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アルティメットのアナリストになりたい⑤アルティメットの体力を測るには?

こんばんわ、フライングディスクの稲葉です。

この時間が常態化してるのがあまりよろしくないところではありますが、継続はなんとやら、この習慣がないと気持ちが悪い、と言えるところまで続けます。

さて、先週の土曜日はひょんなことから
前回のアルたい(アルティメットのアナリストになりたい)に書いた、

・チーム内でトップとされる選手の運動量分析

を、実際に計測して取れることになりました。
今回はお試しのため、一回きりとなりましたが、
様々、面白そうなことが見えてきました。
今日はそれについて、noteしていきます。

◾︎選手の実は、プレーの実は、が見えてくる

当たり前のように、それぞれの得意目・苦手なところは出てきて、そしてそれを引き立てあい、カバーし合うのがチームです。
その中でも足が早い、体力がある、といった体力的な部分を得意目とする選手もいます。

文化シヤッターバズバレッツで足が早いと言えば、そう、あのゴールアサシン#24でしょう。
誰もついていけない加速でゴールを量産するジェットボーイです。

なんですが、

今回、選手にGPSをつけて動いてもらい、試合をしたところ(M大学様、W大学様、N大学様、ノマ様ありがとうございました。)、

別の選手の方が最高速度、最大加速度が高いという結果が出ていました。
その選手はどちらかというとディフェンシブなプレーを得意とする選手で、一概にデータとして#24より早いからどうだ、というところまでは導けないのですが、一つ面白いデータとなりました。

ちなみに、スプリント距離が抜けるオフェンダーの肝、かも?

抜けるとイメージがある選手は段違いにスプリントの距離が長い記録が出ていました。スプリント回数はそこまで大幅には変わらず。

ということは最高速、加速もそうですが、一回のカットでどれだけの距離を走るのか、が肝要なのかもしれません。

…といったようなことを、継続的に取っていくと

・選手の実は。
・プレーの実は。

が見えてきますね。

◾︎ポジションによる特性の違い

ここも、当たり前ではあるのですが、
ハンドラーの選手が必要な身体的要素と、ミドルの選手が必要な身体的要素は異なっているのだなという部分が興味深いものでした。

こんなことを言うと気分を害される方がいらっしゃるかもしれませんが、今回データを計測した以下の項目において、ほぼほぼ、

ミドルの方が速いし走ってるしスプリントしてる

と言う結果となっていました。

確かに、ミドルの選手の方が身体能力が高いイメージはありましたが、可視化されると、なんか少し動揺します。(自身もハンドラー)

では、ハンドラーとして、どういったスコアが高ければいいのか。
最大加速度、スプリント回数などが影響してくるのではないかな?と考えています。そこが全てではないですが、競技の特性上、ハンドラーの方が長けてる部分、あると思うんですよね。それを定義していきたいです。

◾︎活用方法?

こういった機会がよくよくあるわけではないけれども、四半期に一回程度くらいはこういったデバイスを使用して、自分たちの目標への進捗を計れたら、またそれも自分たちを可視化出来て、面白いですよね。
走力、という具体的なようで、測りにくい部分を定義し、そこを達成するようなトレーニング、そしてプレーをすることによって、プレーが変化していく。

そんな使い方ができるとチームへの還元率も上がりそうですね。

逆に、毎回計測を行っても、それをパフォーマンスに繋げられる知見が身についておらず、コストパフォーマンスが悪いなぁ、と考えています。

この数字から、何が導き出せるのか。

これもアルたいの永遠の課題になりそうです。

それでは!イナバでした。
明日は出張です。洗濯物しなきゃ。

使用させていただいたアプリのチーム確認画面。
さぁ、誰がどのデータでしょう?笑

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