巣鴨収容所からサンシャインシティへ
翌週は雑司が谷に繰り出します。
JR大塚駅に集合し、都心唯一の都電であります、荒川線で雑司が谷を目指します。
列車好きには好感度の高い、レトロな型とも遭遇できたようです。
まずはじめに、雑司が谷霊園で著名人達の墓を見学します。
夏目漱石、ジョン万次郎、東條英機など、それぞれのお墓を巡ります。
墓石に夏目の文字が見えますね。
軍人、東條英機の墓
こちらはジョン万次郎(中濱万次郎)の墓です。
「夏目漱石は昔、千円札に描かれていたんだよ。」
「うん!知ってる!」
最近の子ども達はの事前学習は動画やインターネットの助けもあってか、充実していますね。
お墓を回ったあとは、地域散策をかねて清土鬼子母神社へ向かいます。
「鬼子母神っていうのは、昔は子どもを食べていた鬼だったんだよ。」
「いや、正確にはその肉を食べさせていたっていう説が・・・」
色々な神社に行くと、色々な神様に会えるので面白いですね。
一行は、昔は活発だったであろう静かな商店街を通り抜け、雑司が谷公園でお弁当を食べます。
綺麗な芝生のある公園で、中には靴を脱いで走っている生徒もいました。
この日もやはり遊び足りなかったのか、雑司が谷公園で十分すぎるほど遊んだ気がします。
しっかり遊んだ後は雑司が谷鬼子母神堂に足を運びます。
こちらは入口入ってすぐの大きなイチョウの木です。迫力ありますね。
実は、この敷地内には古くからある駄菓子屋さんがあったのですが、どうやら今回はお休みのようでしたので、また次回改めて訪れたいと思います。
最後は、池袋駅の東側にあります、巣鴨プリズン跡へと向かいます。
先ほどお墓を見学した東條英機が処刑された地でもありますこの巣鴨プリズン跡地です。現在は公園となり池袋サンシャインという大型の建造物がありますが、元々はどのような敷地だったのか、知らない人も多かったのではないでしょうか。現在は都会に埋もれ、収容所の面影はほとんどありませんでした。
そんなこんなで、今回のフィールドワークも無事終了!
ゆっくりと紅葉の季節が近づいている気がしますね。季節の変わり目、体調管理も大切に。
それではそれでは。