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未経験からライターになるには? 知っておきたい5つのポイント

”好きなときに、好きな場所で、好きな仕事をする”

そんな想像したことがある人も多いのではないでしょうか?

コロナ禍をきっかけに、副業や在宅でできる職業が注目を浴びるようになりました。そのひとつがライターです。とはいえ、ライターを目指そうと思っても

”ライターって具体的に何を書くんだろう?”
”どのくらい収入が得られるんだろう?”
”未経験からライターになれるのかな?”

そんな疑問を抱いている方にむけて、未経験からライターを目指す方が知っておきたい5つのポイントをお伝えします。


1.ライターのジャンル

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ライターのジャンルはさまざまです。

・コピーライター(広告などのキャッチコピーを考えたりする)
・シナリオライター(脚本などを手がける)
・webライター(web上の記事を書く)
・ルポライター(取材した記事を書く)
・トラベルライター(旅行をテーマにあらゆる媒体で活躍する)
・美容ライター(美容をテーマにあらゆる媒体で活躍する)

どんな記事を書きたいか、どんなライターになりたいかをイメージしておくと、どんなスキルが必要かわかりやすいです。

2.ライターに必要な力

どのライターを目指す場合でも必ず必要なのは、「読者を想像する力」「読みやすい文章を書く力」そして「社会人基礎力」です。

・読者を想像する力
どんな記事にも読者がいます。例えば「ゴルフ」というひとつのテーマで記事を書くとしたら、読み手が20代女性なのか、50代男性なのかで記事の内容が大きく異なります。20代女性ならおしゃれなゴルフウェアを知りたいでしょうし、紫外線対策も気になるかもしれません。女性が使いやすい道具や、女性が利用しやすいゴルフ場などの情報もいいでしょう。50代男性なら、一目置かれるゴルフウェアや道具、ゴルフ上達のコツや接待ゴルフなども情報も知りたいかもしれません。読者を想像せず記事を書いてしまうと、本当に伝えたい相手に届けたい情報が届かないため、せっかく書いた記事も埋もれてしまいます。

・読みやすい文章を書く力
ライターが書いた文章はネットで読まれることが多いです。スマホやPCで読むときに、読んでいてストレスを感じない文章を書けることが大切です。一文が適切な長さで頭にスッと入ってくる。難しい表現が少なく、わかりやすいなど読者を想像する力とリンクしますが、自分が書きたい表現ではなく、相手の読みやすさを優先しましょう。

・社会人基礎力
記事を依頼するクライアントが必ず存在します。わからない点は確認する、メールの返信を必ずする、納期は守るなどお互い気持ちよくお仕事できる社会人としてのコミュニケーション力も大切です。
・+αのスキル
どんなライターになりたいかで必要なスキルは変わってきます。以下のようなスキルがあるとお仕事の幅が広がります。

・SEO対策記事が書けるスキル
SEOとはSearch Engine Optimization(サーチエンジンオプティマイゼーション)の略で、検索エンジン最適化という意味です。

例えばあなたが「ハンバーグの作り方」についての記事を書いたとします。Googleなどの検索エンジンが「この記事は『ハンバーグの作り方』を知りたい人に合っている!」と判断してくれると、「ハンバーグ 作り方」のキーワード検索されたときに上位に上がってきます。

web上に掲載される記事を書く場合は、どんなジャンルのライターさんでもSEO対策ができると重宝されやすいと言われています。


・撮影スキル
webライターだけでなく美容ライターやトラベルライター、ルポライターなどにあると良いスキルです。カメラマンが別にいる場合もありますが、撮影も出来るライターさんだとクライアントさんも依頼が一度で済みますし、自分の記事と写真の雰囲気を合わせることもできます。

・企画力、マーケティング力
未経験ライターさんの場合、いきなり企画出しから依頼されることはまず無いと思います。しかし、「こんな記事だったら読みたいな」とか「この世代ならどんな情報を知りたがっているかな?」と常にアンテナを立てておくことは大切です。

クライアントさんも、ライターさんも記事を読んでもらって「何か行動に繋がってほしい」という目的は同じです。自分がクライアントさんだったら、そんなライターさんと一緒にお仕事したいと思いますよね。

