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2020WUGCオープン部門日本代表候補合宿(甲州オープン編)

こんばんわ、フライングディスクのいなばです。
ここ最近春めいた陽気が続いていて、毎晩寝汗をかいています。そろそろ毛布いらないかもな…

さて、今回は先週末三連休にて開催された日本代表候補合宿についてです。

日本代表オープン部門は、山梨県は昭和町押原公園で開催された大会、甲州オープンに出場してきました。


今回は2チームでの参戦。振り分け方は企業秘密です。対戦してくださったチームの皆様、ありがとうございました。
特に、ベジグリフォンズのメンバーに同大学の先輩後輩が多く、とても嬉し楽しい試合でした。個人的に。

今大会から採用ユニフォームとなったアンダーアーマーさんの国内活動着を袖に通したこともありますが、
大会に向けてチーム感が増してきたな、と感じるところであります。

1日目は晴天からの雨で、冬雨に打たれました。
ビデオを撮るのが一番の仕事なのに、iPhoneのフリーズが止まず、やむなく2試合目は途中で撮影を断念するなど、過酷な状況でした。

2日目。

爆and風。

**強すぎる風、思ったところに投げていつのまにか自分の後ろにあるなんてこともある風でした。 **

私がアルティメットに関わってきた中でも五指に入る爆風でした。
ちなみに覚えてる爆風アルティメットは以下です。

・2013 大学選手権本戦@富士
(奮発して買ってもらった焼肉弁当を風に食べられた思い出。)
・2015U23 一次選考会
(テントを建てたはいいものの、ペグが耐えられなくなる風。ディスク置いといて転がるって、何事?)

そんな中でも、パスをつなげていく選手たちはやはりかっこよかったです。
決勝戦は代表2チームでの試合となりましたが、
お互いに向かい風オフェンススタートをキープする非常にレベルの高い試合となりました。

結果としては、チーム1の勝ちとなりました。
サドンデスで、どちらに転ぶかわからなかった試合。ゴール前の一本のキャッチミス、ゴール前の一本のスローミスで勝敗が決す、ということをまざまざと見せつけれた試合でした。
世界大会行く前に、これを感じられてよかったと思います。

そんな中で、心に残った場面をいくつか。

◾︎**環境で負けるほど、悔しいものはない **

甲州オープン終了後のキャプテンからのメッセージです。
2012年のWUGC、オープン部門はベスト8で大会を終えています。
勝敗を分けたのが、海沿いを吹いた爆風でした。
(私はこの時ボランティアスタッフで、通訳と門番をしておりました。懐かしい…)

作戦なんてほぼなく、身長の高い選手にハンマースローを放り込む、乱暴なアルティメットに日本代表は屈しました。

そんな経験を持つキャプテンだからこそ、環境で負けたなんて言い訳できないことを身に滲みてわかっています。

風だからミスした、雨だから滑った
(雨だからビデオが撮れなかった)なんて言い訳で、
それでもやってきたことで点を取らないといけないんだ、といったメッセージ。
次の日に合宿を残していたタイミングでパリッとした雰囲気がまたチームに強まりました。


◾︎**自分に厳しく、チームメイトにも厳しく **

3連休3日目は大会会場を使用させていただいての代表合宿。その最後のミーティングで出た、これもまたキャプテンからのコメントです。

コミュニケーションが増えてきて、オフの時間の仲良し感は出てきた。
けど、コート内での信頼関係に関してはまだまだ未熟。
現地に行ってから、うまくいかなくてチームを信頼できなくなることほど怖いものはない。
国内にいる時から、自分に厳しくすることももちろん、チームメイトにも厳しくぶつかり合って行がなければいけない。

といったようなコメントでした。
全ては現地での勝利のために、そのために集まってるチームで、楽しくアルティメットをやるコミュニティではないのです。

これもまた、次の合宿に繋がる言葉だったように感じました。

オフタイムの選手たちは、基本的に仲良しです。
特に最年長と最年少の絡み、名ディフェンダー(怪我中)とインテリアルティメッターとの絡みは是非公開したいくらい、好きなやりとりです。
(身内ネタになりました、すみません。)

残すはあと5回の合宿。
練習会の時から数えると、実は折り返して2ndハーフに入ってます。
その合宿の中で、どれだけ質の高い練習と生のコミュニケーションが取れるのか、
どれだけ平日からアルティメットのことを考え続けるか、どれだけ生に近いコミュニケーションをとることができるか。

アルティメットな半年間、生のコミュニケーション→ナマニケーションをテーマに頑張ってまいります!

それでは、イナバでした。

温泉気持ちよかった〜〜


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