2020WUGCメン部門日本代表候補合宿(1月編)
こんばんわ、フライングディスクの稲葉です。
皆様、三連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は、ここに行ってました。
さて、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
現在、社会人実業団アルティメットチーム バスバレッツの活動のほかに
今年7月にオランダのレーワルデンで行われる「WFDF2020世界アルティメット&ガッツ選手権大会」(端的に言うとアルティメットの4年に一度のW杯)のメン部門(男子部門)でチームスタッフに従事することになっております。
このノートでは、現在の日本代表メン部門がどんなことを行っているのか、
どんなことを考えているのか、スタッフ目線で記述していきます。
霊峰富士。
アルティメットをプレー、応援されている方からしたらおなじみの場所ですが、アルティメットの大会や合宿は静岡県富士市で開催されることが多くなっております。
最近ではJヴィレッジ(サッカー日本代表強化拠点(!!))や、Jグリーン(同左、関西・中四国予選なども開催)など、メジャースポーツが使っているような会場も使うことができておりますが、やはり日本全国からひとところに集まるうえでは日本の中心が都合がよいでしょう。
市ぐるみでも応援してくださり、地域創生にアルティメットを取り込んでくれた最初のモデルケースなのではないでしょうか。
そんな街や市が増えてくるといいんですけどね…
この3日間は2019年秋から始まった選考会を経て、最終候補として残った30名近くの合宿となりました。
年末年始は家族や彼女、友達、大切な人と過ごしてリフレッシュした選手たち。私は年末年始、例に漏れず増量を果たしました。
しかし、一流のアスリートたちは体型も変わらず、むしろパンプアップしている選手も見られました。さすが...
基本的に代表合宿では
・基礎練(45°やABCD、シュートなど)
・セット練(テーマに合わせたセットでの単発練習)
・紅白戦(チームを二つに分けて、バチバチの戦い)
・ラントレーニング
を行い、連携力、体力を7月に向けて強化していきます。
今回のチームコンセプトは「One for 1」。
チームコンセプトの意味については、今後ノートするネタとして残しておきます。
ちなみにバスケットボールのプロリーグ、Bリーグチームの千葉ジェッツのシーズナルテーマにかぶっているようです。
これでそこのファンの興味も引ければ…というのは欲張りですね。
合宿の内容を記録的に記載すると冗長になるので、
抜粋して書いていきます。
・「あとはやるだけ」
これは2日目夜のミーティングで話されたキーワードです。
選手でグループをランダムに組み、勝てるチームとは?勝てないチームとは?そして最大にして最強の壁、USAに勝てるチームとは?について、ディスカッションしました。
それを持ち寄ると、様々なキーワードが飛び出します。
どこのチームも、勝てるチームに必要な要件はイメージできています。
”ここは世界一を目指すチームである。”
その世界一になるイメージはできている、言語化できている。
ただ、それを遂行するのは「覚悟」と並々ならぬ「努力」がいる。
だから「あとはやるだけ」。
一番難しいことですが、各個人が「あとはやるだけ」をどれだけ底上げできるか、でこのチームは変わっていきます、強くなっていきます。
こんな話をミーティングで共有し、次の日を迎えました。
本当にそうなんですよね、言語化できたことは実現できる。
でも、そこにたどりつくためには…
勝つためのスポーツチームの根源に久々に触れた気がしました。
・「成しえなかったBreakを」
ここでのブレイクは4年前のメン部門代表のスローガンの「Break」を指します。
ラグビー日本代表が去年非常に「Break」しましたよね。
日本開催ということもありましたが、「にわかファン」が増えて、ラグビーがさらに加速していくだろうと感じました。
ところで、前回のW杯日本代表メン部門の順位ってご存じでしょうか。
「2位」です。銀メダルを取っているんです。強豪なんです。
ただ、そんなよい成績をとっても、日本国内のアルティメットの認知度は少し上がった、かな?くらい。
強烈なプロモーターがいるわけではないから、しょうがないことではあるのですが、やはり選手からしたら寂しい。
そんなことで、ラグビー日本代表を見習い、
選手から
選手目線で
自分のことを、チームのことを
アピールしていこうという提案がある選手から上がりました。
と、いうことで現在のTwitter、instagramの代表候補選手たちの賑わいがあります。この流れを7月まで、そしてそこで世界一を取り、みんなのポートフォリオが意味あるものとなるように。成しえなかったBreakを。
今月の合宿を含め、あと約10回の合宿があります。
合宿当日だけでなく、平日の過ごし方も大きく変わってきます。
私も選手としてではないですが、最大限の努力と貢献をしていく所存です。
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
文字数カウントで2000字を越えてましたので、そろそろ終わります。
皆様、2020WUGC メン部門日本代表○○ジャパンの応援をよろしくお願いいたします!!!
(○○の部分、募集中。)
イナバでした。
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