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今週の、いちばん。第21回/「心配」しても、「結果」は何も変わらない。

ここ数日間、天気予報とにらめっこする日が続いていた。
というのも、8月最後の日曜日に、鎌倉で海水浴をする予定があったからだ。
結構前に、IT系の友人と「なんか、夏らしいことしたいよね」と企画したのだけど、連日あいにくの雨模様。正直、気が気じゃなかった。

ただ、ここまで「敗戦」の色が濃いと、むしろ吹っ切れたりもする。
友人と相談して、雨だったら鎌倉散策に切り替えようと、代案を準備し始めた。
また、そうしている間にも、参加者のキャンセルが相次いだりして、(BBQを予約してる関係で)新たに人を誘ったり。
幹事連中の心配事のタネは尽きないけど、とにかく「行動」して、一個一個つぶしていく。

そんなこんなで迎えた当日、意外にも、晴れた。
最初はまだ肌寒かったけど、そのうち夏らしい暑さが戻ってきた。
(浮かれた僕はバナナボートにまで乗ってしまい、今も少々内股が痛い…)
夏の海で飲むビールは、本当に最高だった。

それにしても、天気なんて、そんなものだ。
いくら心配しようと、雨が降るときは降るし、晴れるときは晴れる。
だから、心配しても意味がない。

自己啓発書チックな言い方だけど、自分がコントロールできないものを憂いても、仕方がない。
それよりも、コントロールできるものに立ち向かったり、最悪の事態に備えること。
「雨が降りそうだなぁ」と嘆く暇があるなら、「雨が降ったらどうするか」を考える。そうすれば、結果は変わる。

昨日晴れたのはただの偶然だろうけど、めげずに動いた僕たちへのプレゼントじゃないかなと、勝手に思っている。
いい夏のエピローグだった。

今週の、いちばん準備が報われた瞬間。それは、8月31日、材木座海岸で夏の陽射しを感じた瞬間です。

*「今週の、いちばん。」は、その1週間で僕がいちばん、心が動かされたことをふりかえる連載です(下の「このマガジンに含まれています」のリンクから全部の記事が読めます)

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