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2021年3月29日 -ビブスがなくなるのが止まった日-

おはようございます。中嶋です。昨日は、久しぶりにサッカーのTRMでした。主体的な子どもたちの姿勢、自分たちで試行錯誤していく時間、上手くいくこと、いかないことを解決してこうとしている空間。

ゲームはあなた達のもの

誰のものでもなく、プレーする自分たちのもの

大人の感情よりも、自分たちの感情や体感すべきものを大事にしてほしいと思っています。

昨日は、そんな時間になったことをとてもうれしく思いますし、そんな空間にしていただいた対戦チームの皆さんに感謝です。


さてさて、タイトルの話しを少し!!


ここ数年、ビブスは最後に選手達が枚数を数え、確認し、僕に渡してくれるようになっています。

洗うのは、持ってくるのは、自分なのですが、その管理だけ選手に任せています。

ビブスだけでなく、備品の準備、施設のトレーニング準備、選手達が出来ることは全て任せています。

任せるということは、自分たちでやると言うことで、任せたからには時間が掛かったとしても僕は待つようにしています。待つことでそれはあなた達の役割と認識させるためです。ここに大人が干渉していてはいつまでたっても大人の指示を待つようになります。

だから、最初は時間との戦いです。

今の時間を取るのか? 主体的に責任を持って役割を果たすことを大事にするのか?  待つのか? 待たないのか?

でも、最初は時間が掛かるんだけど、慣れてくると子どもたちは自分たちが素早く動くことで時間を有意義に使うことが出来ることを学びます。

現に5.6才の子達も、会場に来た子達からゲームを早くしたいために自分たちでゴールを設定し、ボールを運び、そして、ギリギリまでゲームをする為に後片付けを段取り良くすることも学びます。

大人が段取り良く準備するよりも、子どもたちが主体的に動き出したほうが、そういう習慣を無意識に持つことのほうが結果的に良い方向に進みます。

ビブスは、いつも僕が回収していた頃.... 気付いたら何枚か足りなくなってました。持って帰ったのか? どこかに置いてきたのか? 10枚いつも揃わないのです...子どもたちも、それは監督がやることだからとそんなに気にしないのでしょう....

でも、子どもたちに任せだしてから一枚もなくなることはありません。

時間が掛かるかもしれないけど、子どもたちの主体に任せること、役割を任せること、出来るまで待つこと、責任と評価をきちんと与えること。


時間は少し掛かる。


試行錯誤したり、少し気づくのが遅かったり、失敗したり、上手く行かなかったり、そんなことを時間を掛けていくこと。

そうすることで、ビブスも無くならないし試合も自分たちで取り組める。

大人は少し待つこと、見守ること。

主体のバトンを子供たちに持たせて楽しめたらいいね!!! 

では、今日もそんな時間にしていきたいと思います。

ではでは!!! 


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