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映像技術の教科書 |03|シャッタースピード

はじめに


こんにちは。
虎徹のタキです。

映像技術の教科書、第3回目です。
今回は素材のあかるさを決める3つの要素の2つめ、
シャッタースピード
についてです。



シャッタースピードとは

シャッタースピードは、カメラのセンサーやフイルムがレンズを通った光に晒されている時間のことをいいます。
センサーは光を電気に変え、フイルムは光によって化学反応が起き、画像に変わります。

写真の一眼レフカメラなどにおいてはメカニカルシャッターが開いている時間です。
露出計算において【露光時間】ではなく【シャッタースピード】という言葉が用いられる理由はここにあります。

デジタルカメラやビデオカメラの多くは物理的なシャッター機構をもっていない為、電子的に露光する時間を設定し、1枚のフレームに充当させる光の蓄積時間を決定しています。

ムービー用フイルムカメラは記録媒体がフイルムというフィジカルなものなので、メカニカルシャッターが必要になります。後程詳しくご説明します。

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