#11 同情するより応援を
「今の自分があるのは自分のせいではない」と言いたい人
以前、あるテレビ番組の制作に関わったことがある。客観的にみると「可哀そう」な境遇にある人が、それでも頑張っている状況を取り上げる内容だった。
ある出演者が、自分が今、恵まれない状況にある理由として、自分の不運を語る場面のインタビューに立ち会った。その出演者にとっては、今自分に起こっている状況は、自分のせいではなく、外的要因の不運による結果なのだと主張したかったのだろう。
もちろん、そういう人も世の中にはたくさんいる