僕が来年のノーベル医学賞候補に?

欧米のコロナ危機の原因が分かった!

知る人ぞ知る「東洋英和麻布十番倶楽部」(グローバル人材育成コース)の第6期の3回目は、このコースのOGで、ウイーンのIFC(国際金融公社)に赴任した清水文香さんがゲストスピーカー。テーマは「国際機関就職までの道のり」。

小学校以来国際協力に関心があったこと、キャリアの軸の意識的形成、CVの書き方から面接のノウハウまで、とても有益な講義だった。グローバルに活躍するための準備がどういうことかのイメージがつかめて、参加者も深く納得。

ところで、今回の講義で僕は世界的意義を持つ大発見をした。清水さんはWifi接続の関係でウイーン市内のカフェからZoom出演だったのだが、近くのテーブルでずっと話しているグループの声が聞こえる。彼らの話し声というのは結構大きく、日本基準なら大声だ。というか電車の行き交う鉄道沿線にいる感じ。

ウイーンのジェトロが2018年に行った調査で、ウイーン市民の余暇の過ごし方を調べたところ、「テレビを観ること」が一番だったが、「考え事をすること」が56%、「議論すること」が47%もあった。哲学の国。実際、オーストリア人は議論を延々と(日本基準では)大声で続ける。テレビにも議論だけを放映している番組がある。ヨーロッパではよくある光景。

その一見何でもない事実が今回の世界的大発見につながった。ウイーンっ子・オーストリア人に限らず、ドイツ人、フランス人、イギリス人、アメリカ人など多米人は、発声するときに息をたくさん使って音を押し出す。対して日本人やアジア人は息を使わず比較的小声で話す。コロナに感染した場合に、欧米人の方がより多くの飛沫をより遠くまで飛ばすから、感染が広がりやすいのだ。

つまり、欧米と日本などアジア諸国でコロナ感染率が大きく違う原因は、「しゃべり方」とそれを支える「コミュニケーション文化」にあるわけだ。「察し」と「沈黙は金」の日本とは逆の文化が原因。
僕の鋭い観察と論理的推論、医療関係者や厚労省官僚の思考の盲点を突いた結論に誰か反論できる?できないよね。だったら来年のノーベル医学賞に僕を推薦して。


(このノートはフェースブックからの転載です)

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