見出し画像

『プロジェクトセカイ』のキャラの第一印象

この記事は永久に未完成です。「プロセカのミリしら」が主旨だったのですが、書き上げられないまま日が経ってしまい、全然ミリしらではなくなってしまったので、先を書くことができなくなってしまいました。しかし、ミリしら時代の自分のテキストは残しておきたいのでアップします。
内容としてはレオニードとモアモアジャンプだけになります。


『プロジェクトセカイ』が面白い。

初音ミクに代表される、ボーカロイドを題材としたスマホ音ゲーなのだが、ボカロの他にオリジナルキャラクターも登場する。むしろ彼らの織りなす物語がゲームの核となっていて、そこに力が入っているようだ。ボーカロイドたちも彼らを助ける役としてストーリーに登場するが、問題を抱えたりそれを解決したりして物語を推進させるのはあくまでもオリキャラの方である。

今回は、まだ彼らのことをよく知らない私が、彼らに対する印象や予想を好き勝手に書き連ねてみたい。よく知らないうちの感想は、あとになってからは絶対に書けない。だから貴重。

いわゆるミリしらというやつなのですが、初プレーから結構日付が経ってしまっていて、ストーリーもいくらか読んでしまっているので、ミリは知ってる状態だったりします…ご了承ください。

プロジェクトセカイのキャラはそれぞれユニットで分かれているので、ここからはユニットごとに紹介していく。

■Leo/need

画像1

レオニードと読む。ガールズバンドだ。

公式の説明文を引用してみる。

幼馴染みと疎遠になってしまった星乃一歌。
しかし、幼馴染みのひとりで療養をしていた、天馬咲希が学校に戻ってきたことをきっかけに、遠ざかっていた4人の距離に変化が表れ始める。

どうやら四人は幼馴染らしい。冒頭のストーリーを少し流し読みしてしまったのだが、概ねあらすじと同等の情報が得られた。

この天馬咲希(画像中央右、キーボードの子)が非常に明るく人懐こい性格をしており、彼女が推進力になって絆が紡がれていく……という筋立てのようだ。王道を感じる。具体的に何かの作品を思い出すわけではないけれど。

個別にキャラも見ていこう。

☆星乃一歌

画像2

クールに見えて、本当は友人想いの優しい少女。咲希、穂波、志歩とは幼馴染みだが、ある事情から穂波と志歩とは関係がぎくしゃくしている。ミクの歌を聴くことが好き。「Leo/need」ではギターとボーカル担当。

ギターボーカル。主人公的なポジションの子だ。初音ミクが好き、という特徴からしてこのゲームの顔としての役割を強く感じる。

すごいな、ミクは。……どんな風にでも、なれて」というセリフの通り、初音ミクはどんなふうにでもなれる存在だ。これを言及してるのが「初音ミクのゲーム」のなかでの初音ミクの肯定としてすごいな、と思った。

初音ミクはいわば楽器のようなツールであって、使いようによってどんな曲でも歌うことができる。また、ボーカロイドには特に設定は存在しないので、二次創作においては様々なキャラクター付がなされている。そして、それはこのゲームにおいてもそうだ。ユニットごとに違う姿・性格のミクが存在している。

そうした「なんにでもなれる存在」としての初音ミクを羨む彼女は、自分はなかなか変わることができない、という自縄自縛的な悩みを抱えているのだろう。それは幼馴染との思い出を捨てきれないことだったり、単純に不器用な自身のスタンスが嫌いなのかもしれない。良くも悪くもマジメな子なのだろう。

☆天馬咲希

画像3

いつも明るく、笑顔を絶やさないムードメーカー。生まれつき病弱だったせいで中学校はなかなか通えなかったが、ようやく元気になり、高校から復学する。久しぶりに再会できる幼馴染みたちとの楽しい高校生活を期待していたが……。「Leo/need」ではキーボードを担当。

キーボード担当。病弱キャラだ。Keyだから?(しょうもなオタク)

この子はさらっと読んだテキストの中でも記憶がやや濃い目なので長めに語ろう。

前述の通り、彼女は非常に明るく活発な性格をしている。そのアクティブさはちょっと度を越していて、「これまで出来なかったから」を理由にありとあらゆることをやろうとする。ただ高校に通うだけでなく、勉強も部活もバンド活動も遊びもやろうとしているようだ。それは普通の高校生でもなかなか難しいだろ。

ちょっと読んだ範囲でも枕詞に「やったことない」「これまで出来なかったから」が頻出していた印象がある。それを言われちゃ周りも止めづらかろう。本人は正直なタイプなようなので、打算ではなく素直にそれが理由だからそう言っているに過ぎないのだが。

