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22・心の中に音楽が

音楽の杜さんが、グランド・ファンク・レイルロードのことを書いていた。
で、以前、私が書いたものをアップします。


CDの音より レコードの音のほうが 深みがあって好きだ。
久しぶりにレコードをかけてみたが プレーヤーの調子がイマイチのせいもあって、すぐやめた。
“いつか暇ができたらゆっくり音楽を聴きたい” 
と思ってきたのだが、いざ暇になると 年をとって三半規管がいたんできたせいか、あまり聴きたい気持ちにならない。若い時、大きな音でロックを聴きすぎたせいで三半規管が悪くなった気もする。

そういえば、1971年のグランド・ファンク・レイルロードの雷鳴轟く中での後楽園コンサート(今や伝説になってるらしいが)を聴きに行ったときは 翌日難聴になった。
大きな音に 耳も耐えられなかったのだろうが 
すぐ治ったので 気にも留めなかった。

今は機械でものすごく大きな音が出せるし、ヘッドホンもあるから
人間の体の力を超えた音にさらされていると思う。
ミュージシャンたちが、年をとって難聴になる人が多いのもうなずける。
若い人が 長時間ボリュームいっぱいで聴くのは心配だ。


でも、今はあまり聴かなくなっても、
私の心の中は かつて聴いた音楽でいっぱい。
あの曲のあのフレーズ あのイントロ あのギター あの声 
あのピアノ・・・
心の中は、昔、好きでたまらなかった曲でいっぱい。
何かの拍子に あの感動がよみがえる。
若いときに聴いた素晴らしい音楽が 心の蓄えとなって 今も私を満たしてくれるのだ。



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