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【実測】インナーチューブの重量

インナーチューブの重量を測定したので、参考までに。


 


●IRCのブチルチューブ18-26c 80mm 追記;2022/4/3


自転車屋で販売されている頻度が高く、金額も安いことからお目にかかることも多いチューブ。


軽量ブチルやラテックスに比べると50g(これだけ、80mmなので実際はもうちょい軽い)も重くなってしまうが、分厚く丈夫で、エア漏れの速度も遅く、チューブ自体の伸びも起きにいことから頻回のタイヤ交換にも耐えられて、非常に扱いやすいチューブだが、重量面ではネックとなる。


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●ビットリア ラテックスチューブ 25/28c 48mm


これまでに合計7本測定したデータでは平均重量は78.09g


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Aerocoachの実験データでは最速クラスのインナーチューブ。ビットリア製は他社に比べてエア漏れが少ないらしいので、その点で気に入っている。(エア漏れが遅い代わりにラテックスとしては少し重い)


ビットリアの日本語サイトには19/23c 75g、25/28c 85gと書いてあったが、実際に測定してみると何故か10gくらい軽かった。発注を間違えたのではと思ってAmazonの注文ページを見たり、パッケージを見たりしてが、間違ってなかったw


 


実際に使ってみると、ブチルに比べたらエア漏れは速いし、単価も高いし、タイヤの着脱を繰り返してるとチューブの周長が伸びてきて詰め込まないとホイールに収まらなくなるし、表面にちょっと粉ついてるし、普段使いには正直めんどくさい。決戦前に入れて、決戦後はタイヤ外した時に伸びてることが確認されたらブチルに戻しちゃうような運用が現実的だなといった印象。


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追加(2022/04/19計測)


個体差なのだろうが、若干重くなったが依然として公表されている重量よりも若干軽い。


あと、キッチンスケールの左にちらっと写っているが、バルブエクステンダーも買った(後で書く予定)


最近はディスクブレーキが普及してカーボンホイールでもラテックスチューブを使って問題ない時代になりつつあるので、現在のバルブ長48mmは今後設計変更するべきだと思う。50mmリムハイトで使うことを考えると60mm以上のバルブ長が欲しい。


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追加(2022/08/16追加)


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追加(2024年5月2日)

 

●スペシャライズドの通称「赤箱」


バルブ長は60mm。


スペシャのチューブは軽いと定評があるらしいが、公式サイトに重量が記載されてなかったりしてあまり親切ではない。


粉が飛び散る都合、袋ごと測定してしまったのは申し訳ないが、大体75g程度と、IRCとかの分厚い標準的なブチルチューブに比べると軽いので、踏み出しが軽くなる感じがある。自分がこれまで使ってきた感じでは耐久性があまり高くない印象なので、決戦の時に入れて、決戦が終わったら大体元に戻してしまう。


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●スペシャライズドの通称「黒箱」


バルブ長は60mm。


手元になかったのでネットで調べた情報になってしまうが、IRCの標準的なブチルチューブは115gらしいので、「ごく普通」なやつより15g程度軽いようだ。


ちなみに、黒箱のほうは粉がついてないので袋なしで測定できた。


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●ミシュランのブチルチューブ 追記:2022/4/10


バルブ長は40mm


軽量をウリにしていたスペシャの黒箱より軽かった。


特に指定して選んでるわけではないが、店で安かったので街乗り車に使っている。


特徴としては、バルブナットがなく、バルブ軸にはねじ切りがない。また、バルブコアは着脱式ではないのでバルブエクステンダーの装着は不可能?


畳まれてる状態での体積が小さい印象を受ける。もしかしたら、ツールボトル適正が高いかもしれない。(ツールボトルに入れるチューブは耐久性を重視したほうが良いと思うので100g切ってる95g程度のチューブを使うのはどうなのかというところはあるが)


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