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「九優5割86」&「出雲支所」見学ツアー

1.「九優5割86」

JR九州の株主優待制度が2023年7月1日より変更となるにあたり、西九州新幹線乗りがてら使おうと思い、JALスマイルキャンペーンを使い長崎へ。
五島列島等を結ぶ、長崎空港に本社があるオリエンタルエアブリッジの機体の横をとおり、雨の長崎空港に着陸。

https://www.jal.co.jp/jp/ja/2525-smile/dom/


オリエンタルエアブリッジの機体
Welcom to NAGASAKI

そのまま長崎駅行きのバスに乗り、長崎駅へ。
駅前ロータリーから新幹線が見える。

今回使うJR九州の株主優待券なのですが、2023年6月30日までは片道乗車券・特急券ともに5割引で購入できる。
①長崎~北九州市内 乗車券
②長崎~武雄温泉 新幹線特急券(指定席)
③武雄温泉~博多 特急券(グリーン指定席)
④博多~小倉 特急券(指定席)
ただし、乗車券・特急券同時に発券することと、乗車券区間内の特急券は何枚でも5割引。かつ、窓口発券になるので並ばなければならない。
長崎駅の窓口に「指定券購入申込書」がなく、便宜用紙に記入し提出した。

これが2023年7月1日より株主優待券がそのまま一日乗車券として利用することができるようになるが、特急券の割引がない。
よくよく考えたら窓口業務の手間を無くすのに、この方式に変更したのかなと。特急券は券売機で購入すればいいので。

2023年6月30日まで有効の株主優待券

それで、株主優待券で購入した証として「九優5割86」が印字される。
結論としては、この印字がされた乗車券類が手元に残したかったというだけの話。
早速、西九州新幹線に乗車。

株主優待券で購入した乗車券

2.西九州新幹線

長崎~武雄温泉~博多までの整備新幹線のうち、長崎~武雄温泉間「かもめ」が先行開業した。武雄温泉では同一ホーム上対面で武雄温泉~博多間「リレーかもめ」に乗り換えることができる。

新幹線改札口
西九州新幹線 N700S系8000番台

冒頭で述べた通り、長崎~武雄温泉~博多間は1つの区間としているので、行先表示は「博多」となる。博多からのは「長崎」行きとなる。
車内は自由席と指定席のみで、車内のデザインも異なる。

車体の「かもめ」の文字は、JR九州の青柳会長が社長時代に書いた直筆。

新幹線は武雄温泉までしかいかないが、行き先は博多
自由席と指定席で車内デザインが異なる

3.福岡市営地下鉄 七隈線延伸

2016年11月8日、博多駅前で陥没事故が起きたのを覚えている人も多いのではないのだろうか。
福岡市営地下鉄七隈線 天神南~博多間延伸工事中に大規模な陥没事故が発生した。

詳細をここでは触れませんが、2023年3月27日に延伸開業。
延伸開業前は空港線で天神まで行き乗り換え。
七隈線は、福岡市科学館~福岡大学の近くを通り市内西部の「橋本」まで。

以前の始発駅なので、博多方の駅名はシール対応
博多方
新規開業なので、駅銘板も新しい
改札口
博多祇園山笠の準備中でした

4.おかえり 本州

小倉~門司~関門トンネルを通過し下関で一旦下車し、今度はR西日本の株主優待券を使うため窓口に行ったものの・・・15時まで窓口閉鎖。
その前の列車には乗らないと間に合わず、かつ券売機からオペレーターをつないでも間に合わなさそうなので、新下関まで行き、券売機からオペレーターにつないで遠隔購入。
JR西日本も2023年7月1日より、券売機での購入が可能になった。
ネット予約サービス「e5489」でも事前に特急券の申し込みも可能。

ハローキティ新幹線
ハローキティ新幹線とレールスター
ハローキティ新幹線とレールスター

新下関から広島へ行き途中下車。約1時間あるのでお好み焼きでも・・・と思ったが、窓口で20分近く並ぶことになりあえなく断念。
訪日観光客もいたが、券売機で済むようなこともわざわざ並んで窓口塞いだり、ジパング割引も前もって記入しないで窓口で記入して塞いだり・・・本当に勘弁。
窓口で何をしていたかというと「懐鉄入場券」が欲しかったので。
たかが300円のために20分近く並ぶのだからたまったものではない。

下関も発売駅なのだが、上記のとおり窓口から閉まって買えなかったのと、新山口駅も発売駅だったのを見落とし・・・ヤフオクでセットのがあったので落札したw
揚げもみじ饅頭・生もみじ饅頭・ノーマルもみじ饅頭と穴子駅弁を購入し岡山へ

