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バチェロレッテ3⑤〜⑦

2回目の配信を観終わった。前のバチェラー5のときも訴えたが、バチェラーにせよバチェロレッテにせよ、一気に配信するのやめてほしい。週に1話でいいです。長く楽しませてくれ。
このシーズン3、武井亜樹さんのシリーズももう残すところあとひとつ。このエピソード5から7で一気に2人まで絞られてしまった。そして、その過程で私が懸念していたことが実際に起きていることが分かり、ちょっと複雑な気持ち。
つまり、今回のバチェロレッテ、まだ誰も恋に落ちていない。いや、亜樹さん自身は辛うじて坂口くんに恋している感があるけど、男性陣は実は誰も、まだ好きになっていない。
人としては好きだけど、恋して触りたい、キスしたい、抱きたい、付き合いたい、結婚したい、という階段をまだ誰も上っていない。3段目くらいまではけっこう簡単だと思うんだけど、たぶん将来のパートナーを前提として、テレビに映されながら、となると、キツいんだろうな。素人がAV男優になれないみたいに(なんちゅう例えや!)。
バチェラーではもちろんそんなことは起きなくて、バチェロレッテでもあの独特な萌子さんですら、そんなことが起きなかった(ちなみに、私は絶対に萌子さんあかんタイプ)。
亜樹さん、そんなに悪くないと思うんだけど。
たしかに見た目はとびきり美人でも可愛くもないし、ちょっとでも自分の思うような返しが返ってこないと露骨に表情に出る(眉毛のせいかな)けど、学歴の割には隙もあるし、喋りやすそうだし、スタイルもいいから、ずっと一緒にいれば好きになりそうなものである。
だけど、悲しいかな。そうはなってない。はっきり言って予習してきているなら、バチェロレッテ攻略は明確に好き好きアピールをすること、ということはシーズン2でみんな学んだはず。マクファーレン(だったっけ?)とまではいかなくても、好きです、もっと君に触りたいです、くらいは言うべきだ。言えよ。と思ってしまうが、あの坂口くんですら、好きになっていっている、とか何とかゴニョゴニョしちゃうのだ。
唯一、恋に落ちそうな軽さもあった梅谷くんは、友だちからじゃ難しそうだから、みたいな話しをしている最中に、私もそう思ってた!という究極の早とちりバックで撃沈。
亜樹さんは常に相手が何を言うかを想像しながら会話をしている。だから、返しも速いし、期待外れだと眉毛が歪むし、イメージに近いと喜ぶ。
そういう意味では一番、亜樹さんが喜ぶ甘い言葉を囁いて表現していた唯一のキャラ、ビオラ奏者の飯野さんが3人に選ばれなかったのは、意外とは思った。ただ飯野さんは、なんでしょう、ちょっとキモいというか、やや受け付けにくい(個人的に!)感じだったので、納得感はあった。

ということで、3人に選ばれたのは、くっしーこと櫛田さん、坂口くん、そして北森くん。北森くんははっきり言って梅谷くん事件を受けての選出だと思うけど、失点の少なさと人としての安心感が3人まで残った理由だと思う。
さあ、恒例の実家訪問だ、と思ったら、今回は実家訪問なし。ご家族がバリまで来ました、と。たしかに最近のシーズンは実家ちゃうやん、というのが多くなりすぎていたけど、バチェラー5の大内さんのお母さんのスナックとか良かったのに。
ということで、もはや観光気分のご家族登場、で北森さん、櫛田さんのご家族と亜樹さんは対面。坂口くんのお父さんは開業医ということでリモートでの対面となった。開業医は大変だ。実家という完全アウェイと、このバリ島のヴィラという完全ホームではずいぶん違うだろうな。亜樹さんも余裕そうで、ご家族側も甘め。ふたりの妹さんが可愛かったくらいしか視聴者的な収穫はなかった。
そして、北森くんから衝撃の逆アプローチ。ローズセレモニー前に、僕にバラを渡さないでくれという伝達。二人きりのときの他の男性陣の口からも、もし残ったら、という言いぶりで、「好きだ!早く結婚したい!俺を選んでくれ!」というアプローチは皆無。もはやババ抜き、ハンカチ落とし状態。。。
このままファイナルどうなるねん、とこれまでと逆の楽しみ方になってきた。最後、このテンションで、指輪渡せる?キスできる?けっこう心配。
たしか、バチェラー5の長谷川さんは自身がイケメン高収入ではないことから、まずは僕のことを好きになってもらうことが大事と積極的に口説く方向で動いていた。
バチェロレッテも、そういうの大事なんだなと、今回色々と勉強になっている(なんの?)。

さて、今度の木曜日配信のエピソードでは、残るは櫛田さんと坂口くん。奇しくも今回推していたメンバーが残った。顔がタイプの坂口くんを選ぶか、自分に似た櫛田さんを選ぶか。はたまた。

そう、はたまたを想像するのが、残り数日の今回の楽しみ方である。


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