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Dysonイベントで噂の空気清浄機ヘッドホンを体験してきた

いってきましたのでレポ。やはりダイソン、良い意味で狂っていました。
※本記事の画像はプライバシー保護のため消しゴムマジックで写り込んだ人を消しています。不自然なところが多々ありますがお許し。


ヘッドホン体験

ヘッドホン体験コーナー

入り口すぐ、ヘッドホンが10個くらい並んでいます。ノイキャンは試せますが、ダイソンの歴史みたいな動画の音声が流れているだけで音質はよくわかりません。
重いのはこの時点で体感できます。ヘッドバンド内側のクッションは頭頂部のみ柔らかく、サイドのふたつはかたくなっています。伸縮機構も頭頂部とサイドをつなぐ部分がスライドするので、一般的なオーバーヘッドとはちょっと異なります。

フォトブース

フォトブース

写真撮影ができるブース。装着して写真をとれますが、マウスガードみたいなやつはなし。
天井に指向性スピーカーが3個埋め込まれ、騒音が流れています(たぶんこれhttps://audiobrains.com/product/soundtube/fp/)ただしブースに入ってからでるまでだいたいヘッドホンをつけたままなので、ノイキャン効果はさほどわかりやすいわけではありませんでした。

テクノロジー説明

内部構造

ここからテクノロジー説明ゾーン。ここが本番。内部構造説明のモックも巨大。肝心のモーター部は明記されておらず、ちょっとぼかしてあるのでしょうか。

オーディオ部分

見にくいですが、ヘッドバンドの中にバッテリーが搭載されています。リチウムポリマータイプが2個連結してあるような形。容量は2600mAh。大容量なヘッドホンでも1000超えくらいなので、さすがにかなり大きめです。

プロトタイプ①

最初は頭の上にフィルタがあり、口元にチューブが。3番目のものあたりでかなりいまのものに近づいています。

2番目のプロト

このイヤカップ部、なんか見覚えがあるような…

プロトタイプ②

ケーブルにFF、FB(たぶんANC用マイクの線だから)とか書かれたテープが貼られており、ガチ感があります。


振動抑制機構とテスト

モーターはフローティング。


フランク氏

フィルター性能試験用のマネキン。フランクという名前がつけられているらしいです。フランク何人もいそう。

フル機能体験ブース

1番大事なところで写真とってませんでした。説明員の方と話しながらだったので…

  • 音質:想像以上にまともです。充分な帯域感。

  • ノイキャン性能:そこまで外のノイズが大きくないのでちょっと評価が難しいですが、説明員の方の声がかなり小さくなり、そこそこの性能は出ていると思われます。

  • モーター音:ANC ON、音楽再生ありではまったく気になりません。両方オフにするとブーンという低いモーター音が聞こえますが、想像するような音ではなく、機械的にかなり頑張っていると思います。

  • 空気清浄機能:空気がきれいになってるかはぶっちゃけわかりません。だからアプリで見れるようにしているのかな。マウスガードは口から離れていて、少し涼しい空気が流れてくるので、快適そうな感じはします。

総評として、ダイソンってやっぱすげーなと思わされる展示でした。約12万円というのも原価からしたら高くないような気もしてきます。
空気と音を清浄化するというコンセプトは面白く、そこの快適を提供するために重さというウェアラブルで非常に大切になるところを捨ててる(がんばってはいるのだろうけど)割り切りもダイソンらしいです。メリットがデメリットを上回る可能性のある花粉症の時期に試してみたいところ。

個人的には、これをつけた人がいっぱい歩いている世界は好ましいです。物好きな富裕層にいっぱい売れたら面白いですね。

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