・何かしらの専門分野の知識
美容ライターなら化粧品や美容法、トラベルライターなら旅行経験の豊富さ。医療や金融、法律なども実際に働いてみないと得られない経験を活かしてwebライターとして活躍されている方もいます。もちろん正しい情報を発信することが大前提ですが、人より得意な分野がある場合は、専門ライターとして活躍できるかもしれません。

3.お仕事のもらい方

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お仕事のもらい方は、どんな働き方を選ぶかで変わってきます。

・組織に属している場合
企業に属している場合、そこでお仕事を獲得していく形になります。現在ライターとはまったく違うお仕事をしている場合は、転職する必要があります。

・組織に属していない場合
フリーランスとして活躍する場合、求人サイトを使ったりSNSや知人の紹介などからお仕事をもらったりする方法があります。

・半分だけ組織に所属している場合

業務委託やアルバイトで活躍しつつ、フリーランスとしても働いている形です。SNSや知人の紹介でお仕事をもらいつつ、組織からお仕事をもらうケースです。最近ではクラウドワークスやランサーズなど業務委託サービスも増えています。副業や未経験で経験を積みたい場合、こういったサービスを活用するといいでしょう。

4.収入はどれくらい?

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未経験からとなると、収入も気になるところですよね。

ギャラの相場は
取材記事 ¥5,000~¥40,000
SEO記事 ¥3,000~¥40,000
コラム  ¥○○~???

このように金額に幅があります。一文字〇円と文字単価で依頼されるケースもあります。
未経験ライターは単価が低く、買いたたかれて損をするケースもあります。
しかし未経験のうちは経験が実績になりますので、もしタダ同然のお仕事だったとしても

・今後のキャリアにとってプラスになるか
・名前を掲載できるもしくは実績として公言してよいか
・未経験でもチャレンジしやすい案件か

などをポイントに判断しましょう。
もし不安な場合は、属している組織に相談したり、業務委託サービスの運営に相談したりするなどしてみましょう。


5.どうやってスキルを身に付けるのか

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どうやってスキルを身に付けるか、そのメリットデメリットも併せてご紹介します。

・独学
副業ブームもあってか、ライターになる方法本はたくさん販売されています。実際にライターとして活躍されている方の本もあります。


これらで学んでクラウドソーシングサービスなどでお仕事に挑戦する方法があります。

メリット
・お金があまりかからない
・自分のペースで学べる

デメリット
・文章の添削をされないため、文章力の向上に時間がかかる
・わからない点を誰にも質問できない

・通信講座・スクールなどで学ぶ
郵送・通学・オンラインとさまざまな形が選べます。コロナの影響もあり、今はほとんどのスクールがオンラインに対応しているようです。

メリット
・課題があるため、添削をしてもらえる
・必要なポイントが整理されていて、効率よく学べる
・わからないことは質問できる
・受講生同士で交流ができる
・スクールによってはライター以外のことも学べる

デメリット
・お金がかかる
・計画的に取り組まないとお金と時間がもったいない

無料体験レッスンを行っているスクールも多いので、気になっている方は参加してみるといいかもしれません。

ちなみに私は独学でつまずいてしまったため、SHElikesというオンラインスクールで学んでいます。

・未経験ライターとして転職する
未経験でもライターとして雇ってくれるところを探して、就職する方法です。ネット社会が進む中で求人は増加傾向にあるようです。募集条件を満たしていなくても、応募先の企業の業種の経験があったり、日頃から記事を書いている方は応募できることもあります。

私は以前、転職活動のときに転職エージェントに相談をしました。
ライターとしての転職ではありませんが、資格や年齢など条件を満たしていない企業でも
前職の経験から応募できたところが何社かありました。転職サイトなどを活用してみてもいいかもしれません。

メリット
・学びながらお給料がもらえる
・自分から仕事を探す手間が減る
・文章術など相談しやすい

デメリット
・転職活動が必要
・採用先でどこまで活躍できるかは未知数


・まとめ

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ライターは文章を書くことができれば、たとえ未経験であっても誰でもなれる職業です。だからこそ大切なのはどんなことを伝えるライターになりたいかです。

変化の多い不安定な時代、「稼げるから」「人気だから」と誰かの正解を探すよりも自分が
どんな人生を歩みたいかで選ぶかが重要だと思います。私もまだ学びの途中ですが、いつかは自分の好きな分野や地元の魅力を発信できるライターになる夢を持っています。

あなたはどんな人生を歩みたいですか?
どんなライターになればその人生に近づけそうですか?

ぜひ考えてみてください。

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