9・“おやすみなさい　フランシス”の絵本を読んだら

孫３人がうちに泊まる予定の日、なかなか寝ない子供たちのために、娘が
“おやすみなさい　フランシス”という絵本を読んであげていた。

ちっとも眠れないあなぐまのフランシスが　パパとママのところに行くと、パパたちはケーキを食べている。
そしてフランシスはケーキをひとくちもらう。
そこを読んでもらって　長女８才は
「パパとママって、あたしたちが寝た後、ケーキなんて食べてるの？」

さて、ママが帰ってからも　ちっとも寝ないで大騒ぎの孫たちだったが、
次の日の朝、一番早く起きてきた孫・長女は　開口一番
「ママとパパが子供たちが寝た後、ケーキ食べてたら　ケーキひとくちなんてじゃなく三口もらう」

しばらく後に起きてきた孫・次女６才も開口一番
「パパとママが　子供の寝た後　ケーキなんて食べてズルイ」

２人とも、そこのところが許せないのだった。

だいじょうぶ　パパがケーキ食べてても、それは昼間あなたたちが食べたケーキを、仕事で食べれなかったパパが食べてるだけだから。
あなたたちにないしょで食べたりしないよ。