのボールさばき、平野佑一のアグレッシブなチャレンジ、登里享平の巧みな切り込みとそれぞれアピールをし、ルーカス・フェルナンデスやヴィットール・ブエノも期待させるプレーを見せてくれた。鳥海、山田、北野といった選手が試合の出場機会がなかったが、彼らへの期待も大きい。
そして、このオフシーズンの最大のトピックといえば、やはり毎熊晟矢だ。アジアカップに招集され、菅原が思ったようなプレーができないなか、縦横無尽に駆け回り、攻守にわたって活躍した。招集は3回目かというところだが、このアジアカップを機に日本中にその名が知れ渡った。彼の謙虚で真面目な性格もぐっとハートを掴んだことだろう。
何よりもセレッソとしては、J2から獲得した選手がセレッソで成長し、代表に選ばれ、評価され、海外に巣立っていくという道筋を知らしめたことが大きい。セレッソにいる選手たちにとっても、大きな刺激になっただろう。チーム内競争はさらに激化するに違いない。
宮崎キャンプのレポートもYouTubeで配信してくれているが、フィジカル中心だったタイキャンプからさらに強度が増し、コンビネーションを高めている様子がみてとれる。練習風景をみる限り、柴山、奥田あたりが本当に楽しみだ。
誰が開幕スタメンを勝ち取るのか、どんな戦術やプレーで今シーズンの勝利を獲っていくのか、妄想が止まらない2週間。YouTubeでJ開幕までの煽り動画がアップされて話題だが、まさにJリーグサポ待望の開幕が待っている。


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