見出し画像

〔18〕シャイン・ア・ライト

風邪のセキがなかなか治らないので 夜、咳止めの薬を飲んでいるのだが、え~~い きょうは咳止めはやめて、シードル飲もう!
(アルコールで風邪を吹き飛ばそうとした)

シードルを飲みながら、ビデオに撮った ローリング・ストーンズのドキュメンタリー映画「shine a light」を見る。
ストーンズにしては小さなコンサート会場での ライブ映像である。
選曲がすごくいい。
私の大好きなアルバム「exile on main street」のなかの曲が多い。
題名の “shine a light” はもちろん “loving cup”や “ダイスをころがせ”  “all down the line”など。
どれも、お気に入りの曲だ。
“all down the line” なんてしびれる。ロン・ウッドのギターが最高!
しかし、コーラスのall down the lineの部分がレコードと違っててちょっと音程が上がるのが玉にキズ。やっぱり、原曲のコーラス部分のほうがいい。

思い出して「exile on main street」の曲をみてみると、いや~すごいね。
2枚組のレコードなのだが、名曲ぞろい。
正統派ロックの“ロックス・オフ”はパワフルだし、
リップ・ジス・ジョイントシェイク・ユア・ヒップスなど、ブギウギっぽいナンバーもラフでよく、これをきっかけに私は ブギウギピアノとがいうものが大好きになったのだ。
スウィート・ヴァージニアや、ブラック・エンジェルなどは、
アルバム「スティッキー・フィンガース」からの流れの名曲だし
“shine a light” 
“all down the line”
“ダイスをころがせ”
“loving cup”(ピアノがいい)などは すごく好きで何度も聞いていた。

ストーンズの歌詞は、あまりよくわからないものが多い。
でもニュアンスで聞いてるので、映画「shine a light」で訳詞がのってるのが、興ざめだ。だいたいニュアンスが伝わらない訳詞なので、ヘタに訳さないでほしかった。
以前、ストーンズの古い曲で「under my thumb」の歌詞を直訳し「親指の下の女の子」と訳したのがあって、のけぞりかえった。
これは、ちょっと辞書をひけば、「オレの言いなりの女の子」のような意味だとすぐわかるはずなのに!
ストーンズに酔いしれていたら、セキがひどくなって、結局 咳止めを飲んだ。アルコールで風邪は吹き飛ばないのだった。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?