Premium classで行く日本の端
1.「Premium class」
ついにこのときがやってきた。
日本全国47都道府県制覇まであと1県。本来なら2、3年前に行きたかったのだが社会情勢の影響により、この日まで我慢。
そして、沖縄行くときは「Premium class」に乗るという1つの目標でもあった。
「Premium class」の搭乗券を持っていると上級会員でなくてもラウンジを利用できる。
アルコール、ソフトドリンクも飲み放題。
優先搭乗なので一足先に。
普通席に比べて席幅が広い。
足元がご覧の通り広い。
普通席だと手荷物は前面座席下に入れることができるが、「Premium class」は場所がないので、手荷物は上段のケースにしまう必要がある。
わざわざ客室乗務員からのご挨拶もいただき、終始落ち着かず挙動不審だったw
「Premium class」といえば機内食。
朝・昼・夕で提供されるメニューが違う。
ナイフ、フォーク、スプーンと一式あるので、失礼のないよういただかなければ。(サンドもナイフとフォークを使って食べましたよ)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/flight_service_info/dom-service/premiumclass/meal/
この日、沖縄県梅雨入りの日でもあり午前中は土砂降りだったとか。
空港上空で雷雲があり着陸する飛行機が待機していたので、順番待ちになった。
天候も不安定でシートベルト着用ランプ点灯中にお手洗いはいけない。
お手洗いで航空法違反は笑えないので我慢して、降機後お手洗いに駆け込んだ。
普通席で都度お願いするのも気が引けるが、「Premium class」搭乗記念もかねて客室乗務員に搭乗証明書をお願いした。
手荷物も優先扱いで受け取ることができる。
タグにも「PRIORITY」と印字される。
2.沖縄県上陸
「めんそ~れ おきなわ」
ということで、沖縄県に上陸し日本全国47都道府県制覇!!
しかし、雨上がりのせいか蒸してて暑い。
早速レンタカーを借りて、ひめゆりの塔~沖縄県平和祈念資料館~がんじゅう駅・南城の順へ。
空港周辺はそれなりに混んでいたが、どんどん進むと道は空き、信号もなく、人も出歩いていないという。
そして修学旅行生が多かった。
まずは、ひめゆりの塔。
入口で花束を売っているので購入して献花へ。
当時のアメリカ軍との技術的な面も含めて、いかに日本軍が愚かであったのかよく分かる。
ドラえもんの世界ではないが、今の情報を当時に伝えることができれば多くの命が救えたことだろう。
生存されている人の言葉で
『戦争は 命あるあらゆるものを殺す むごいものです。』
本当にこの言葉は重く、今の世界情勢を見ても正にそのとおりだなと。
首相というか軍のトップというか・・・ただの自己満足のための道具でしかないとは思った。
平和祈念資料館も琉球王国~アメリカの統治下~日本への復帰と、沖縄県の一連の歴史も時系列で展示されており、教科書には載ってない濃い資料等もあり見応えはあった。
そしておススメされたがんじゅう駅・南城にある「三矢本舗」のサーターアンダギー
油が強すぎず食べやすくて美味しかった。
レンタカー返却後空港に戻り、さらにおススメされたA&W(沖縄県内のみ)のハンバーガーを実食。
またそこらのチェーン店とは味が違い、食べごたえもあり美味しかった。
2日間の宿はモノレール旭橋駅近くの「キャビン アンド ホテル リタイム」
大浴場もありサウナからの水風呂入って、浴室からでたら喉に違和感があり・・・これは風邪ひいたな。
3.日本最西端「与那国島」
翌朝、一番の飛行機で「与那国島」へ。
ちょうど、サーバーダウンして炎上した「JALスマイルキャンペーン」の期間で片道6600円!
https://www.jal.co.jp/jp/ja/2525-smile/dom/
株主優待を使っても現行片道約2万円。それが約7000円で行けるなら行くしかないと!
きてしまいました与那国島!
最初レンタサイクルで移動しようと思ったが距離がありすぎて断念し、当日飛び込みでレンタカーを借りた。
ガソリン満タン返しなのだが、紹介されたガソリンスタンドが同族経営のところ。
しかも恐ろしいことに1L〇○円という表記もなく、明細もなくただ金を払ったという。まぁ距離は走ってないので500円でお釣りがきた。
西へ走ること10分近く。ついにきましたよ日本の最西端!!