どうやら彼女がろくに学校も通えていなかったうちに友人関係がゴタついてしまったようで、何も知らない彼女はその関係修復に走る、というのがこのユニットの物語の最初の筋立てのようだ。「変われない」と思っている星乃さんに変化を提示するという時点で、もう既に役が一翻ついている。

予想される展開としては、無理がたたって再び休んでしまうイベントはまああるだろうなと思う。病弱ネタの定番。しかし、この生い立ちで当人が病弱ネタを無意識に擦るのは個人的にちょっと違和感がある。書き手がキャラ付けをしようとしている意図を感じるからだ。この傾向は他のキャラでもちょっと多く見られる。直接的にキャラを表現しようとするテキストが何かと多いのだ。サービス開始すぐのテキストだからかもしれない。

天馬咲希の場合、「他人に気を使われたくない」という心理があると嬉しいなあと思うし、そのために言動に気を配るようになると面白いなあとも思う。逆に病弱を自分からネタにするような姿勢があっても面白いかもしれない。むしろソッチのほうが似合うな。いずれも私の好みの話にすぎないし、このゲームの対象年齢はおそらく低いので、期待はあまり持っていない。

☆望月穂波

画像4

文武両道の優等生で、包み込むような優しさを持つ。一歌、咲希、志歩とは幼馴染みだったが、中学時代のあることがきっかけで一歌たちとは距離を置くようになってしまう。「Leo/need」ではドラムを担当。

ドラムス。プロフを見ると身長が166cmある。女子高生キャラとしては高めな気がする。ユニット内でも最高身長だ。

文武両道、ということはスポーツもやってるのかな。プロフの特技に「水泳」とあるので水泳部なんだろうか。帰宅部だけど体育が得意、というだけかもしれない。

こうした「おっとりした優しい子」が幼馴染と距離を置いている、というのは相当こじれる何かがないと難しいのではないか、と思うのだけど、どうなんだろう。でも、不義に対して厳格ということは想像がつく。彼女が不義を働いたのか、他のメンバーに不義を働かれたのかはわからないけど。

一見するとユニットのバランサー……だからこそ、彼女が最大の問題を抱えているという展開はなかなか面白い気がする。でもそうはならない気がする。なぜならこのゲームのシナリオはそんなに凝ったことをやらない印象があるから。あと考えられることとしては空気の読みすぎだろうか(コウモリ的な)。

家がすごくしっかりしてて、親からの干渉でなにかあった……という線もあるのだけど(シャニマスの幻影が見えますね)、ニーゴのストーリーをある程度把握してしまった結果、その線は消えた気がしている。それはもう居るからだ。

☆日野森志歩

画像5

馴れ合いを嫌う一匹狼。自分の好きなことに没頭し、周囲の人間にどう思われようが気にしない。そんな彼女も、かつては幼馴染みたちと行動を共にしており、友人たちのことも大切に思っていたのだが……。「Leo/need」ではベース担当。

ベース担当。あれだ、職人肌でテクニックにプライドがあって、「向上心がないヤツとは組めない」って言う枠だろ。わかるぞ。

プロフィールの好きなものに「好きなガールズバンドのライブに行く」がある。音楽愛というか、バンドというものに対する愛着が一番あるのは彼女なのだろうな。リスペクトしているものが明確にあって、向上心も人一倍あるやつ。だからこそダラダラしたバンド活動や普通の友人関係には耐えられない。すれ違いの理由これか!?

それはさておき、こうしたクールで寡黙なタイプもキャラクターとしては非常に王道だなあと思う。クラスで浮いてるタイプで幼馴染とも疎遠気味、しかもそれがベース担当。ベースはいないとダメだけど、それだけじゃ成立しない楽器というのがキモですね。もう正直語ることが全然なくて困るくらいだ。

咲希にセッションをやろう!としつこく頼まれて、病み上がりで素人同然の咲希にあわせてベースを弾くことになるんだろ。向こうは楽しそうにしてるけど自分はクールかつストイックに振る舞って一時解散するんだろ。それで画像のセリフだろ!

そんな感じでお願いします。頼みましたよ。

■MORE MORE JUMP!

画像6

アイドルユニット。略称はモアジャンなのかモモジャンなのかよくわかっていない。ストーリーも全然読んでません。そもそもランクが上がっていない。☆3を全然引けていない唯一のユニット……

アイドルを夢見るものの、オーディションには不合格続きの花里みのり。
それでも、憧れのアイドル“桐谷遥”の存在を胸に、頑張り続けていた。
ところがその桐谷遥が突如、アイドルを辞め、芸能界を引退してしまう。

アイドルユニットなのにメンバーが既にアイドルを引退している。まあ再びアイドルとしてやっていく、ということなのだろうが、どういう活動をするのだろう。全く想像がつかない。多分、私がラブライブもガルパもろくに知らないのが悪い。シャニマスはわかるが、あの世界のアイドルとはまた色々違いそうな気がする。

