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3・ドアーズ

若いころ、ドアーズが好きだった。今でもたまに聴く。
ジム・モリソンの声は、ものすごく魅力的だ。楽に声が出てる感じがいい。
彼は若い時に死んでしまったけど。

ドアーズをよく聴いていたのは、田舎にいた高校生のころ。
あの寒い暗い田舎の冬に合っていた。
東京の大学に入ったら、絶対「ロックを聴くサークル」に入ろうと決めていた。
自分でレコードを買うのは限られてるし ラジオも聴かない私は 新しいロックを知る機会がない。田舎のレコード店で、これと思ったレコードを何枚か試聴して、よさそうなのを買っていた。
東京に行ったら、ロック好きの人たちにいろいろ教えてもらったり レコードを貸してもらえるのではないかという下心マンマンだった。
無事、ロック同好会みたいなのに入り(女子は私を含めて3人しかいなかった。軽音楽部には、ビートルズ好きな女の子とか入っていたけど)
私の読みどおりいろんなロックを教えてもらいレコードを貸してもらって ロックを聴きまくった。
ザ・フーや、シカゴ、ブラッド・スエット&ティアーズ、ディープ・パープル、キンクス、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング etc etc
あとは聞いたこともないグループも(you tubeで、久しぶりに その有名じゃないグループの演奏も聴けた)。
コンサートチケットなども出回り、私のレコードと交換でいいよと言われ、確かクリームのアルバムと交換して、ショッキング・ブルー(ヴィーナスという曲が有名)のコンサートへ出かけた。

あのころは 新しいのを聴くのに忙しくて、ドーアズはあまり聴かなくなったが、ずっと好きなバンドだった。
今は、you tubeであのころ見たことがなかったライブ映像も見れる。
ジム・モリソンは、ファッション的に今でも通用するカッコよさである。


時々、聴きたくなるドアーズ。今夜は、break on throughでも聴こうか。




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