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〔21〕ブルー&ロンサム


ローリング・ストーンズがブルース好きなのは知っていた。
ブルースがやりたくて、バンドを始めたわけだし。
私はストーンズが大好きだが、ブルースもあのころ流行ってたリズム&ブルースもさほど好きじゃなかった。

しかし、BSの“song to soul”という番組 (“song to soul”はいい曲がたびたび取り上げられていて、毎回楽しみにしてた)を見てたら、ストーンズが、昔好きだったブルースの曲ばかりのアルバム「ブル-&ロンサム」を出したという。
番組のなかでやってたそのアルバムの曲がすごくいい。
私もこの年になってやっとわかり始めたブルースのよさ。
最近、八代亜紀の歌も好きなのだが、あれも、日本のブルースと言えないだろうか?
私も、昔好きだったファッションや音楽のことなども書きたくて これを書いてるわけだし、ストーンズが昔好きだったブルースをやりたい気持ちはよくわかる。

久しぶりに見たストーンズの面々は、チャーリー・ワッツがとてもロックスターとは思えない上品な紳士ぶりでびっくりしたし、ロン・ウッドのスニーカーとキース・リチャーズの帽子がステキで、やっぱりかっこいいよなぁと思ったし、何よりメンバーがみな昔の体形のままでやせているのには感心した。もちろん、ミックのボーカルとハーモニカがこれまたすばらしい!

昔のインタビューで、ミックは60才になってもロックをやると言ってインタビュアーにあきれられていたが、その年齢をはるかに超えた今も、現役のロックグループとしてがんばってくれてるストーンズ。
毎回すばらしい新曲を出し、いまだコンサートも続けてるその仕事ぶりに、私も自分のやるべき仕事をがんばろうと いつも励まされている。



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