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29・太陽系のその先へ「太陽系はここまでわかった」


リチャード・コーフィールド著「太陽系はここまでわかった」を読んだ。
広大な宇宙に関する本は読んでるが、太陽系に焦点を当てている本は今まで読んだことがない。

一番衝撃を受けたのが、ボイジャー1号2号などの無人宇宙探査機のことだ。ボイジャー計画とは、木星、土星、天王星、海王星などが同じような方向に並ぶ時期を利用して 無人宇宙探査機がこれらの惑星に行くことで、そうするとより遠くまで行けるらしい。
この時期を逃すと175年後まで待たねばならない。

無人宇宙探査機は 各惑星の重力を利用して方向を変えたりするのだ。
すごいよなあ。
そして、接近したこれらの惑星の写真を地球に送り、今までわかっていなかったこれらの惑星の知識について多大な貢献をしたのだが、驚いたことにまだ稼働しており(多分当初の予定に反して)とうとう、太陽系を出てしまったのだ。

なぜ飛び続けられるのか私にはよくわからないが、何万年後かには別の恒星に近づくかもしれないし、宇宙人に拾われるかもしれない(そのために地球のメッセージを携えてる)。
私の知ることのできない遠い遠い未来へ向かって、無人宇宙探査機は、
今でも宇宙空間で孤独な旅を続けてると思うと、なんともいえない気持ちになる。


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