瀧本の映画感想 第三回「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」

やあ、瀧本です。今回は前回のアベンジャーズに続きMARVEL作品の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を語っていこう。これもきたる「アベンジャーズ インフィニティ・ウォーズ」のために視聴したのだ。実は映画館で公開しているときはMARVEL作品と知らず、スター・ウォーズの劣化(ファンには申し訳ない表現です)ぐらいの認知でいましたが、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォーズ」のキーアイテムであるインフィニティストーンについて今作で語られているらしく、急いでDVDを借りてきた次第である。

※以下、ネタバレを含みます

最初に申し上げることとしては、スター・ウォーズの劣化と思っていた自分を殴りたいレベルで面白かった。宇宙を舞台にしたアクションはスター・ウォーズと比べてしまうのがよくない癖なのだが・・・今回はスター・ウォーズ(以下SWと略)とは違ったMARVELが作りだした新たなスペースアクションを味わうことができた。まず、作中に出る武器や艦のビジュアルはSWで見られるスマートでクラシカルな物とは違いとにかく自分でも触ってみたくなるようなかっこよさなのだ。ミラノ号のように鳥をモチーフにしたデザインだがカラーはオレンジとブルーで機械であることを忘れさせない。

各登場人物はそれぞれ性格等に難ありなのだが、互いに誰かを救うということに関しては人一倍正義感があり、またスター・ロードことピーター・クイルのどこか抜けているが頼れる男であるのがこの作品の魅力でもあった。個人的にはドラックスは非常に情に厚い性格で仲間の悪口を言われると怒るシーンが好きである。最初はただ刑務所から脱獄するだけの協力関係だったが、互いに家族を失ったものが多いこともあり、家族ような関係性が生まれたのがとても微笑ましかった。

視点を「アベンジャーズ インフィニティ・ウォーズ」にあてると、この作品はサノスという人物、インフィニティストーンの秘密を知ることができるため、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォーズ」を観る前に観ておいてよかったと思う。今作に出てきたインフィニティストーンはオーブだけだったがあれほどのパワーを見せつけられたら「アベンジャーズ インフィニティ・ウォーズ」のポスターにアベンジャーズ全滅!?と書かれるのも無理はないかと・・・サノスもインフィニティストーンを使うシーンはないのだが、椅子にすわってるだけで強キャラを感じることができるため、軽くどんな人物なのか触れるとしても今作はそういう点で長けていた(アベンジャーズでは最後に振り返ってほくそ笑むぐらいしかなかったからね・・・)。MARVEL作品は次の作品につながるヒントが多くて次の作品も楽しみにさせてくれるのがいいですね。

スペースアクションをSWで学んで身としては、今作を観るのに少し気が引けていたが実際に観てみないとわからないもので今までの常識を覆された気分です。確かにライトセーバーはかっこいいし、フォースと共にありたいが、もしガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのチームに入れるなら私はそちらを選ぶね。だって、彼らと「Ain't No Mountain High Enough」を聞きながらバカ騒ぎしたいからね。いいことも悪いことも両方やっていこうぜいこうぜ!

「アベンジャーズ インフィニティ・ウォーズ」が近いため少々駆け足での記事投稿ですが少しでも立ち止まって読んでくださったならありがたいです。では、また次の映画で会いましょう~

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