アルティメットのアナリストになりたい①

こんばんわ、フライングディスクのイナバです。
今年の寒さも佳境を迎えている感じですが、グラウンドにいると寒さを忘れるプレーが見られるのが、アルティメットの醍醐味ですね。

嘘です。寒いもんは寒い。暖かハック募集中です。

さて、今日は初めてのシリーズものとして、今私が2022年までになりたいチームスタッフの形である「アルティメットのアナリスト」について触れてみようと思います。
このnoteを始めようと思った動機にもなった、自分のチームスタッフステップのネクストステージになります。

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「アナリスト」。
もう世間でもいろいろなアナリストがいます。
経済アナリストやら、データアナリストやら。

共通して持つ意味としては「分析家」。
数字を取って、そこから得られる所見を元に課題を解決していくような役割です。

スポーツにもアナリティクスがあります。
デバイスを付けて走行距離を測ったり、瞬発力を鍛えたり。
その数字で選抜を行ったり、選手の優劣をつけているチームもあるようです。
私は勝利のために、主観的な目線ではなく、客観的で絶対的な数字を使ってスポーツを紐解いていこう、という捉え方をしています。
意味が広くて人それぞれだとは思います。

「アルティメットのアナリスト」になりたい。

そう思いだしたのは、2015年かららしいです。
らしいです、というのは、私も記憶になかったのですが、自身のfacebookにそのような投稿をしていたのをこの前偶然見つけました。

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実際に行動に移したのは、ちょうど昨年の今頃。
SAJ2019というスポーツアナリティクスのカンファレンスがあり、そこに参加したことがきっかけです。
そこで様々な「スポーツに関わる数字」を知り、これを自分の大好きなスポーツにも取り入れてみたいと考えるようになりました。

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自身がスタッフとして所属するチームはいずれも「世界一」を目指すチームです。最終的に乗るステージとしては、やはり世界大会になるわけです。

世界大会で何が難しいって。
日本国内では外国人の大きさ、早さ、そして最先端のプレーが
「行ってみないとわからない」っていうことでした。

自分たちの武器を磨くこと、それを普段の練習や合宿でやっていくことが非常に重要なことです。
ただ、それが通用しなかったら?日本の良さであるスピードと正確性を完璧に封じられたら?
こんなに怖いことはないです。

日本国内でやってきた様々な練習、スキルを「再現」する。
海外に出たときも相手のことがわからない、という「不安」を消し、「優位」なメンタルを持つために、
アルティメットにもアナリティクスは重要だなと考えています。

あとは、そういうことに興味を持っていてもなかなかこの恵まれた環境、素材でやれる人材はなかなかいないな、ということで、アルティメット界の中でも先駆者(の方)になれるな、といった自尊心的な理由もあります。

現状私がやれていることとしては以下の3つです。

・自身が参加できる練習で発生したアシスト・ゴール、ラインの蓄積
・動画を撮影し、それを使用している動画アプリ「SPLYZA」にアップ、その運用
・動画を見て、ディスクの周りで何が起こったのか?の羅列。よかったプレーのキーポイントの書き出し。

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※↑書いたのは私ではないです。

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これらを選手やコーチ、監督に伝えてディスカッションの材料にしてもらうところまでが本来アナリストという役割なんだと考えています。

ですが、
・取った数字がどういうことに紐づいてくるのか
・具体的なKPIを設定できていないので、その数字が良いのか悪いのか判断する基準がない
・そしてそれを見て、アウトプットする頭がない

上記の理由から、まだまだ蓄積するだけで止まっているのが現状です。

2020年は蓄積してきていること、ものを様々な方法で外に出していって、批評してもらえるようにしていきます。
幸い、アルティメットチームの中でも最高峰のプレーを材料にできるわけだし、もらえる経験値は絶大だと思います。

この前の記事ではないけど「あとはやるだけ」なので、
今後小さいところから、分析記事など書いていきます。

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アルティメットの動画でよくある派手な「ダイブキャッチ」、「ビッグスロー」ではなく、「このプレーがどうよかったか」「この選手がどうよいのか」、あとは「この数字から何が読み取れるか」といったニッチなこと、また使っているツールの紹介、とかですかね。

私も勉強中、模索中の身なので、同じようなことに興味を持った仲間が増えると嬉しいです。

と、これも自分の決意表明みたいになってしまいました。
今後、読んでくれている皆さんに有益なものにしていきたいと思っておりますので、ぜひご愛読ください。

それではイナバでした。
明日はゴルフ。楽しみだなぁ。

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