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33・自宅介護に報酬をもらう

今、私の一日は、母を中心に回ってる。
家族の中で弱い人に合わせるしかないのだ。
このコロナ禍もあって、特別やりたいことがあるわけではないが、
日々、自分の自由にならない苛立たしさがある。
この間、自分の体調が悪く休みたいのに、母の散歩に付き合ったり 
料理したり 母がお風呂入るまでは寝れないといったことが重なり、
踏み切ったことがある。

それは、母の世話に対して報酬をもらうこと
母から時々お小遣いはもらうが、そうじゃなく 仕事の報酬として決まったものをもらいたいのだ。
いつも自分のやってる母の世話が 誰からも認められてないような無力感がある。こんなに、自分の人生を捧げてるのに。
仕事だと思えば、薬を取りに行ったり三食つくらなくてはならないのもあきらめがつく。
「月2万円をもらいたい」と言ったら、
母はにこにこして「お安い御用」と3万円くれた。

母も世話になってるのはわかってるのだが、どうしていいのかわからなかったのかもしれない。母は「安いバイト代」と言ってる
これで、お互いにスッキリした。


それで思い出したのだが、娘は専業主婦だが 月々決まった額の自分の小遣いというのを取っている。
そのときは なるほどそういうのも大事だなと思ったのだが、今 それは本当に必要なことだと実感した。
自分の権利というものを大事にしなくては、楽しく生きていけない。
尽くすだけじゃむなしいよ。
2万円きちんと報酬をもらうと決めただけで、私の心が明るくなった。

だいたい、母の介護費用がまったくかからないのは(母はデイサービスに行ってない) 私が世話してるおかげなんだから。


ところで
ためらってたユニセフマンスリーサポートを申し込んだら、 
考えてた自宅介護の報酬を決められた。
いい所にお金を使うと、お金が回っていくのかしら。


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