ただの自己満足であるものの、最西端にきたという達成感。
最北端である宗谷岬は既に行ったことがあるので、あとは特殊事情でないと行けない最東端の南鳥島と最南端の沖ノ鳥島。
最初海沿いに走って行こうと思ったが道端にやたら塊が転がっており、何だと思ったら通りが南牧場一帯となっており、塊が馬の糞であろうかと。結局、空港の通りまで戻った。
そして与那国島には、『Dr.コト―診療所』のロケ地でもある。
診療所のセットもそのままあり、300円で見学することができる。
空港に戻りレンタカーを返却。
本土で部活の大会があるのか中学生の団体が出発式をしていた。
約3時間滞在し与那国島を離陸。
本数が少なく往復しているので、客室乗務員は往路と同じ人でしたw
3-1.がんじゅうそば、首里城
本土へ戻り、国際通りから外れたところに「那覇市第一牧志公設市場」があり、その中にある「がんじゅう堂」をおススメされたのでそちらへ。
人気ナンバー1のがんじゅうそば(三枚肉・軟骨ソーキ・てびち)をいただきました。
肉は甘め、つゆも濃すぎず。肉の部位は好みが分かれるところかなと。
その後、首里城へ。
さすが城。敵陣が簡単に登れないよう階段や坂の勾配がきつい。
2019年10月31日の大規模火災により現在も復元工事中。
4.沖縄都市モノレール「ゆいレール」
沖縄県にも昭和初期~戦時中まで路面電車、馬車鉄道、軽便鉄道が走っていた。
私も調べるまで知らなかったが、沖縄戦4か月前に日本軍の不祥事で沖縄で史上最悪の事故を起こしたことを。
それが「沖縄県営鉄道輸送弾薬爆発事故」である。詳細はリンクにある琉球新報、YouTubeを参照。
1972年にアメリカから日本へ沖縄が返還され、「都市モノレールの整備の促進に関する法律」に基づき跨座式モノレールを導入することが決定し、2003年8月10日那覇空港~首里間にモノレールが開通した。
その後、2019年10月1日首里~てたご浦西間が延伸開業した。
当然ながらモノレールを運転するにも鉄道の運転免許である「動力車操縦者運転免許」が必要であり、JR九州・京急・西武で乗務員養成を行い、東京モノレール・千葉都市モノレール・西武から乗務員が応援で派遣された。
那覇空港駅は日本最西端、後述する赤嶺駅は日本最南端の駅である。
全国交通系ICカードも利用できるのと、24時間券or48時間券を発売している。
今年の8月10日、開業20周年の日に3両化運転が始まる。
現在、那覇空港近くにある車庫を3両化対応のため増設工事が進められている。
「そらとぶピカチュウプロジェクト」の一環でポケモンのラッピングが走っている。
ラムサール条約登録湿地である漫湖の近くまで。湖ではなく河口にできた干潟。
まず本州で見ることがほぼない不発弾処理の案内。
ニュースでは聞くけど、いざ見るとこれが現実なんだと。
5.那覇空港内
バヤリースのジュース自体、本州でみることが少ない。
県内はさんぴん茶とともによく見かけた。
あとコンビニで、ツナサンドが売っていた。20年ぐらい前に本州でも売っていたが今はタマゴサンドとのハーフでツナサンド単体は売っていない。
ツナサンドのにきゅうりとマカロニが入っており、私はとても好きだった。
ぜひ本州でも発売してほしい。
沖縄では〆のあとにステーキを食べるとか。
いただいたのは、一頭の牛から3%しか取れない稀少なヒレ肉「テンダーロインステーキ200g」。脂身が少なく食べやすかった。
最後に搭乗ゲート付近の売店であった「BLUE SEAL」の紅いもミックスをいただく。
後日教えて頂いたのですが「BLUE SEAL」、実は羽田空港第2ターミナル内にお店がありまして・・・関東、中部、関西にもお店がある。
6.復路の飛行機
復路も「Premium class」・・・といきたいところですが、金銭的なところもあり、じゃあJALの「Jクラス」にしようと思いつつも予約期間を超えてしまい値段が上がり、LCCのPeachと思うものの、結局オプションと手数料で値段は変わらず、ジェットスターは成田の門限に引っかかる可能性もあり、結果復路は普通席。でも隣はいなかったのと、「Premium class」のようにそわそわすることもなく快適に過ごせました。
手荷物を預けたわけですが、冒頭でお話しした通り上級会員から手荷物が出てくるわけで、ダイヤモンドの会員のが先に出てきて「(上級会員の)ダイヤモンドなめんなよwww」と豪語して去ったわけですが、その5分後に私の荷物が出てきたわけでwまぁなんだかなぁと微妙な気持ちになりました(笑)
結局風邪を引き、完治するまで3週間近くかかりました。
対馬丸記念館にも行ってみたかったのだが行く気力もなく・・・モノレールも3両化になるので、また足を運んでみたいと思います。
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