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2021古民家合宿 6日目 夏休みの宿題


小学生、中学生共に各々夏休みの宿題に打ち込んでいる。
私立に通う中学二年生は、各教科ごとの課題が大量にでいるので、見ているこちら側も気の毒になる。苦しみ、悶えながらも大量の課題に打ち込んでいた。
しかしながら、この学校の宿題が子ども達の学力向上のために課された課題なのかは怪しい。単純で退屈な問題の数々に、繰り返し書かされるドリルのような問題集、インターネットで調べればすぐにわかるような歴史の暗記に加え、夏休みの宿題をチェックするかのような夏休み明けテストが構えている。
 むしろ逆に生徒の学習時間を奪っているような気さえするが、ここはなるべく速やかに課題を終わらせ、自らが興味ある学習に取り組めるように促す。

中学一年生の生徒は、すでに夏休みの宿題を終わらせて数学の予習を開始している。
 この生徒は、インターナショナルスクールから私立中学校に入学する直前に、公立小学校に編入し、公立学校の大変さを経験するという貴重な体験を持っている。学習に対して真剣に取り組んでいる成果もあって、中一の夏休み前半に二次関数のテキストまで読み進めている。このまま夏休み中に中学3年までの数学に見通しをつけ、中学一年生の間に3年生までの数学の範囲を一通りこなし、中学三年開始の時点で、高校1年の数Aと数Iまで進めたいところだ。
 宿題に限らず、やるべきこと、もしくはやると決めたことは、なるべく短時間で効率よく終わらせるのが良い。そうすれば、自由な活動の時間が増え、自分の時間を有意義に使える。

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