第一印象の凄まじさ
みなさん、こんにちは。
不動産会社に勤める岩滝です。
本日のテーマ 「第一印象の凄まじさ」
なんと、
「最初の6秒間の出来事(印象)が、2年間続く」
らしいです。凄まじいですね。
2年を「秒」にすると、「63,072,000秒」になります。
そのたった6秒の第一印象がその後2年間のイメージを決めてしまうというのです。
飲食業界で働いていた時の話
私は、ホテルのレストランや、イタリア料理、カジュアルな感じでしたがフランス料理のお店でサービスマン(ホールスタッフ)として働いていました。
そこで、先輩に教わったことがあります。
「コース料理は、最初の前菜と、最後のデザートに命をかけろ」
コース料理を食べて、ほとんどの場合記憶に残るのは、
最初と最後の料理だけ。
印象に残りやすいので、そこには命をかけて仕事をしろと。
コース料理の流れはとてもカンタンに言うと、
前菜→スープ→魚料理→肉料理→デザート→コーヒー
という感じです。
つまり、前菜とデザートだけが印象に残るということ!
数日間ぐらいであれば、全品覚えているかと思います。
しかし、
時が経つと、2品目、3品目の料理はほぼ覚えていないと言われています。
お酒が入るからか、
最後のデザートもあやふやになりますが(;・∀・)
現代社会では、スマホで料理を撮影するため、
更に記憶としては残りづらいでしょう。
実際に、
私がレストランに食事に行った時のことを思い返しても、
最初の前菜だけは何年たっても思い出す
ことができます。
きれいさっぱり、2品目以降は覚えていません( ゚Д゚)
今回は人ではなく、食事で例えましたが、
自分ではそんなに強い印象だったと思わなくても、
一番最初に見たものは、強く記憶に残るのです。
そしてこのことは
今の不動産の仕事でも大いに活用できています
「飲食業界のことをどうやって不動産業界で活用!?」
と思うかもしれませんが、
それは「物件案内」です。
賃貸でも売買でも、
1組に対して、2、3件ほど案内する場合が多いです。
この時、
1件目に見せる物件は「前菜」
そして、
一番最後に見る物件は「デザート」ということになります。
このように順番を意識して案内をすると、
前菜として見せる1件目の物件に決めることが多いです。
決めない場合でも、だいたい最後まで候補に残っています。
なぜなら、
部屋探しをする際の
「最初の6秒」
を1件目で過ごすことになるからです。
もちろん見る物件ごとに第一印象を感じると思いますが、
部屋探しの1発目に見た物件には到底かないません!
スープや魚料理、肉料理も本当においしいのですが、
なぜか人間の脳はそういう作りになっているようです。
家に帰って、どの部屋にしようか検討するときも、
一番最初に見た物件の風景はなかなか鮮明に覚えているでしょう。
普段、特に順番を考えずにお部屋の案内をしていた方は、
見せる順番を考えてみてください。
決めたい物件があれば、1件目に!
次に決めたい物件があれば、最後に!
※「決めたい物件」とは自分や会社の利益のためではなく、
そのお客様にマッチしているからこそ決めてもらい物件と
いう意味合いです。物件の優劣ではありません。
まとめ
「最初の6秒間の出来事が、2年間続く。」
人に対してはもちろんそうですが、
「商品」、「食事」、「物件」
人以外にも第一印象とはとても重要なものになります。
「最初の6秒だけは気を抜けません!!」
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