☆花里みのり

画像7

純粋でひたむきな頑張り屋。アイドルグループ「ASRUN」の桐谷 遥を目にしてから、アイドルを目指すようになった。様々なオーディションを受けるが、落ち続けている。

かわいそう。

なにはともあれ主人公枠といった風情である。このゲーム、元気いっぱいで落ち着きのない純真な子が多い。多分3人くらいいる。そのなかでは一番パーソナリティーは普通……だと思う。単なるアイドル志望のアイドルファン。

しかし、その境遇は凄まじい。推しのアイドルユニットが引退したかと思えば、その推しと自分が同じ学校に通うことになる。心臓がいくらあっても足り無さそうだ。そのうえユニットを組むことになるのだからもうオーディション受からなくてもいいと思う。

事務所に所属するのか、勝手にアイドルユニットを名乗るようになるだけなのかは知らないが、唯一の素人が一番やる気があるというアンバランスなシチュエーションがもう面白い。彼女のひたむきさを見て他の3人は感化されるのだろうな。その点やっぱり王道だけれど、「既にアイドルとして成功している」というファクターがあるのは斬新に感じる。

☆桐谷遥

画像8

国民的人気アイドルグループ「ASRUN」に所属。カリスマ的な存在で、グループ内でも絶大な人気を誇っていた。だが、グループの解散を機に芸能界を引退し、みのりが通う宮益坂女子学園に復学する。

みのりさんが推している人。引退の理由はさっぱりわからないが、この後アイドルとして立てなおることがわかっているので、グループ内での争いやトップとしての重責に耐えられなかったとかそんなところだろうか。冷静で生真面目そうだがそういうイザコザやプレッシャーに弱そうな感じがする。

あと、この人は割と天然っぽいところがあるようだ。まあずっと芸能活動をしていたのだろうから仕方ないところがあるだろうが、ちらっと見た会話ではペンギン推しがすごい。逆に言うとそれしかわからない。バースデーライブも見れなかったし……

おそらく4人の中で実績も技術もトップであろうから、本来であれば彼女が牽引していくことになるのだろうけど、まず奮起させねば始まらんわけで、ユニットストーリーはその辺を重点的にやるのだろうな。そこからの方向性は全く謎ですが……このユニット、どう回していくかほんとわからないんだよな。情報が少なすぎる。

☆桃井愛莉

画像9

バラエティ番組などに出演し、かつて人気を博していた元アイドル。自信家で強引な面もあるが、アイドルの仕事に愛と情熱と強い誇りを持っていた。今では、ある事情から事務所をやめ、アイドルも引退してしまっている。

カッコイイ。いかにもぶりっ子で可愛らしい感じなのだが、それはプロ意識の高さに裏打ちされた振る舞いのやつ。それってとってもカッコイイんですよね。

趣味に「アイドル研究」があるのもそれらしい。見た目に反してストイックな人。この時点でもう絶対いいキャラだな~。媚びた振る舞いとプロ意識が接続しているのは絶対にカッコイイのだ。

あと、バラエティ上等な感じもカッコイイっすね。たぶん、他の二人に比べると才気が足りてなくて、それでもアイドルとしてあるために食らいついているんじゃないだろうか。だからバラエティにも出るし仕事はあんまり選んで無さそう。考えすぎ? でも元アイドルってことは辞めちゃったんだな……4人の中で一番ドラマが立ち上がってくる感じがある。

☆日野森雫

画像10

人気アイドルグループ「Cheerful Days」に所属している現役アイドル。ミステリアスな大人の魅力を感じさせる容姿で、ファンを虜にしている。しかし、グループの仲間からは妬まれることも。愛莉とは研究生時代の同期。

この枠ってアイマスの貴音さんからの伝統芸に感じてます。ミステリアスなお姉さんっぽい風情だけどちょっとセンスがおかしいやつ。

レオニードの日野森さんの姉だ。妹の方は泥臭いストイックさがあったが、姉の方は一見天然の天才感がある。妹が姉を苦手としているそうだが、まあ明らかに妹はしっかりしているし干渉を嫌うタイプなので、ホワホワした雰囲気の姉は鬱陶しくてたまらんだろう。どうせ妹のことは好きだろうし。

この人はアイドルをやめていない。ストーリーの中でやめることになるだろうか?そのあたりは全然わからないな。ユニットの中での立ち位置も正直予想がつかない。ただ桃井さんと旧知の仲とのことなので、少なからず因縁なり友情なりがそこにあるのだろう。桃井さんがアイドルをやめることがわかっているところから、現役と元の間でのお話もあったりするのかな。あきらかにこっちは才能だけでアイドルやれちゃってる感じだし、そこも対称的に感じる。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?