瀧本の映画感想 第四回「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」

まいど、瀧本です。本日からいよいよ「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の公開だ。しかし、記事タイトルには「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」の文字が・・・間違っていないぞ、私が観たのは”エイジ・オブ・ウルトロン”だ。まあ、公開初日に行きたいのは皆同じだが、友人と観に行く約束がありこうして過去作を観て奮っているのだ。正直「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」は一度観ているので観ずに映画館に行ってもいいのだが、少々記憶があいまいなので前後関係を思い出すために視聴に乗り切ったのだ。

それにしても、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」は凄そうだ(こんな語彙力で申し訳ないが)。映画を観終わった興奮冷めやらぬ友人が声を震えて私に電話をしてきたぐらいだ。彼は私に他のMARVEL作品を網羅しておいた方が絶対いいと念を押してきた。確かに「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」は今までのMARVEL作品の集大成であり、だれでも過去作を観るべきだとは思っているはずだ。キャプテンアメリカシリーズが好きじゃない私でも嫌々(ファンには失礼で申し訳ないが)観ているほどだしね。

※以下、ネタバレを含みます

さて、エイジ・オブ・ウルトロンを観返したいと思ったのは新しいアベンジャーズの加入メンバーのおさらいとアベンジャーズ創立メンバーのその後の2点だ。まず、アベンジャーズ創立メンバーの話をしよう。キャプテンアメリカとスターク、バナーとナターシャは前作と比べ仲の良さが深まっていたね。これは後でも話すが特別な能力を持っているものとそうでないものという共通点が見られる。彼らはチームの仲間に嫉妬することはなく自分たちの過去の鎖にずっと縛られている。それを特別な能力を持っているものとそうでないもの同士が互いにその鎖を緩めているのがうかがえる。バナーとナターシャの会話に、おじさんはどきまきしてみていたよ・・・(おじさんではないが)。それゆえ、最後のハルクが一人で戦闘機に乗ってどこかに行ってしまうシーンには悲しさを覚えた(あ、自分ハルクが一番好きなんすよね)。

次に、アベンジャーズの新メンバーだ。ヴィジョンはとりあえずおいておいて、新メンバー(と認知している)である双子のクイックシルバーとスカーレット・ウィッチは最初は敵として出てきたがウルトロンの人類滅亡計画を知ってしまい抜け出すのである。そして彼ら(主にスカーレットだけど)はホークアイに導かれ人類のために共に戦うことになる。ここでもさきほど書いていたように特別な能力を持っているものとそうでないもののセットである。序盤でウルトロンと一戦交えたアベンジャーズ一同はホークアイの自宅でやっかいになる。そのときにホークアイは特別な能力がないことにアベンジャーズの一員としてふさわしくないと嘆くが妻にチームにはあなたが必要であると語っており、まあそれがクイックシルバーとスカーレット・ウィッチを正しき道に導いたことなのだろう。くしくもクイックシルバーはホークアイの身代わりとなりウルトロンに倒されてしまうが、そこには自分たちを導いてくれた恩返しのようなものを感じた。

おさらいとしてここからが大事なところで、まあロキの杖にはマインドストーンつまりインフィニティストーンが入っておりそれがヴィジョンの額にはまっていることですね。ウルトロンは人間の最大の可能性である”進化”をえるためにヴィジョンを作り上げていたのですが、意識をつなげる途中でアベンジャーズに奪われスタークの作った人工知能であるジャーヴィスを組み込まれヴィジョンとして誕生したわけですね。インフィニティ・ウォーに視点をおくとヴィジョンの額にはマインドストーンがはいっているため、当然サノスが奪おうとするからその辺のやりとりが気になりますね。

おさらいということで、少々堅い文章になってしまったね。まあ、もし「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」を観る前に「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」を観かえすのが億劫でこの記事を読んでくれたのなら光栄だ。さあ、そろそろ僕もガントレットをはめて地球に旅たとうか、おっと、その前に前回のチームと一バカ騒ぎを起こそうかな・・・

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