にしき堂 もみじ饅頭

岡山から約3時間、特急やくも「グリーン」席に貸切乗車w
この列車の1本前がパノラマグリーン車の予定だったのだが、車種変更によりノーマルタイプだったので、広島に途中下車するために時間をずらした。
上記事由によりお好み焼き食べれず。
さすがにお腹が減り、買ったもみじ饅頭を食べた。

やくも「グリーン席」

そしてホテルに到着し今回初のまともな食事。
・朝 ローソンのフルーツサンド
・博多~小倉の車内 ファミチキとコッペパン
・やくも車内 生とノーマルのもみじ饅頭
久々にまともにご飯を食べる時間が取れなかった。

広島駅で買った穴子弁当(1500円)

5.「出雲支所」見学ツアー


今回、出雲へ行ったのは出雲観光協会主催、JR西日本後藤総合車両所出雲支所にて、2023年3月より運転開始した381系国鉄色(リバイバル)見学ツアー(運転台・客室見学、車両撮影会)に参加するため。
「やくも」の新車が導入することが決まっているので、見る機会は今のうちと思い申し込み。

ツアーは3000円と安いのだが条件が2つ
①往路or復路 岡山・倉敷~出雲市間の特急「やくも」乗車
②前日or当日 出雲市内に宿泊すること

いずれにせよ、新幹線or飛行機で岡山には出なければならなかったと。
宿泊は駅前の東横INN。幸いにもギリギリになって、じゃらんで旅行支援割が復活したのと、じゃらんポイントを併用し約4000円で泊まることができた。

送迎バス(中国JRバス)

JRグループの前身、日本国有鉄道「apanese ational ailways」マーク入り。
定員20人、10人ずつの班に分かれ、先に運転台と客室見学。
運転台は撮影禁止。感想として意外と狭い。
運転台が高いので視界はよさそうだが前方は死角となる。

そしてメインイベントであろうヘッドマーク撮影会
基本は出雲市方の先頭車

やくも(基本はこの状態で運転)
スーパーやくも 国鉄色での運転はない
大阪~奈良間の臨時特急「まほろば」 この車種での運転は無い
通勤ライナーもないですね
国鉄色くろしおも過去の話

JR西日本のご厚意により岡山方の先頭車も撮影するこができました。
出雲市方でヘッドマークが回っているときに、岡山方も回っているかは分からない。

岡山方

そして留置中のリバイバルしたスーパーやくも色

車庫ならではの光景

そしてここで珍客!
トワイライトエクスプレス瑞風が入庫。
車両基地ならではの光景!

1988年~1991年の間で運転していた「マリンやくも」
トワイライトエクスプレス瑞風
JNRマークと並ぶ日がくるとは

検車庫でこれだけ色んな車種が並ぶのはなかなか無いのでは?

そしてサプライズなのか、職員が狙ってたのか分かりませんが、クモヤ145が頭出しして・・・

まさかのやくも中間車をけん引w
そのまま洗い場の方へ消えていった

※以下はネタバレは含みます。


以下のとおり2つの国鉄「JNR」マークがある。
一見同じのように見えるが・・・見分けの方法は、右側の「R」の部分が丸くなっているかどうか。
本来なら上の画像のように貼り付けるところ、下の画像のように反転した状態で貼りつけて、今回と同じツアーで先行お披露目したところマニアから指摘されたとのことだった。

「さすがマニアの方はすごいですね~」
と職員は褒めてましたがw
私も「よく見てるなぁ~」とw

画像 上が正当、下が誤植

今回幸いにも傘の出番はなく、ただのお荷物となりました。
お昼前にツアーは終わり、出雲市駅に戻り前回同様、駅の中にあるそば屋で割子そばを食べ、米子空港へ。
ここで大事件。旅行支援クーポン(232円)を空港で使おうと思い調べていたら嫌な予感がして、空港の住所を見たら鳥取県\(^o^)/
引き返すわけにもいかずそのまま権利放棄。
駅のセブンで使い切れば良かったと思った。まぁその前に空港の住所確認しろというお話しですが。

ツアー申し込んだ段階でANAが片道7000円キャンペーンが発表されたので、即座に申し込みした。

JALが先に発表してたらJALにした。
JAL便が出雲空港、ANA便が米子空港。
でもJAL便のが遅いんだよな。ANA便は出雲市駅に戻って40分ぐらいしかなかったから忙しかったのと、時間の読みを誤ったら乗れなかったか米子駅からタクシー。

タイムリミットがある車両の運転台見学、気になってたヘッドマーク撮影会に参加できたのは来て良かったです。

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